水曜日, 4月 30, 2025
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グーグル追うChatGPT検索、ショッピング機能強化で購入リンクも表示 – CNET Japan


 OpenAIは米国時間4月28日、「ChatGPT」の検索でショッピング機能を強化し、商品の検索や比較をしやすくするほか、直接購入できるリンクを表示すると発表した。ChatGPTの検索はGoogle検索に対抗する機能だ。

 ユーザーはパーソナライズされたおすすめ商品、商品の画像、価格、レビューを確認できる。ほかのChatGPTの質問と同様、今後数週間でChatGPTは過去の購買体験を記憶し、過去の会話の文脈を考慮してパーソナライズされた体験を提供するようになるという。

 また、製品を購入するためのリンクも表示する。この機能はファッション、美容、生活雑貨、家電を対象としており、学習とともにカテゴリは拡大する予定だ。OpenAIはアフィリエイト収益を得ていないという。

 この機能は28日から、ChatGPTのPlus/Proプラン、無料版、およびログインしていないユーザーに順次展開されており、「GPT-4o」と「4o-mini」モデルで利用できる。

 OpenAIの広報担当者はコメントの依頼に即答しなかった。

 (情報開示:米CNETを保有するZiff Davisは4月、OpenAIが自社のAIシステムを訓練・運用する際にZiff Davisの著作権を侵害したとして提訴している)

検索ビジネスの現状

 オンライン検索は巨大なビジネスであり、StatcounterによるとGoogleは89.74%の市場シェアを有している。2022年末にChatGPTが登場してからは、AIチャットボットを利用して検索ニーズを満たす人が増えている。

 従来の検索はキーワードに依存し、ユーザーがさまざまなサイトを訪れて情報を探すのに対し、AIチャットボットの場合、直接質問して回答を得ることができる。

 2024年、OpenAIはウェブを検索して最新情報を取得するChatGPTの検索機能を公開した。PerplexityやYou.comなど他にもAI検索のプレーヤーが存在する。Googleも「AIによる概要」を検索の中心に組み込んでいるが、依然として誤情報を生成するケースがある。

 Googleは依然として高い人気を保ち、1日あたり約140億件の検索を処理している。一方ChatGPTは週あたり5億人のアクティブユーザーを抱えるが、人気はGoogleに及ばない。SparkToroによると現在GoogleはChatGPTの373倍の検索を実行している。

 2024年、Googleの検索事業は1980億ドルの売上高を生み出した。OpenAIが今後ショッピングのレコメンデーションを積極的に収益化すれば、Googleや製品レビューで収益を得るサイトの収入を脅かす可能性がある。

 ChatGPTの検索には他の改善も加えられた。WhatsAppユーザーはアプリ内から直接ChatGPTにメッセージを送れるようになった。WhatsAppを保有するMetaはすでに「Meta AI」を自社アプリに組み込んでいるため、これは奇妙な統合と言える。

 また、トレンドの検索トピックを確認できるようになるほか、1つの回答に複数の情報源を含められるようになった。

OpenAIの発表

この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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