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アニプレックスより、4月24日(木)に発売されるNintendo SwitchとSteam向けゲームの『HUNDRED LINE-最終防衛学園-』。本作のリリースに先駆けて、開発陣や豪華なゲストを招いたプレミアム試遊会&完成発表会が4月13日に東京・渋谷にある渋谷ヒカリエ ホールBで開催された。
この『HUNDRED LINE-最終防衛学園-』は、『ダンガンロンパ』シリーズや『超探偵事件簿レインコード』などを手掛けた小高和剛氏と、『極限脱出』シリーズや『Ever17』、『AIソムニウムファイル』シリーズなどで知られる打越鋼太郎氏がタッグを組んで開発された完全新作のゲームだ。
会場内には、事前に募集したファンの中から選ばれた100名以上が参加。ゲームの試遊が行われていたほか、会場内にもキャラクターたちの等身大パネルやメッセージボードなどが各所に飾られており、写真を撮って楽しめるようになっていた。
また、15時30分から行われた完成発表会では、トゥーキョーゲームス代表の小高和剛氏に加えて、ゲストとして主人公・澄野拓海役の声を務めた木村太飛さんとコスプレイヤーのねねさんが登壇。また、イベントの途中から、特別アンバサダーとして本郷奏多さんがゲストとして登壇し、トークや実機を使用した防衛戦ステージの初披露なども行われた。本稿では、その模様をレポートする。




100通り用意されているエンディングの中から、自分が納得するものを見つけ出す!
イベント開始冒頭、ここまでの道のりを聞かれた小高和剛氏。
本作の企画が始まるまでさまざまなことがありながら、なんとか2020年より再スタートして開発が始まり、そこから5年が経過。ようやくリリースというところまでこぎ着けることができたため、小高氏から「今までで一番大変でした」という本音が飛び出していた。
また、ゲームの内容自体はそれだけ苦労して作ったということもあってか「本当に歴史的神ゲーに仕上がった」と自信を持って語っていた。

『HUNDRED LINE-最終防衛学園-』は、アドベンチャーゲームとシミュレーションRPGが融合したような作品だ。主なストーリーはアドベンチャーパートで展開され、ゲーム内で100日間を過ごしていくなかで、ときおり「侵校生」と呼ばれる敵が襲い掛かってくる。そこで、学生たちが全員出撃して学園を守るために戦っていくことになるのだ。
本作の大きな特徴のひとつが、100通りも用意されているマルチエンディングだ。
小高氏によると、必ずしもすべてのエンディングを見ることは義務化されているわけではないという。
あくまでも、「これが自分のエンディングだ」というところにたどり着くことができれば、それが答えという考え方だ。もちろん、エンディングのコンプリートを目指してプレイすることもできるのだが、なかにはひどいエンディングも含まれているため、途中で心が折れてしまわないように自分のエンディングを見つけてほしいと語っていた。
また、本作の特徴のひとつとして、小高氏はとあるポイントにたどり着いてから面白さにブーストが掛かることを挙げた。ただし、現時点ではメディア側でプレイしている人を含めてそこまでたどり着けている人はほぼいないそうなので、そのポイントに達したときにどんな反応をするのかといった部分も楽しみにしていると語っていた。
一方、主人公・澄野拓海の声を演じた木村太飛さんは、実際に体験版をプレイした時は、自分の声がSwitchから聞こえてきたことに感動したと、素直な感想を述べていた。

登場する15人のキャラクター全員を戦わせたかった。イメージとしては『進撃の巨人』のような戦闘にしたかったことから、シミュレーションRPGの要素が盛り込まれているとのことだ。
また、開発を担当したメディア・ビジョンがシミュレーションRPGを得意とする会社でもあった。そこでいろいろなアイデアを出し合いながら作りあげたことで、新しいテーマ性を持った特徴のある作品に仕上げられている。
主役の声優・木村太飛さんは「ザ・男の子」という声質が決め手に
複数の登場キャラクターが登場するということもあって、主人公である澄野拓海の声に関してもオーディションで選ばれている。ベテランから新人まで応募があったが、小高氏は声の質で選びたいと考えていた。それは、収録時のお芝居自体は現場で修正する能力さえあれば、どうにかなると考えていたからだ。
小高氏がこれまで作ってきた作品の男子は、どちらかというとアンニュイなタイプが多かった。しかし、今回の澄野拓海は「ザ・男の子」といったキャラクターである。そうしたこともあり、声の質を重視したのである。そこでイメージにぴったりだったのが、木村太飛さんだった。
しかし、木村さんは当時まだ新人であったため、修正能力があるか確かめるためにオーディションを実施。あえて一番読みづらそうなセリフを選んで演技してもらい、リテイクも行った。実は、そのオーディションに呼んだのは木村さんだけだったのだが、そこで修正能力があることがわかり、その場でオファーをしている。
このオーディションは年の瀬も押し迫る12月30日に行われたのだが、「木村さんにお願いしたいです」と言われたときは、木村さんは衝撃のまま放心状態になったものの、どら焼きを2個もらって帰ったことだけは覚えていると、当時を振り返っていた。
生まれて初めて遊んだゲームが、小高氏が手掛けた『ダンガンロンパ』というコスプレイヤーのねねさん。今回は飴宮怠美のコスプレで登場していたが、実は推しキャラは雫原比留子だという。その理由は、冷酷で女王様気質という部分に惹かれていたようだ。

