トランプ米大統領は、自動車業界に影響を及ぼしている関税の負担軽減を検討している。外国で製造された米国製自動車向け部品に関する変更や、外国製自動車に対する複数の関税適用に関する見直しを進める方針だ。
ホワイトハウス高官は28日夜、自動車メーカー各社は鉄鋼やアルミニウムに課される他の関税についても負担を免れることになると明かした。
この方針変更は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じていた。
トランプ氏は2期目就任100日を祝うために自動車産業の中心地であるミシガン州を訪れる予定。
ラトニック商務長官は電子メールでの声明で「トランプ大統領は、国内の自動車メーカーと偉大な米労働者らとの間に重要なパートナーシップを築いている」とし、米国への投資と国内生産拡大を表明した自動車メーカーに対して優遇措置を講じると述べた。
原題:Trump Considers Softening Pain of Auto Industry Tariffs(抜粋)
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