火曜日, 4月 29, 2025
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S&P、豪州「AAA」格付けにリスク-大規模支出の選挙公約続々 – Bloomberg


S&Pグローバル・レーティングはオーストラリアについて、選挙公約で構造的な赤字や債務、利払い費が拡大した場合、「AAA」のソブリン格付けがリスクにさらされる恐れがあると警告した。次期政権が直面する財政面の圧力を浮き彫りにした。

  アナリストのアンソニー・ウォーカー、マーティン・フー両氏は28日のリポートで、「公共支出が戦後最高水準に達し、世界的な貿易摩擦が激化し、成長も減速している状況にあって、財政収支は既に緩やかな赤字に後退しつつある」とし、「新政権が選挙公約と増加する支出をどう賄うかが、格付けを維持する上で非常に重要だ」と分析した。

  5月3日の総選挙を控え選挙戦が接戦の様相を呈する中、主要政党は大規模な支出を公約に掲げている。初めて住宅を購入する人向けの住宅建設に多額の資金を拠出する計画や減税、医療分野の支出増加などだ。財政収支は2年連続で黒字となった後、今会計年度(2024年7月-25年6月)に赤字に戻ると見込まれる。

  「これらの措置によって一般政府部門の財政赤字は国内総生産(GDP)比2-2.5%に拡大する可能性がある。これは、(コロナ禍を除き)世界的な金融危機直後以降、ほとんど確認されていない水準だ」とS&Pは指摘。「主要な選挙公約が追加の歳入や支出削減で資金手当てできなければ、赤字はさらに膨らみかねない」と指摘した。

原題:S&P Warns Australia’s AAA Rating at Risk From Election Promises(抜粋)

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