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数々の体験型アトラクションでファンを魅了する東京・お台場にある「イマーシブ・フォート東京」では、2025年より更なる没入感を得られるようアトラクションの再構築が行われている。
そんな中、かつてないスケールで4月25日より新たに登場したのが、体験型演劇「真夜中の晩餐会~Secret of Gilbert’s Castle」だ。本作は、すでにイマーシブ・フォート東京で評判の体験型演劇「江戸花魁奇譚」のクリエイティブ・ディレクター、興山友恵氏(株式会社刀)の最新作となる。
タイトルが示すとおり、ゲストは真夜中の晩餐会に招待され、そこで思わぬ出来事に巻き込まれて行くというものだ。チケット価格は24,800円と他のアトラクションと比較しても高額だが、体験時間は120分、さらにディナーコース料理付きと体験も最高クラスに豪華なものとなる。
本記事では一般公開に先駆けて開催されたプレビューを体験したので、その魅力を存分にレポートしたいと思う。もちろん、ネタバレなしでの紹介なので、安心して読んでほしい!
配役が与えられ、19世紀ヨーロッパの世界へ
この物語は、ジルベール邸と呼ばれる豪華なお屋敷で開かれる「真夜中の晩餐会」に招待されることから始まる。体験開始前、体験者ごとに配られる招待状の中には、晩餐会の目的はリュークとソフィとの婚約披露パーティであることに加え、この物語で自分自身が演じる役どころがさりげなく記載されている。
この役どころは体験者ごとに異なっており、50人なら50人分の配役がある。そのため、参加者は役になりきるために、その情報をしっかりと記憶しなければならない。例えば、僕が「カズ」という名前の登場人物であれば、演者たちは僕を「カズ」と呼ぶ。だから役名=自分であると認識しないと、物語の進行を妨げることにすらなりかねない。なので、まずは役名と登場人物との関係性を正しく覚え、可能であれば「話し方」などの役作りに励むといいだろう。
というのも、「イマーシブ・フォート東京」の他のアトラクション以上に本気で話かけられるからだ。その場の雰囲気にあった返答を求められることもあるので、与えられた配役の登場人物として参加する方がより楽しめるだろう。
そして準備が整うと、いよいよ物語がスタートする場所へと案内される。そこでは奇妙なフィルムが流れはじめ、ある不思議な男性が失踪した話が語られる。そして、フィルムが終わると、一転してキャストが登場し、ジルベール邸への移動が開始される。
ジルベール邸まではそれほど遠くないが、途中で薄暗い森などを抜けるので、まさに「真夜中」の晩餐会に招待された気分になる。今回の設定は、19世紀のヨーロッパがモチーフ。これから貴族の住む豪華な邸宅がどのように現れるのか、雰囲気を盛り上げてくれる。
少し歩くと、中庭に到着する。だが、そこは中庭というにはちょっと不気味な場所に感じた。しばらくすると、雷鳴がとどろき、ある怪しい男が現れる。この男は何者なのか? そして物語はどのように進んで行くのか?
今作では、物語がどのように進むのかは初見ではほとんど予想がつかない。例えば、「ザ・シャーロック ~ジェームズ・モリアーティの逆襲」であれば、事件が起きて謎を解く流れを追うことが想像つくし、「今際の国のアリス The Ultimate」であれば確実にデスゲームに参加させられるのがわかる。
だが、この「真夜中の晩餐会~Secret of Gilbert’s Castle」は、晩餐会に参加すること以外は何が起きるのかわからない。晩餐会で何が起きようとしているのか。そもそも、なぜ「真夜中」なんだろうか?
