新版 iphone 【MFi認証】ライトニングケーブル 2M 3本セット 充電器 ケーブル 最大2.4A急速充電 lightning 断線防止 超高耐久 iPhone14/14 Pro/14 ProMax/13/13 Pro/12/12 ProMax/11/X/8/iPad/AirPods/MacBookなど各種対応
¥799 (2025年4月26日 13:09 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)【2025革新型・高速USB3.0対応】 CD DVDドライブ 外付け 静音 DVDプレーヤー 外付けDVDドライブ USB3.0&Type-C両接続 読取/書込可 CDプレーヤー バスパワー駆動 外付けCDドライブ 軽量 薄型 光学ドライブ 外付け CDドライブ Mac PC パソコン Windows11対応 Windows10/8/7XP 外付け CD DVD ドライブ (ホワイト)
¥1,999 (2025年4月26日 13:05 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)エレコム クリーナー 超強力クロス グレー AVD-TVCC01
¥999 (2025年4月26日 13:09 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)

倒産寸前であったヒロシマの家具メーカー・マルニ木工は、世界的なプロダクトデザイナーである深澤直人と出会い、「HIROSHIMA」という椅子を誕生させた。2009年からの本格的な販売以降、その売上は徐々に上昇していく。そして2013年、「HIROSHIMA」は世界の“Apple”と繋がりはじめる。※本稿は、小松成美『奇跡の椅子 AppleがHIROSHIMAに出会った日』(文藝春秋)の一部を抜粋・編集したものです。
Apple Japanからの注文
数百脚が東京オフィスへ
「ミーティングスペースやカフェテリアには、HIROSHIMAが数百脚、置かれています。ジャパンオフィスで働くインターナショナルな社員の方々は、その誰もがHIROSHIMAに座っているんです。私がオフィスを訪問したのは納品から5年以上の時を経ていましたが、新品のように綺麗に使っていただいていました。
HIROSHIMAの素材は、ビーチで白木ですから、使用していれば当然、多少は傷がついたり汚れたりするはずですが、Apple JapanのHIROSHIMAは、変わらず美しいままでした。日々、大切に使われ、手厚くメンテナンスされている。感動と感謝しかありませんでした」
マルニ木工とAppleとの関係は、このジャパンオフィスから始まった。
山中洋(編集部注:マルニ木工7代目社長)は、広島市佐伯区湯来町の工場からAppleのオフィスに向けて出荷されるHIROSHIMAを見ながら、この椅子への愛情を改めて感じていた。
「Appleの創業者スティーブ・ジョブズが、56歳の若さで逝去したのが2011年10月です。Appleファンのひとりとして、その衝撃は言葉を失うほどでした。それから2年後の2013年、Apple JapanからHIROSHIMAの注文が入って、飛び上がるほど嬉しかった」
「数百脚ですか?」
「はい。数百脚です」
「ご購入者は、Apple Japan様ですか?」
「はい、Apple Japan様です」
以前から付き合いがあるインターオフィスの担当者の言葉に、洋は耳をそば立てた。
「Apple Japanが、新事務所にHIROSHIMAを数百脚購入したいとおっしゃっています。可能ですか?」
「もちろんです!」
「我が社にとってもこれほど大きな国内メーカーとの取引は初めてです。成立までよろしくお願いいたします。それでは詳細をお伝えいたします」
洋がその電話を受けたのは、2013年のことだった。
「思わず、『Appleの東京オフィスに、HIROSHIMAが数百脚も置かれるんじゃ!』と、事務所で声を上げました」
Appleの新社屋に
どうしても「HIROSHIMA」を置きたい
「コウダ、グッドニュースがある。AppleがHIROSHIMAに興味を持っているようだ」
サンフランシスコにあるアーキテクチュラ(編集部注:アメリカの有名ディーラー)の巨大な店舗に出向いていた神田宗俊(編集部注:海外へ向けた販売の担当者)が担当者からそう聞かされたのは、2014年に入ったばかりの頃だった。神田は、その言葉に静かに頷きながら、実は心臓をドキリとさせていた。