パソコンのデュアルモニター環境を整えるために、モニターアームを導入しました。現在使用しているディスプレイは、34インチウルトラワイド(メイン)と、27インチ(サブ)。最初は34インチウルトラワイド1台で十分かなと思っていましたが、やはりデュアルモニターの方が作業効率は高まりますし、個人的には老眼が進んでいるので、文字を大きめに表示させるため、より広いディスプレイが必要となっています。ディスプレイ自体、安くなってきましたしね(今回購入した34インチウルトラワイドディスプレイは5万円しませんでした)。いずれは目の前の壁がほとんどディスプレイになるような感じになるのでしょうか?
デュアルモニター環境は、ディスプレイ本体のスタンドで設置しても可能ですが、高さや角度などを簡単に調整できるようにしたかったのが、モニターアームを導入した理由です。また、以前は地震による転倒防止のため、スタンドと机の間に強力な両面テープで貼り付けていましたが、これは剥がす時に大変難儀しました。モニターアームなら、地震でも転倒の危険性が軽減できそうです。
さて、モニターアームは値段もピンキリですが、アームの可動域が広く、軽い力で動かせるモデル、COFOの「無重力モニターアームPro(デュアル)」を選びました。モニターサイズは最大40インチまで対応しており、34インチは余裕。将来さらにディスプレイを大型化しても使い続けられそうです。色はホワイトを選択、ロボットアームみたいでかっこいいです。
今回はメインの34インチを正面に設置し、右側に27インチを縦に設置しました。1台が縦なのは、文書ファイルなど縦にスクロールする作業が多く、2台とも横位置だと端が遠すぎて視線の移動が大変だからです。
モニターアームのメリットは、作業の内容や自分の姿勢に応じて高さや角度、顔との距離を自由に調整できること。例えば映画などの映像鑑賞では、イスに深く座り、ディスプレイを手前に引き寄せて目線が中央に来るように角度を変えられます。こうした微調整は、眼精疲労や肩こりの軽減にもつながるかもしれません。
また、モニターのスタンドがなくなったので、机の上のスペースが広がったことも使ってみての発見でした。紙の書類などを置くスペースとして使えますし、デュアルモニターの圧迫感も軽減されます。さらに机の上のホコリなども掃除しやすくなりました。
たとえるならば、ゴミゴミした駅前が再開発されて高層ビルが建つとともに、新たに広場が生まれたようなもの。机の上をもっと広く使いたいと思っているなら、モニターアームで土地開発はいかがでしょうか。
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