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たまごっちのように画面の中のペットを世話することで成長したり一生を終えたりする電子ペットに、ニューラルネットワークを組み込むことで学習能力を与えた「Dosidicus」がGitHubで公開されています。
GitHub – ViciousSquid/Dosidicus: Tamagotchi-style digital pet with a neural network and Hebbian learning
https://github.com/ViciousSquid/Dosidicus
Dosidicusはソフトウェアエンジニアのルーファス・ピアース氏(ViciousSquid)が手がけている「もしたまごっちにニューラルネットワークがあって、何かを学習できたらどうなるでしょうか?」というコンセプトのプロジェクトです。
Dosidicusは以下のような感じ。Dosidicusという名前はアメリカオオアカイカの学名「Dosidicus gigas」から取られています。
「Statistic」のウィンドウには、「Hunger(空腹度)」、「Happiness(幸福度)」、「Health(健康)」、「Cleanliness(清潔さ)」、「Sleepiness(眠気)」、「Satisfaction(満足度)」、「Curiosity(好奇心)」、「Anxiety(不安)」という各パラメータと、全体を総合したスコアが表示されています。
イカは、空腹状態や眠気などの現在の状態に基づいて自分で判断を下しながら、自律的に動きます。ユーザーはイカがいま何を求めているかを追跡し、それを満たすことで健康や行動に影響を与えます。ニーズを無視し続けると、イカは病気になったり死んでしまったりする可能性があります。
また、新しいイカが生まれるたびにランダムに性格が割り当てられます。性格は「臆病」「冒険好き」「怠け者」「エネルギッシュ」「内向的」「貪欲」「頑固」の7種類あり、「臆病」は近くに植物がないと不安になったり、「怠け者」はゆっくり行動するためエネルギーをゆったり消費したり、「頑固」は好きな食べ物ばかり食べたりと、行動やパラメータの変化に影響します。「怠け者」が最も世話しやすく、「頑固」が最も難しいというように、一種の難易度として機能します。
さらに、Dosidicusはただの電子ペットというだけではなく、ニューラルネットワークを搭載している点が特徴的です。イカは経験から性格に応じた学習をして、状況に適応しながら意志決定を行えるように成長します。さらに、必要に応じて自ら新しいニューロンを形成することも可能です。
ピアース氏は今後もDosidicusプロジェクトに取り組むことで、1990年代に流行したたまごっちなどのデジタルペットに似た動作をニューラルネットワークを含めて実現したいと述べています。Dosidicusのコードの多くはGitHubで公開されています。
ピアース氏はフィードバックを求めてRedditやHacker NewsでDosidicusプロジェクトを紹介しています。Hacker Newsでは、「イカの予想外の行動は見られましたか?」という質問に対し、ピアース氏は「私の飼っているイカは、うんちで遊ぶことに不必要に夢中になっていて、それを投げ回しています。また、装飾品をまとめて大きな山に積み上げて溜め込むのが好きなイカもいました」と回答しています。
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