スマホゲーム『キャッスルデュエル：PvP戦争！』が「月間収益1億円超え」の絶好調。ユニットを重ねて強化する“マージ系”乱闘対戦ゲーム – AUTOMATON

パブリッシャーのMY.GAMESは4月30日、同社が手がけるスマートフォン向けゲーム『キャッスルデュエル：PvP戦争！』の月間収益が100万ドル（約1億4400万円）を突破したことを発表した。対応プラットフォームはiOSおよびAndroid。日本語表示にも対応している。昨年7月のリリース以降、着実に売上を伸ばしているようだ。

『キャッスルデュエル：PvP戦争！（Castle Duels: PvP Arena Battle）』は基本プレイ無料のスマートフォン（iOS/Android）向けストラテジーゲーム。同じアイテムを合成して進化させていく、いわゆる「マージ系」にあたる作品だ。召喚とマージによってユニットを準備。オートで進行するバトルに勝利することを目指して、ほかのプレイヤーとのオンライン対戦に挑むこととなる。

プレイヤーは各ターンに得られるマナを消費して、空いているタイルにランダムでユニットを召喚することができる。そして、同じユニットをドラッグ＆ドロップでマージすることにより、ユニットを1つ上のランクにアップグレードすることが可能だ。限られたコストの中で自軍のユニットを強化したら戦闘開始。相手のユニットを全て撃破すればライフ1つ削ることができ、すべてのライフを削り切ったら勝利となる。

ユニットごとに「ブーストパターン」と呼ばれるエリアが決まっており、マージした際フィールドにはユニットを中心にブーストパターンが発生。ブーストパターン内のほかのユニットに戦闘ボーナスを付与することができる。スタッツが上昇するほか、マージによってランク4に到達したユニットが戦闘ボーナスを20獲得すると、星ランクと呼ばれる特別なランクに進化する。ほかにも、ブーストパターンによってフィールド上の岩を壊すことができ、そこから獲得するマナはさらなるユニットの召喚に充てられる。配置によるシナジーも考えながらマージしていく必要がある。

同作を手がけるMY.GAMESは4月30日、3月と4月における月間収益が100万ドル（約1億4400万円）を超えたことを報告した。本作は累計260万ダウンロードを記録しており、累計収益は600万ドル（約8億6500万円）にも上るとのこと。2024年7月のリリース以降、着実にユーザーの人気を獲得し売上を伸ばしているようだ。なお先日配信されたアップデートでは、新たなアップグレードアイテムである「グリフ」の追加や、新たなユニット「シェフ」の実装などがおこなわれている。引き続き精力的にアップデートを継続するとの意向を表明した。

ところで、MY.GAMESはPCやコンソールなども対象に多数のゲームをリリースしてきたパブリッシャーであるが、モバイルプラットフォームでの収益が大きなウェイトを占めているようだ。特にPixonicが開発を手がけるPvPロボットシューター「War Robots」は根強い人気を誇る。2014年のリリースから現在に至るまでに10億ドル（約1440億円）を超える累計収益を叩き出しているが、その実に94%がモバイルプラットフォームからだという（PocketGamer.biz）。同社は今後もスマートフォン向けゲーム市場での事業拡大を目指す姿勢を見せており、さらなる飛躍が期待される。

『キャッスルデュエル：PvP戦争！』はiOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中。