火曜日, 5月 13, 2025
ホームニュースライフニューススムーズなライド感とバランスの良さが魅力! アシックス「ゲルキュムラス 27」

スムーズなライド感とバランスの良さが魅力! アシックス「ゲルキュムラス 27」



アシックスの「ゲルキュムラス(GEL-CUMULUS)」シリーズは、クッション性と軽量性に優れたデイリートレーナーとして、ランナーに支持されているロングセラー。日本では「ゲルカヤノ(GEL-KAYANO)」や「ゲルニンバス(GEL-NIMBUS)」ほどの知名度はないものの、クセのないスムーズなライド感が評価され、長く愛され続けてきた。最新作となる「ゲルキュムラス 27」はどのように進化したのだろうか。

クッション性能に優れた「ゲルキュムラス」シリーズ

まずは「ゲルキュムラス」シリーズのポジションを確認しておきたい。アシックスのランニングシューズは、いくつかのサイロに分けられている。いかに速く走れるかということにフォーカスしたスピードサイロ、クッション性に優れた快適なライド感を追求するクッションサイロ、ランナーに安定性を提供するスタビリティサイロ、心地好いバウンス感を重視したバウンスサイロといった具合だ。スピードサイロに該当するのは、「メタスピード(METASPEED)」シリーズに代表されるレーシングモデル。スタビリティサイロ、バウンスサイロの代表作は、それぞれ「ゲルカヤノ」、「ノヴァブラスト(NOVABLAST)」となる。今回の「ゲルキュムラス」が該当するのはクッションサイロ。ここには、プレミアムなクッションを提供するシューズとして「ゲルニンバス」が存在するが、「ゲルキュムラス」は、軽さとクッション性を両立したモデルだ。「クッション性に関してはゲルニンバスの方が上ですが、ゲルキュムラスは軽量かつ適度な接地感が得られ、トレッドミルでも走りやすいので、より幅広いシーンで活用しやすいシューズだと思います」と、アシックスジャパン株式会社商品企画担当の藤幡知子さんは言う。

EVAとラバーを混合したアウトソール

「ゲルキュムラス 27」のミッドソールには、軽量性に優れ、クッション性と反発性を併せ持っているFF Blast+(エフエフ ブラスト プラス)が採用され、踵部分には「ゲルニンバス 27」と同じようにPureGEL(ピュアゲル)が搭載されている。靴底の最大の厚さは約38.5mm(メンズサイズ)。しっかりと着地衝撃を緩衝してくれる。「ゲルキュムラス 27」の大きな特長のひとつが、アウトソール。一般的なランニングシューズでは、耐久性、耐摩耗性に優れたラバーをアウトソールの素材に採用することが多い。稀に軽量性や滑らかなライド感を重視したモデルで、EVAがアウトソールに使われることがあるが、ラバーのアウトソールと比べると耐久性が低くなる。「ゲルキュムラス 27」に採用されているのは、EVAとラバーを混合したフルイドライドアウターソールというラバーフォーム。EVAとラバーの長所を併せ持った素材で、ソフトでスムーズな接地感と高い耐久性を両立している。「着地から蹴り出しまでのスムーズさ、滑らかなライディングを追求したゲルキュムラスらしさが表れている部分だと思います。フルイドライドアウターソールは、ゲルキュムラス 26にも採用されていましたが、今作では溝を前作よりも深くすることでグリップ力を高めています」アッパーには、部位に応じて編み方や孔の大きさを変えることで通気性とサポート性を高めたエンジニアードメッシュを採用。前作よりも通気性が向上しているという。「前作はシュータン部分が薄いニット調の素材でしたが、今作では少し肉厚のシュータンに変更しています。これはランナーからのフィードバックを基に改良した点ですが、厚みが増したことで足の甲への圧が軽減しました」

クセがなくソフトで心地好いライド感

実際に足を入れて見ると、アシックスのシューズらしい快適なフィット感が得られる。ラスト(足型)は、「ゲルカヤノ 31」「ゲルニンバス 27」「ノヴァブラスト 5」と共通ということもあり、初めてのシューズながら履き慣れた靴のような感覚がある。走って感じるのはクセのなさ、適度なクッション、そしてスムーズなライド感。「ゲルニンバス 27」のフカフカ感、「ノヴァブラスト 5」のバウンス感といった際立ったものはないものの、尖った部分のないバランスの良さが「ゲルキュムラス 27」の魅力だ。これからランニングを始めようとしている人に推奨しやすいモデルと言えるだろう。もちろん、すでにランニングが習慣になっているランナーのジョグシューズとしてもおすすめだ。従来、日本では「ゲルカヤノ」シリーズを中心としたスタビリティサイロのモデルの人気がとても高く、「ゲルニンバス」「ゲルキュムラス」といったクッションサイロのモデルはどちらかというと欧米で支持されていた。しかし、近年、日本においてもハイクッションモデルの人気が向上している。要因はいろいろと考えられるが、コロナ禍以降、レース出場だけでなく、健康維持やストレス解消、あるいはコミュニケーションを目的にカジュアルに走るランナーが増えたことが一因だと思われる。前作「ゲルキュムラス 26」は、アシックス直営店および、ゼビオグループの店舗のみでの展開だったが、今作はより幅広い店舗で展開される。クセがない走り心地で、価格も15,950円(税込)と手に取りやすいプライス設定ということもあり、多くのランナーに愛されるシューズとなるのではないだろうか。

Text by Fumihito Kouzu

フラッグシティパートナーズ海外不動産投資セミナー 【DMM FX】入金

Source link

Views: 2

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

- Advertisment -

インモビ転職