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なかなか寝付けない夜に、よからぬ想像やとりとめのない思考を延々と続けてしまった経験がある人は多いはず。学生時代に「ぼっち」だった経験やナルシシストの性格特性など、陰謀論にはまる傾向にはさまざまな要因が関係していることがわかっていますが、「睡眠の質」も陰謀論の信念に重要な役割を果たしていることが、新しい研究により判明しました。
Investigating the link between sleep quality and belief in conspiracy theories – Daniel Jolley, Iwan Dinnick, Lauren Burgin, Sophie Ryan, Olivia Morgan-Finn, Samuel Muncer, 2025
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/13591053251320598
How poor sleep could fuel belief in conspiracy theories
https://theconversation.com/how-poor-sleep-could-fuel-belief-in-conspiracy-theories-251669
イギリス・ノッティンガム大学で心理学を研究しているダニエル・ジョリー氏とイワン・ディニック氏によると、睡眠の問題は不安症やうつ病、妄想の増加と関連しており、これらはいずれも陰謀論の信念との関連性を持つとのこと。それにもかかわらず、陰謀論的思考についての議論の際に睡眠が注目されることはほとんどありませんでした。
そこで、ジョリー氏らの研究チームは、2025年3月12日付の査読付き学術誌「Journal of Health Psychology」に掲載された論文の研究で、睡眠の質と陰謀論的信念の関係に関する2つの実験を行いました。
1つ目の研究では、540人の参加者が睡眠の質に関する測定を受けた後、2019年のノートルダム大聖堂火災に関する記事に目を通しました。その際、参加者の半分は火災に関する事実に基づいた記事を読み、もう半分は隠ぺいされた事実があることをほのめかす陰謀説を読みました。その結果、睡眠の質が悪かった参加者は、陰謀説を信じる可能性が有意に高いことがわかりました。
ノートルダム大聖堂で起きた大規模火災の様子を収めた写真&ムービーまとめ – GIGAZINE
2つ目の研究では、575人の参加者を対象にうつ病・妄想・怒りなどの心理的要因を調査して、それらが睡眠の質や陰謀論の信念とどう関連しているかを分析しました。
その結果、うつ病が睡眠と陰謀論の信念の関係を最も強く結びつけること、つまり「睡眠の質の低下によるうつ病が最も強く陰謀論的な信念と関係していること」がわかりました。これに対し、妄想や怒りは一貫した結果を示しませんでした。
一連の研究により、睡眠の質の低下と陰謀論的な信念の関連性が明らかになりましたが、寝不足な人が全員陰謀論にはまっているわけではないため、「あくまで睡眠はピースの1つ」だとジョリー氏らは考えています。
今回の研究では因果関係までは証明されていないので、睡眠と陰謀論がどのような仕組みで関連しているのかはまだ判然としていません。例えば、慢性的なストレスや不安が睡眠不足と陰謀論的思考への傾倒を引き起こしているケースなど、睡眠と陰謀論という2つの要素に共通の原因がある可能性も考えられます。
また、過去に行われた複数の研究により、睡眠不足が怒りや憂うつ感、妄想を増加させることが確かめられており、これが誤情報を信じやすくなる要因となっている可能性もあります。
ジョリー氏らは、陰謀論が単なる珍妙な妄想にとどまらず、ワクチン忌避や気候変動の否定、暴力的過激主義など、現実世界に深刻な影響を及ぼす問題となっていることを指摘した上で、「私たちの調査結果は、睡眠の質を改善することで陰謀論的信念が減る可能性があることを示唆しています。従って、不眠症の治療や公衆衛生の取り組みなど、睡眠に焦点を当てた介入が陰謀論的思考への対処に役立つ可能性があります」と述べました。
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