たけのこさん(@Takenoko1080)がXに投稿した内容が、多くのユーザーを混乱させ話題となっています。
話題のポスト
私の部下になった男性社員達、育休取得率が驚異の100%らしくどう説得してるのかと聞かれたので、「お前らはいいよな、腹も心も何一つ痛めることなく自分の子供が得られるんだから。私も自分を損なうことがないのなら子供欲しかったわ」と八つ当たりしてる、と説明した時の上長の顔は忘れられない
— たけのこ (@Takenoko1080) May 9, 2025
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理解できない人が続出
この文章一発で読める人いたらすごい。5回くらい読み返してようやく文意が分かった https://t.co/dRfNTRB998
— 塩けんぴ (@furuiame) May 11, 2025
投稿では、部下の男性社員たちの育児休業取得率が「驚異の100%」であることを上司に尋ねられたエピソードが紹介されています。
たけのこさんはその問いに対し、「お前らはいいよな、腹も心も何一つ痛めることなく自分の子供が得られるんだから。私も自分を損なうことがないのなら子供欲しかったわ」と部下たちに八つ当たりしていると答えたと綴り、その際の上司の顔が忘れられないと述べました。
しかし、この文章は一読では意味がとりづらいとして、多くのユーザーが混乱。
@furuinameさんは「この文章一発で読める人いたらすごい。5回くらい読み返してようやく文意が分かった」と投稿し、共感を集めました。
さらに、別のユーザーからは「自分で部下に育休取らせてるのに、驚異の100%らしくと自賛と伝聞が混ざっており文章の下手くそさに拍車がかかってる」「ここまでわかりにくいと悪文の実例として逆に価値がある」といった反応が続出しました。
一方で、内容を要約した投稿や、表現の問題点を指摘する声、さらには女性の発言としての是非を問う声も見られ、賛否両論を呼んでいます。
上長「君の部下、育休取得率100%ですごいね。どうやったの?」
私(たけのこ)「部下に『妻の辛さも理解せずいいご身分だ』などと八つ当たりしてる」上長「!!!!」←この顔が忘れられない
…ということですな。一応。
— Yamada (@SSKPBL) May 11, 2025
意訳:上長から部下の育休取得率の高さの秘訣を聞かれたので、ジェンダーハラスメントで圧かけて取らせましたと伝えたら、信じられないものを見るような目で見られました。 https://t.co/W6uaOIfI4B
— hakutaku87 (@hakutaku87) May 11, 2025
自分で部下に育休取得させてるのに、「驚異の100%らしく」と謎の自賛と伝聞が混じってるので文章の下手くそさに拍車がかかってる
— 塩けんぴ (@furuiame) May 11, 2025
ここまでわかりにくいと悪文の実例として逆に価値がある気がしますね。
— 折口@雑多垢 (@origuchi123) May 11, 2025
たぶん塩けんぴさんがTwitterにズブズブじゃないから読みにくいんだと思う、健全、ってポジティブにコメろうとしたら、ツリーで「文が下手」で切り捨てててそっちか、、となるなどした
個人的に読める人と読めない人がいる文となったときに何の要素によるんだろ?とおもろくなったんだが相容れなんだか— 豚汁(絡んできていいよ) (@dA0905dA) May 11, 2025
分かる。冒頭から下手すぎるよな。私の部下になった男性社員達、育休取得率が驚異の100%らしくどう説得してるのかと聞かれたので↑いや誰から?って話。
“上司から”私の部下になった男性社員達〜から始まった方が分かりやすいし、お気持ちパワハラ発言が長すぎてごちゃごちゃしすぎw
— 健彦 (@hiko_kingdom) May 11, 2025
たけのこさんのポストは、育児休業取得に関する啓発的な視点を含みつつも、伝え方において大きな議論を呼びました。
近年、日本企業でも男性の育休取得を推進する動きが進んでいますが、依然として制度の利用率は低迷している現実があります。
その中で、育休取得率100%という実績は一見すると理想的な成果に見えます。
しかしながら、その裏には、投稿者自身が部下に対し感情的に語りかけるという方法で説得していたという描写があり、それが「ジェンダーハラスメントではないか」との見方も生みました。
さらに、投稿文中にある「自分を損なうことがないのなら子供欲しかった」という言葉も、個人の選択に対する価値観やジェンダー論に絡む発言として受け取られています。
X上では、要約や意訳を試みるユーザーも登場し、「上司に驚かれた理由は、部下に対して感情的に圧をかけていたから」と解釈する声や、「悪文として価値がある」とまで指摘するユーザーまで現れました。
たけのこさんの意図は育休取得を推進するための努力であったとしても、その伝え方が議論を呼び、逆に炎上につながった形となりました。
投稿が示す言葉の重みと伝え方の難しさ
今回のポストが大きな反響を呼んだ理由には、「文章のわかりにくさ」と「内容の強さ」が絡み合っていた点が挙げられます。
多くの人が投稿内容の意図を理解するために何度も読み返し、要約や意訳が登場するほどでしたが、その過程で伝えたかったメッセージが曖昧になってしまった側面も否めません。
言葉は受け取り手の文脈によって意味が大きく変わるため、特にSNSではその影響力とリスクが高まります。
今回の件では、育休推進という社会的に重要なテーマに加え、性別による役割認識や発言の適切さといったデリケートな問題が含まれていました。
たけのこさんの意図とは別に、読者がどのように受け止めるかによって内容が炎上に発展したことは、ネット上のコミュニケーションにおいて「何を言うか」だけでなく「どう伝えるか」が極めて重要であることを再認識させる事例となりました。
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