そんなことを思っていると、晩餐会の前に一度個室で待つように言われ、メイドに案内されることになる。筆者の場合、個室では他の体験者と一緒になり、演者が部屋に入ってくるのを待つことに。ここでは、演者と1対1になることもあるという。
演者は体験者に対して、与えられた設定にしたがって会話を進めてくれる。内容はここでは明かせないが、返答を求められることもある。とはいえ、極端に緊張することはなく、ある程度の日常会話レベルで進行するから安心してほしい。そしていよいよ、晩餐会の会場に向かうことになる。
豪華絢爛な晩餐会……だが不穏な人物の動きも気になる
晩餐会会場ではウェルカムドリンクを貰い、事前に指示された席に着く。席についてしばらくすると、主催者であるジルベールやゲストの挨拶などがあり、乾杯をする流れに。
なお、ウェルカムドリンクには、特製のシロップを入れることをオススメされたので、早速入れて見る。すると、シャンパンの色が青に染まった。少し嫌な予感がしたが、そういうサプライズの演出だったようだ。周りを見ると、赤い色がついている人もいた。
この晩餐会はとてもリアルで、豪華な食事を取りながら同じ体験者と歓談できる。また、キャストたちが席を回り、さまざまな会話をしてくれる。ほかにも、ソフィから歌のプレゼントや、キャストが体験者を誘ってくれるダンスタイムなどもあり、この体験だけでも参加する価値はあるだろう。
ちなみにダンスに関しては筆者にはあまりなじみがないだけに、かなりプレッシャーがあったことは否めない。最初に犠牲になったゲスト(失礼)の方は、かなり緊張した面持ちだった。また、筆者自身はメイドさんから誘われて踊ることになった。ゲスト側は受け手になるようなので、クルクルと回されてしまったよ。このように楽しい晩餐会ではあるが、よく状況を見ていると、中にはその場に相応しくないようなキャストの姿もあったりする……。
さてこの先は、ネタバレになるので、体験はしたけど記載はしないでおく。そして、ここからはイマーシブシアターの真骨頂とも言える、登場するキャラクターたちが独自に動いていくドラマパートとなり、ゲストは自由に気になる物語を追いかけることになる。
会場全体で物語は動いているが、誰に付いていくか、どこに向かうかで体験、目撃するものが変化していく。これこそが深い没入感につながり、何度も違う体験ができるイマーシブシアターの楽しみ方だろう。
料理のメインは2種類用意されている
話の流れが止まるので、サーブされる料理などについてはこちらで紹介しよう。まず、ウェルカムドリンクについてだが、こちらは、アルコール入りとノンアルコールとの2種から選べる。
続いて料理だが、メインは「肉」か「魚」から選べる。今回のプレ体験では「肉」コースが用意されていた。オードブルは、ジュレ系のもので、割とスッキリとした味わい。2匹の蝶の飾りも印象的だ。
メインの肉料理は、ほどよくレアなローストビーフ。ただ、厚みもあるので、食べ応えがある。ソースは、バルサミコ酢が使われているような気がしたのと、副菜の下には「紅あずま」かな? ……と思える食感と味のすり潰された添え物もあった。これだけで足りない人には、パンもサーブされているので、そちらを食べてもいいだろう。バターなどはないので、メイン料理のソースにつけて食べることをオススメする。
デザートは、チョコレートケーキにイチゴを添えてあり、ソースとしてラズベリー系のものが添えられていた。ケーキ自体はスポンジでもムースでもなく、生チョコそのものを食べるような感じ。なので、なかなかボリューミーで美味しかった。これだけでも、結構お腹に溜まる気がするぞ。
……と紹介してきたが、この料理にも物語上の意味があるという。紹介してくれる主催のジルベール氏の話などをしっかり聞いておくといいだろう。
イマーシブシアター経験者にオススメのプレミア体験
今回体験して思ったのが、ある種、イマーシブシアターの完成形なのではないかということ。途中で書いたように、今回ゲストは単に同じ空間にいる人……ではなく、同じ空間を共有する登場人物として存在する。
だから、話かけられたら積極的に会話を進めるといいだろう。恐らくは、ゲストとの即興的なやりとり自体も、キャストにとっては織り込み済みではないかと予測する。もちろん、シナリオから逸脱するようなことをするのは論外だが、ちょっとしたお遊びなら、キャストも合わせてくれる予感がする。
ただし、逆に言えば初参加がこの「真夜中の晩餐会~Secret of Gilbert’s Castle」というのはあまりオススメできないかもしれない。配役が与えられ、その通りに演じることでより楽しめる、というような積極性も大事だし、晩餐会後の動きはかなり自由度が高い。そのため初参加だと、どうしていいかわからないで過ごしてしまうかも知れないからだ。
だが逆に、数々のイマーシブシアターを体験している方であれば、これまで以上の体験が待っていると思う。ぜひ、この「真夜中の晩餐会~Secret of Gilbert’s Castle」を楽しんで、イマーシブシアターの可能性を感じてほしい。