アンバサダーの本郷奏多さんがゲスト出演。『ダンガンロンパ』は発売日からプレイしていた「ガチ勢」とのこと
ここで、本作の特別アンバサダーを務める俳優で声優も務める本郷奏多さんがゲストで登壇した。本郷さんと小高氏は長い付き合いだが、最初に会ったのは『ダンガンロンパ』の舞台で主人公の苗木誠役を演じたときだった。その流れで、アニメ『ダンガンロンパ3』では御手洗亮太という重要な役を演じている。
元々本郷さんは、PSPの『ダンガンロンパ』が発売された日の午前中からプレイしていたというほどのガチ勢。「なんなら体験版からプレイしていた人間なんです」と小高氏に会ったときに伝えたところ、「それは世界に7人しかいない」と言われたという思い出を披露していた。

本郷さんはトゥーキョーゲームスが開発した『デスカムトゥルー』にも、主人公のカラキマコト役で出演。こちらは選択肢がたくさん用意されておりストーリーが分岐していくような作品になっていたが、そのときすでに「とんでもない分岐をするだけではなく、すべてのエンディングが真のルートというゲームを作りたい」という話を小高氏から聞いていたという。
ちなみに、本郷さんは小高氏のゲームについてどう思っているのか聞かれたところ、「小高さんの性癖のようなものじゃないですか」と返答。この部分に共感する人たちがこの会場にも集まっていると語り、開場から大きな笑いが沸き起こっていた。
ここから、事前に募集したファンからの質問に答えていくコーナーが行われた。最初の質問はファンからではなくアンバサダーの本郷さんから小高氏へのものだった。
──小高氏の作る作品は豪華な声優陣が出演していますが、その中で緒方恵美さんだけは複数キャラを演じています。小高氏にとって緒方さんはどのような存在ですか?
小高和剛氏(以下、小高氏):
今回の『HUNDRED LINE-最終防衛学園-』はトゥーキョーゲームスの総決算みたいなところがあったので、なるべくこれまで仕事した人の中でもう1度やりたいなという人にはなるべく声を掛けました。
そうしたら、緒方さんは絶対に出てもらいたいなというのがありました。緒方さんとは、阿吽の呼吸などはなく毎回バトルしてるんです。バトりながら攻めるキャラクターを作りあげていく。おこがましいですが、そういう意味でも戦友ですね。
──もし自分が特防隊になったら誰の学生兵器(クラスウェポン)あるいはどんな学生兵器を使いたいですか?
ねねさん:
私でっかい武器が大好きなので、比留子さんの武器です。もちろん怠美ちゃんの広範囲に攻撃する武器も好きなんですけど。
──小高さんの中で、このキャラにはこの武器!とピタッとハマるものはありましたか?
小高氏:
そうですね、ある程度このキャラはこういう武器というのは最初のうちに決めていました。やはり、比留子はでかい武器を持っていて欲しくて。
『ベルセルク』のガッツみたいな感じの、スゴくでかいのを持っていてほしいみたいな感じはありましたね。
──真エンディングは“真”とわかる形なのでしょうか?
小高氏:
まず、「真エンディング」という名称は使っていません。11人ほどのライターがいろいろなルートのシナリオを書いています。その中で、僕が書いているものの中に「真相解明ルート」というのがあります。
本郷奏多さん:
それって、プレイしている中で「これは小高さんが書いたものだ」ってわからないんじゃないですか?
小高和剛氏:
たぶん、だいたいわかります(笑)。一応、クリアした後にも明示されます。ゲームをプレイしている途中は、たしかにわかりません。
──主人公の100エンディング分しゃべるわけですよね、とんでもない収録量だったんじゃないですか?
木村太飛さん:
最初に「真相解明ルート」を撮らせていただきましたが、やっぱり文量がすごくて。主人公を演じるのが初めてだったので、澄野と一緒に成長していくことができました。
──演じた方としては、すべてのエンディングを聞いてもらいたいですか?
木村太飛さん:
いや、どうですかね~。辛いのもね……。
──普段ゲームを遊ばない人でもゲームを楽しむことはできますか?
本郷奏多さん:
楽しめます。
ゲーム普段されない方って、何が一番ビビっちゃっているのかというと、焦らされることだと思っています。そういうのは一切ないです。
基本的には物語を楽しんでいただきつつ、シミュレーションでじっくり考えながらプレイすることができます。負けちゃてどうしても勝てない場合でも、救済措置があるんですよね。
小高和剛氏:
そうですね、1回負けたらそのウェーブのHP全開+ボルテージをもらった状態で再開できます。もう1度ゲームオーバーになると、セーフティーモードでほぼ無敵モードになります。
本郷奏多さん:
なので、詰むことはありません。『魔界村』と違って、選ばれし者だけがクリア出来るゲームではないので、普段ゲームを遊ばない方こそ、ここからゲームに入ってほしいですね。
──メディア・ビジョンとタッグを組んでの制作ですが、同社だからこそ出来たウリや特徴を教えてください。
小高和剛氏:
やっぱりシミュレーションRPGの部分ですね。
最初に作り出したときに、僕がこういうシミュレーションRPGにしたくないという話をしました。通常のシミュレーションRPGって、コマを動かして攻撃してみたいな地味に見えちゃうので、もっと『無双』シリーズみたいにドバーンとしてほしかったんです。
そういうざっくりとした意見をどんどん汲み取ってくれて、物語を語る上で魅力的なものにしてくれました。
──100日間、どんなに苦しく辛い戦いになっても皆さん守りたいものってありますか?
ねねさん:
全人類守りたいところですが、個人的にポメラニアンという小さき命を飼っていまして、これを抱えて守っていきたいと思います。
小高和剛氏:
『HUNDRED LINE-最終防衛学園-』の発売の100日後が、ちょうどトゥーキョーゲームスの設立記念日なんですよ。たくさん借金してゲームを作ったけど、その日にトゥーキョーゲームスが解散するか発表したいなと思いました。
100日後に潰れるトゥーキョーゲームス(一同爆笑)。
本郷奏多さん:
小高さん、タレントより強いこというのはちょっと(笑)。100日後のトゥーキョーゲームスを守りたいです。
木村太飛さん:
主人公なので家族とか、幼馴染みと言いたいんですけど……。携帯を新しくしたので、スマホのためなら100日戦えるかもしれないと思いながら聞いていました(笑)。
本郷さんが実機を使った防衛戦の先行プレイに挑戦。「逆転が生まれやすい」本作のバトルに注目
続いて「ハンドラ先行チャレンジ」と題して、実機を使った防衛戦の先行プレイが披露された。ルールは、制限時間内にWAVEをクリアするというもの。ここで挑戦するのは、すでにゲームを50時間ほど遊んでいる本郷さんだ。
序盤からエリア内にバリケードを設置していくなど、かなり慣れた手つきでゲームを進めていく本郷さん。自ら実況をしながら、会場に訪れた人たちにもわかりやすくプレイを進めていく。軽快なトークと合わせてどんどんゲームを進めていったこともあり順調なのかと思いきや……かなり早い段階で主人公が倒されてしまう。


