火曜日, 5月 13, 2025
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米CPI上昇加速へ、関税の影響初めて明らかに-4月の統計で – Bloomberg



米消費者物価指数(CPI)は、3月は予想より低調だったが、4月は再び上昇が加速したとみられる。特に中国製品の関税引き上げが物価に響き始めている。

  ブルームバーグ集計のエコノミスト予想中央値によると、米労働統計局が13日に発表するCPIは前月比0.3%上昇の見通し。前月は低下だった。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数も0.3%上昇が見込まれている。

関連記事:米コアCPI、予想外に伸び鈍化-総合指数は5年ぶりの低下 (3)

  今回の統計では、4月に導入された対中関税や他の関税の影響が初めて明らかになるとの見方が多い。ただ、米国の店頭に先月並んだ多くの輸入品は、新たな関税の適用前に米国に到着していたものだ。このため関税の影響は限定的にとどまる可能性もある。

  ブルームバーグ・エコノミクス(BE)のアンナ・ウォン氏らは12日のリポートで「玩具や靴、衣料品など中国製品への依存度が高いCPI項目は、緩やかなインフレを示す可能性がある」と指摘。「小売業者は値上げを試みるだろうが、需要急減を伴わずに価格転嫁することの難しさに気づいている。こうした状況が続けば、関税がインフレに与える最終的な影響は一般的な想定より小さいだろう」との見方を示した。



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