
こんにちは、現在kintoneノーコード開発で日々試行錯誤しているばんちゃん(@Banchan_k12)です。
今回は、アプリを作って運用しているけれど、組織ごと、グループごとで関連したアプリをまとめて管理したり運用したいというときにスペースを活用してみませんか?というご紹介です。
対象
- アプリを運用するときに、限定したメンバーに閲覧権限を設定したり、運用したい
- 限定メンバーでコミュニケーションをとる場所が欲しい
1.スペースとは
「チームで使う共有空間(部屋)」みたいなもの
会議室・掲示板があるようなイメージ
プロジェクトや部門ごとに専用の「スペース」を作ることで情報を整理して共有することができるので、プロジェクト管理や社内ポータルに適しています
2.スペースでできること
3.スペースの設定について
スペース一覧の+ボタンから
- はじめから作る
- スペーステンプレートを使う
スペーステンプレートについて
スペーステンプレートとは
スペースの作成に使用するひな型
スペーステンプレートとは
スペーステンプレートの作成方法
テンプレート化したいスペースポータル画面右上の…をクリックし、「テンプレートを作成」を選択
スペースをテンプレート化する
※スペーステンプレートはファイルに書き出すことができるので、他のドメインのkintoneに読み込むことができます
スペーステンプレートをファイルに書き出す
スペースの設定
メンバーを管理
スペースに参加させたいユーザーや組織、グループを選択する
スペースの管理権限も付与できる
4.スペース内アプリの設定
新規アプリ追加
テンプレート化したいスペースポータル画面右上の…をクリックし、「アプリを追加」を選択
通常通りにアプリ作成します
既存のアプリをスペースへ移動
移動したいアプリの設定画面→「アプリの所属するスペースを変更」をクリック
移動したいスペースを選択して保存する
5.スレッドについて
スレッドにコメントを書き込むと、そのスレッドをフォローしているユーザーに通知されます
メンション(@宛先指定)して書き込むと宛先のユーザーには「自分宛」で通知されます
その他スレッド機能
スレッドアクション
スレッドのコメントやURLを指定したアプリのレコードに転記できる機能
スレッドアクションでできること
スレッドをフォロー/解除
スレッドをフォローすると、フォローしたスレッドの更新通知を受信できる
公開スペースは、スペースに参加していなくてもフォロー可能
スレッドをフォローする/フォローを解除する
スペースがあることで情報が整理され、チーム全体での運用がスムーズになります。
アプリをスペースにまとめるという流れを意識すると、kintoneの構造がグッと理解しやすくなり、スペースをうまく使うことで、業務の見える化・効率化がぐんと進むようになりますね。
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