

こちらは「株式会社ハピスキ」の提供記事です。
クレジットカードを選ぶ際、ポイント還元率を重視する方も多いでしょう。「三井住友カード プラチナプリファード」は、通常還元率が1%と高く、特定の決済でさらに高還元率を狙える魅力的なカードです。
しかし、年会費が33,000円(税込)かかることから、「本当にお得なのか」「元が取れるのか」と疑問に思う方もいるかもしれません。
よく比較される「三井住友カード ゴールド(NL)」は、条件をクリアすると年会費が無料&継続特典としてポイントが還元されるなど、コスパの面で優れています。どちらが自分に合っているのか、判断が難しいところです。
そこで、本記事では、三井住友カード プラチナプリファードの損益分岐点を解説し、2枚のカードの還元率や特典を比較します。どのカードが自分にとってお得なのか、見極める参考にしてください。
三井住友 プラチナプリファードとゴールドNLの基本情報
三井住友カード プラチナプリファードと三井住友カード ゴールド(NL)は、いずれも特定の決済方法や条件クリアで還元率がアップする魅力的なカードです。
まずは、両カードの基本スペックやサービス内容を比較し、どのような人に適しているのかを解説していきます。
年会費 |
本会員:33,000円(税込) |
本会員:5,500円(税込)(※8) |
ポイント還元率 |
1% |
0.5%~ |
追加カード |
ETCカード、家族カード |
ETCカード、家族カード、バーチャルカード |
国際ブランド |
Visa |
Visa、Mastercard |
申し込み対象 |
原則として、満20歳以上で、 |
満18歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 |
付帯保険 |
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|
空港ラウンジ |
無料(※11) |
無料(※11) |
移行可能なマイル |
JAL |
ANA |
※1:対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※2:最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※3:iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※4:商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※5:一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※6:ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※7:Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
※8:年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
※9:事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提です。(引受保険会社/三井住友海上火災保険株式会社)
※10:会員1名につき対象期間中の補償金支払いの限度額です。1事故につき3,000円の自己負担あり。商品の購入からはじまり、購入日の翌日(配送などによる場合には商品の到着日)から起算して200日間が補償対象期間となります。
※11:国内主要空港およびハワイの空港ラウンジ
※12:毎年、年間100万円のご利用が必要となります。
※特典を受けるには一定の条件がございますので、三井住友カードのHPをご確認ください。
※13:新規入会&スマホのタッチ決済1回利用&ID連携でVポイントPayギフト最大14,000円分プレゼント
14:新規入会&利用特典で最大40,000円相当のVポイント
※記載のスペック情報は2025年1月16日時点の情報です。
三井住友カード プラチナプリファードの詳細はこちら三井住友カード ゴールド(NL)の詳細はこちら
三井住友 プラチナプリファードの特徴とターゲット層

三井住友カード プラチナプリファードは、通常還元率1%の高還元カードとして人気があります。
ポイント特化型のプラチナカードといわれるだけあり、さまざまな決済シーンで効率良くポイントを貯められるのが大きな魅力。
さらに、海外での利用では、100円(税込)ごとにプラス2ポイントが付与される特典もあり、海外旅行や出張が多い人にもおすすめです。
新規入会&条件達成で、最大54,000円相当のポイントが獲得可能(※詳細はスペック表の注釈13,14を参照)。加えて、年間100万円の利用ごとに10,000ポイント(最大40,000ポイント)がもらえるため、年間400万円利用すれば40,000ポイントを獲得できます。
また、プリファードストア(特約店)での決済では、通常還元率に加えて+1~9%のポイント還元を受けられます。対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済をすると最大7%(※上記スペック表の注釈1,2,3,4,5,6を参照)還元があるのもお得なポイントです。
ちなみに、SBI証券での投資信託のクレカ積立を利用すると、積立額の最大3.0%が付与されます(※)。毎月5万円を積み立てると、1年間で18,000ポイント(18,000円相当)が付与されるので、年会費の約半分をポイントでカバーできます(※)。
※2025年3月1日(木)積立設定締切分(11月買付分)から、クレカ積立のサービス内容が改定となっています。詳細の内容は下記リンクより、ご確認ください。ポイント付与率について※毎月の積立金額の上限は10万円です。三井住友カードつみたて投資のご利用金額はプラチナプリファードの新規入会&利用特典、継続特典の付与条件であるご利用金額の集計対象とはなりません。※Vポイントを貯めるには一定の取引条件があります。「詳しく見る」から三井住友カードつみたて投資の詳細をご確認ください。※条件は予告なく変更または中止となる場合がございます。
このほか、Visaが提供する「Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)」を24時間利用できるため、レストランや旅行の予約に関する相談もスムーズに行えます。
<こんな人におすすめ>
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三井住友カード ゴールド(NL)の特徴とターゲット層

