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コナミデジタルエンタテインメントは5月5日、東京都墨田区にあるすみだトリフォニーホール 大ホールにて、「幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争」(以下、幻想水滸伝 I&II HDリマスター)が今年2025年の3月6日に発売されたことを記念したオーケストラコンサート「Symphonic Poem from 幻想水滸伝 Remaster」を開催した。
今回のオーケストラコンサートは、大きく分けて3部構成で行なわれ、第一部では「幻想水滸伝 I」の楽曲を中心に演奏。第二部では、今後リリースが予定されているスマートフォン向けゲーム「幻想水滸伝 STAR LEAP」の楽曲が、いち早く生で演奏された。さらに、第三部では、「幻想水滸伝 II」の楽曲を中心に披露された。
コンサート自体は、当日15時より開演。それぞれのプログラムが終わったあと20分間の休憩を挟むというスタイルで行なわれ、最終的に20時にすべてのプログラムが終了となった。5時間という長丁場ではあったが、コンサートに訪れた人々から、それぞれの楽曲が演奏し終わるとともに大きな拍手が送られていたのが印象的であった。こちらでは、当日行われたオーケストラコンサートの模様を、写真と共にレポートしていく。
ゲーム内の物語オーケストラの演奏で再現!
今回演奏を披露したグランドフィルハーモニック東京は、若手音楽家の雇用創出と文化芸術活動機会の提供を目的に、2018年に旗揚げされた楽団だ。杉山清貴さんや小林幸子さん、湘南の風といった一流のアーティストたちと共演してきたほか、大きな話題を読んだTBSのドラマ「VIVANT」の録音なども担当している。指揮者は、数々の楽団を指揮してきた、松村秀明氏である。
コンサートは定刻きっかりにスタート。最初は静かなピアノのサウンドが流れるところから始まり、徐々におなじみのタイトルBGMである「幻想の世界へ」の楽曲が流れ出す。それに合わせて、今回のオーケストラコンサート用に描かれたキービジュアルが表示され、徐々に気分も盛り上がっていく。
てっきりプログラム通りだと思っていたのだが、続いて「幻想水滸伝 II」のテーマ曲が流れ出す。このオープニングは「幻想水滸伝 I」と「幻想水滸伝 II」の楽曲を短めに演奏して、言わば顔見せのように披露したものだったことがわかった。
オーケストラのコンサートは、ロックのライブのように圧倒的な音の迫力が迫り来るというのとは少し異なり、高級なオーディオのサウンドを間近で聴いているかのような心地良さがある。それが目の前で、生で演奏されていたものでもあったため、より感動が広がっていくのだ。
第一部で演奏された「連作交響詩『門の紋章戦争』」は、「幻想水滸伝 I」の楽曲を中心にプログラムが構成されたものだ。こちらは1曲目の「プロローグ」から始まり、「オデッサ」、「グレミオ」、「テオ・マクドール」、「テッドとぼっちゃん」という、キャラクターごとに選ばれたテーマで演奏。さらに、それぞれの曲はゲーム中に流れる複数の楽曲がつなぎ合わされたようなアレンジになっており、流れるように演奏を聴くことができるようになっていた。
なかでも感心させられたのが、先ほども少し触れた演奏中の上部のスクリーンに映像が表示されることであった。こちらはランダムに映像が流れるというのではなく、ゲーム中のシーンやキャラクターたちのセリフが、「幻想水滸伝 I&II HDリマスター」の映像に合わせて流されていたのである。そのため、ひとつひとつの楽曲自体は詳しく覚えていなくとも、そういえばこんなシーンでこんな楽曲が流れていたなということを思い起こさせてくれるのだ。
もうひとつ、今回のプログラムのユニークだったところは、キャラクターごとに分かれていることで時間軸が前後する部分はあるものの、ある程度ゲーム内のストーリーとして体験してきた場面に流れる音楽が順番に演奏されていたことだ。よくアルバムまるごと再現するライブツアーというものが企画されることがあるが、そのノリに近いものが感じられた。
ゲーム内で描かれるストーリーには起承転結のように山や谷が用意されているが、それと同じように、コンサートのプログラムが進んでいくに連れて、演奏される内容も物語の核心に迫るような盛り上がりをみせていた。最終的に第一部の最後の楽曲である「終曲:テッドとぼっちゃん」を聞き終えたあとは、まるまる1本のゲームをプレイし終えたかのような、不思議な達成感が味わえたほどだ。
作曲者の東野美紀氏を始め豪華アーティストが続々と演奏を披露
