ベルギーのインディーゲーム開発スタジオRoguesideは、バーテンダーミステリーアドベンチャー『Best Served Cold』をPC(Steam)向けに2025年5月5日リリースすると発表しました。あわせて、日本語ボイストレイラーも公開されています。
禁酒法を施行した歴史のifのヨーロッパが舞台
本作の舞台は禁酒法が施行された、史実とは異なる歴史を歩んだヨーロッパ。人々が戦争やストライキ、配給制といった不安を抱えて生活している中で、プレイヤーは架空の都市・ブコヴィエにある潜りの酒場「ナイトキャップ」のバーテンダーになります。
刑事のお目こぼしに預かるかわりに、客として訪れる容疑者や事件の目撃者たちにお酒を提供しながら情報を引き出していきましょう。
1920年代頃のルーマニア・ブカレストをモチーフとした世界観で紡がれる物語では、文化的・政治的・経済的な移り変わりや不安定な時代、上品な大人の世界観などの雰囲気を楽しめます。
複雑な世情の中で、大金を注ぎ込んでくれる紳士からならず者まで、個性豊かで社会的階級が異なる22人のお客さんが登場し、物語が立体的に描かれます。



一流のバーテンダーとして会話とカクテルを
ゲーム内でプレイヤーは、お客さんの声に注意深く耳を傾けながら、心地よい言葉を投げかけたり、誘惑したり、ときには脅したりしながら、情報を引き出していかなければなりません。一度の会話で仲良くなることもあれば、何度も話しかけて心を開く人もいるようです。
もちろんバーテンダーとしてカクテルの提供も大切です。ある時は甘い酒がムードを作るかもしれないし、染み入るような一杯が陰鬱な客の口を滑らかにすることもあるかも。また、アルコール度数の高い酒で前後不覚にする場面もありそうです。
果たして誰が信頼できるのか、誰があなたの役に立つのか、そして誰が裏切るのかを見極めながら、さまざまな事件の真実を導いていきましょう。



日本語テキストにも対応している『Best Served Cold』は、PC(Steam)向けに2025年5月5日リリース予定です。