途中から小高氏が身を乗り出すように、本郷さんにアドバイスをしながらプレイ。なんとかこのステージをクリアした。
小高氏曰く、このバトルでは「逆転が生まれやすい」ことをコンセプトにしているのだという。キャラクターが死んでいくほどボルテージがたまるため、そちらを利用することで逆転もしやすくなる。勝つか負けるかギリギリのラインで楽しめるようなバランスになっており、そのドキドキ感を楽しめるようになっているところも魅力といえるだろう。


「ハンドラ先行チャレンジ」のコーナーに続き、ゲーム関連の情報も発表された。まずはタイアップアーティストによる劇中歌情報について。劇中歌「セダム」をSincereさんが、劇中歌「Carousel」をZineeさんが、劇中歌「RUMBLE feat. Masato from coldrain」をPaleduskがそれぞれ担当することが明かされた。
また、本作の配信ガイドラインに関する情報もYouTubeで動画が公開されている。基本的にはガイドラインさえ守ればバンバン動画を投稿してもOKとのことなので、配信を考えている人はチェックしておこう。
さらにゲームの発売に合わせて、4月24日より公式グッズが発売されることも決定した。
アクリルスタンドや缶バッジ、アクリルキーホルダー、ゆらゆらグラスなどがラインナップされている。こちらはemptyより発売されるもので、全国のアニメショップや家電量販店で取り扱われる。また、ゲーミングPCのAstromedaとのコラボも決定。さらなる詳細については、後日発表される予定だ。

新たな特別なアンパサダーとして、お笑い芸人のアキラ100%さんとにじさんじ所属のVTuberである壱百満天原サロメさんが就任したことも発表された。それぞれ4月20日と21日に生配信が行われることも決定している。
これにて今回の完成発表会はすべて終了。
最後に小高氏からは、「ゲームってたくさんのスタッフの人たちのおかげで作ることができました。自分たちが面白いと思うゲームを、命を削って魂込めて、限界突破してようやく完成することができ、本当に良かったと思っています。あとは売れるだけなので、100日後に倒産しないように何とかやっていきたいと思いますのでよろしくお願いします」というメッセージが語られイベントが締めくくられた。
100通りのエンディングを持つという本作。小高和剛氏と打越鋼太郎氏のファンの方はもちろん、ゴールデンウィークにどっぷりと遊びたいゲームを探している方も、ぜひ本作にもチャレンジしてみよう!
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