20分の休憩を挟み第二部がスタート。こちらのメインで演奏されたのが「幻想水滸伝 STAR LEAP」の楽曲である。まだリリース前のゲームのBGMということもあり今回初めて聴いたのだが、ざっくりとした印象としては「幻想水滸伝 I&II HDリマスター」の楽曲と比較してもそれほど大きく異なっているわけではなく、同じようなテイストを感じた。
楽曲としては、第1楽章の「カンパニュラ オーケストラアレンジ ver.」から始まり、第2楽章の「本拠地の里」、第3楽章の「三華繚乱!乱凜天」、第4楽章の「街の音楽~昼夜の移ろい~」、第5楽章の「未だ見ぬ冒険への指標~フィールド音楽&バトル音楽メドレー~」へと続いていく。
この第二部で印象的だったのが、ソロアーティストが入れ替わりで参加していたことだ。第2楽章の「本拠地の里」では、尺八の佐藤公基氏と琴の本間貴士氏が参加。演奏される楽曲自体も、それに合わせてどこか和のテイストを感じさせるようなものとなっていた。
また、佐藤氏と本間氏のふたりと入れ替わるように、ソロ・ヴィブラフォンとして窪田想士氏が参加し、若干コミカルで明るい雰囲気の楽曲を披露された。この華やかな雰囲気の曲に合わせて、ゲーム内の映像も流されていくため、じょじょにそちらへの期待も高まっていった。
この第二部のクライマックスでは、最後に演奏された「幻想水滸伝 II」の楽曲である「月夜のテーマ ~Symphonic Poem from 幻想水滸伝 Special Arrange~」で、東野美紀氏がピアノソロで参加した。ご存じの方も多いように、東野氏は「幻想水滸伝 I」と「幻想水滸伝 II」の楽曲を作曲しているだけでなく、「グラディウス」や「沙羅曼蛇」、「ときめきメモリアル」などコナミを代表するゲームの音楽を手掛けてきたことでも知られる。
今回は、なんと東野氏がオーケストラに合わせて生でピアノの演奏を披露。楽曲もピアノをメインにしたしっとりとしたものであったため、なんとも幻想的な気分を味わうことができた。
アンコールではロックアレンジした楽曲も披露
第二部終了後、ふたたび20分間の休憩をはさんで、最後の第三部の演奏が開始された。こちらは「連作交響詩『デュナン統一戦争』」と名付けられたプログラムで、「幻想水滸伝 II」の楽曲がメインで演奏されている。第1曲目の「プロローグ」から、「過ぎた日々」、「ジョウイ」、「天魁星」、「黒き刃の紋章」、「輝く盾の紋章」、そして終曲の「始まりの紋章」の7曲で構成。これまた第一部のときと同じように、それぞれの楽曲は複数の楽曲をつなぎ合わせたメドレーになっていたこともあり、どんどん作品の世界にのめり込んでいけるような構成になっていた。
ちなみに、第一部は約60分、第二部は約45分という演奏時間になっていたが、この第三部は楽曲数も多かったことから、これまでで最長の約80分で演奏が行なわれている。それぞれの曲もシリアスなものもあれば、街中で流れるコミカルな曲調のものもあるなど、バラエティも豊かであった。
この第三部で演奏された楽曲は、生のオーケストラで聴くことでより盛り上がるような楽曲も多かった印象だ。たとえば第3曲「ジョウイ」の中で演奏された「王者の行進」はマーチのような曲調なのだが、どこか「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」の中で流れる「インペリアル・マーチ」を彷彿とさせる迫力があった。
ゲームではひと通り冒険が終了すると、映画と同じようにスタッフロールが流れる。今回のオーケストラコンサートでもそちらに合わせるかのように、エンディング曲に合わせて会場内のスクリーンにスタッフロールが流されていた。
これにてすべての楽曲の演奏が終了と思いきや、アンコールでふたたび演奏が再開される。ここでもっとも驚かされたのが、そのアレンジの大胆さだ。これまでの演奏で聞こえてきたのが、アコースティックな音色のギターだったのだが、ここでは思いっきりロックアレンジが施されており、楽曲全体の迫力も別の方向に大きく進化したかのようであった。
最後はメインテーマをアレンジした楽曲を披露。ピアノの静かなサウンドから始まり、徐々に壮大なオーケストラサウンドへを変化。感動がボルテージに達したところでこの日すべてのプログラムが終了となった。なかなかの長丁場ではあったが、通常のコンサートでは味わえないような感動も多く「幻想水滸伝」のファンならば、誰しもが感動したハズだ。次回、こうした機会があるときはぜひ参加してみてほしいイベントである。
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