三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円利用すると翌年以降の年会費(5,500円(税込))が、永年無料(※上記スペック表の注釈8を参照)。さらに、継続特典として、年間100万円の利用で10,000ポイントが進呈されます(※上記スペック表の注釈12を参照)。
毎月9万円ほどの利用でゴールドカードのコストを抑えられる点が大きなメリット。
三井住友カード プラチナプリファードと同じく、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済をすると最大7%(※上記スペック表の注釈1,2,3,4,5,6,7を参照)還元されます。
国内主要空港およびハワイの空港ラウンジを無料で利用可能。旅行傷害保険もプラチナにはおよびませんが、最高2,000万円まで付帯されています(利用付帯)。
<こんな人におすすめ>
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三井住友 プラチナプリファードの損益分岐点とは?
三井住友カード プラチナプリファードの損益分岐点は、利用方法によっても異なります。年間利用額に応じたボーナスポイントや、決済方法と利用先によって還元率が異なるので、一概にはいえませんが、利用パターンごとに以下のようにまとめられます。
利用パターン |
損益分岐点 |
詳細 |
通常利用 |
200万円 |
年会費33,000円(税込)を回収するには、 |
対象のコンビニ・飲食店で |
47万円 |
最大7%還元となり、約47.2万円の利用で |
プリファードストア |
22万円 |
最大+14%還元で |
SBI証券の積立 |
120万円 |
毎月10万円(年間120万円)を積み立てると36,000ポイント付与。 |
還元率3.0%の場合 |
110万円 |
海外ショッピングなどで3.0%還元の場合、 |
※1:対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※2:最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※3:iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※4:商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※5:一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※6:ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※7:※2025年3月1日(木)積立設定締切分(11月買付分)から、クレカ積立のサービス内容が改定となっています。詳細の内容は下記リンクより、ご確認ください。ポイント付与率について※毎月の積立金額の上限は10万円です。三井住友カードつみたて投資のご利用金額はプラチナプリファードの新規入会&利用特典、継続特典の付与条件であるご利用金額の集計対象とはなりません。※Vポイントを貯めるには一定の取引条件があります。「詳しく見る」から三井住友カードつみたて投資の詳細をご確認ください。※条件は予告なく変更または中止となる場合がございます。
基本還元率1%のみで年会費33,000円(税込)を回収するには、年間330万円の決済が必要です。しかし、年間100万円ごとに1万ポイントのボーナスが付与されるため、このボーナスを加えると、年間で獲得できる総ポイントは40,000ポイントとなります。結果として、実質的な損益分岐点は年間200万円の決済で達成できます。
さらに、対象の支払い方法や特約店でのポイントアップ特典を活用すれば、少ない決済額でも年会費の元を取ることが可能です。
日常使いはもちろん、SBI証券の積立や海外ショッピングなど、さまざまなシーンでポイントを効率良く貯められるカードです。
三井住友 プラチナプリファードの年会費無料化は可能か?ゴールドNLとの違いも
結論として、三井住友カード プラチナプリファードには、公式に提供されている年会費無料の特典はありません。ただし、前述のポイント還元をうまく活用すれば、年会費分を実質的にカバーすることは可能です。
また、条件達成で最大54,000円分のポイントがプレゼントされる新規入会特典を活用すれば、さらにお得に利用できます。
※条件・内訳
①新規入会&スマホのタッチ決済1回利用&ID連携でVポイントPayギフト最大14,000円分プレゼント
②新規入会&利用特典で最大40,000円相当のVポイント
一方、三井住友カード ゴールド(NL)は、基本還元率が0.5%と三井住友カード プラチナプリファードにはおよばないものの、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料になる特典があります(※上記スペック表の注釈8を参照)。
年に100万円以上利用する方で、年会費の負担を極力減らしたい方には最適なカードと言えるでしょう。どちらのカードが自分のライフスタイルに合っているか、年間利用額や利用店舗を考慮して判断しましょう。
三井住友カード プラチナプリファードの詳細はこちら三井住友カード ゴールド(NL)の詳細はこちら
*記事内容は、執筆時2025年3月のものです。最新情報は各カード会社の公式サイトをご確認ください。
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