デベロッパーのBattlestate Gamesは4月19日、『Escape from Tarkov』の新たなロードマップを公開した。年内に予定されている多数のアップデート情報にくわえて、2025年内に正式リリースを目指す計画が明らかになった。

『Escape from Tarkov』は、PvPvE要素をもつハードコア脱出シューターだ。本作の舞台となるのは、政治的混乱から無法地帯となり隔離された架空の都市Tarkov。プレイヤーはソロまたはフレンドと部隊を組んでマッチに参加し、NPCやほかのプレイヤーと戦いつつ貴重な戦利品を獲得して、最終的にマップから脱出することを目指す。死亡した場合、持ち物や装備をロストするハードコアなゲームルールも特徴だ。現在は有料のクローズドベータとして配信中されている。

Battlestate Gamesは4月19日、『Escape from Tarkov』の今後の開発計画を伝えるロードマップを公開。その中では、来月5月から8月までに実施予定のアップデート内容が共有されている。さらに、本作が2025年に「release(リリース)」されるとの表示も見られ、ようやく正式リリースを迎える計画が進んでいるようだ。表記されているバージョンは「1.0.0」となっており、これまでの「0」で始まっていたバージョニングに大きな変化が訪れることに。クローズドベータ期間がとうとう終了に向かっていることが公式から示された格好だ。

アップデート内容としては、各所に「optimization(最適化)」との文言が目立っている。正式リリースに向けて、各マップにおける処理などが最終調整されていくのだろう。またロードマップにおいて「Tarkov.Community」として表示されている欄には、コミュニティーからの意見に基づいた修正案も並んでいる。レイドの最中でもゲーム内時間が確認できるようになる機能や、タスクアイテムを所持したまま次のレイドへ向かってしまうと警告される機能などが今後実装されるとのこと。遊びやすさの面でのアップデートも数々進められていくようだ。

ところで、全プレイヤーのゲーム内の進捗が一斉にリセットされる、いわゆる「ワイプ」が半年周期で実施されるのも本作の特徴。前回のワイプが昨年12月に実施されていることを考えると、正式リリース前にもう一度クローズドベータ版としてのワイプが挟まれる可能性もあるだろう。同社は6月に改めてロードマップを更新して発表するとしており、そこでリリースに向けての詳細なスケジュールが明らかになるのかもしれない。8月以降の動きについても続報を待ちたい。

なお同社はこれまでもSNSなどを通じてロードマップを公開してきたが、過去には計画通りのスケジュールでアップデートが進まなかったこともある。今回のロードマップについても暫定的なスケジュールであるということは留意しておくべきだろう。とはいえ、公式から具体的なリリース時期が明言されたことについて、コミュニティーは大いに盛り上がっているようだ。長きに渡るクローズドベータ時代がはたして2025年に終わりを迎えるのか注目される。

Escape from Tarkov』はPC向けにクローズドベータで配信中。

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