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ゲーム業界の市場調査会社Newzooは4月8日に「The PC & Console Gaming Report 2025」を公開。同レポートではNewzooによる集計結果に基づき、さまざまなデータが示されている。このレポートによれば、近年は特に対戦ゲームよりPvEゲームの人気が高まりつつある状況も報告されている。
Newzooは、オランダ・アムステルダムに本社を構える市場調査分析会社だ。ゲームやeスポーツ、モバイル市場といった分野がおもな調査対象。グローバルのゲーム市場を予想するレポート「Global Games Market Report」や、各地域、各国でのeスポーツにおける市場規模やオーディエンスなどのデータを掲載している「Global Esports Market Report」などを刊行、公開している。
今回Newzooが公開したレポート「The PC & Console Gaming Report 2025」では、過去のデータに基づき、2025年のPC・コンソール市場の見通しなどが紹介されている。データはNewzooの「Game Performance Monitor」サービスに基づいており、多くのデータは中国とインドを除く、37か国から集計されているという。

レポートによると、Steamユーザーにおいては、2021年から次第に遊ぶPvEタイトルの割合が増加しているという。2021年にはSteamユーザーがプレイしてきたタイトルにおいて47%の割合を占めていたPvEタイトルは、2024年には58%まで増加。一方でコンソールプレイヤーについては、PvEタイトルのシェアは40%前後で安定した推移を見せている。
この動向についてNewzooは「social-focused(ソーシャル重視)」という語を用いつつ、ソーシャル重視のタイトルに注目が集まった結果、ユーザー層が「PvEフレンドリー」になってきている、とまとめている。レポートにおける「PvEタイトル」がオンラインPvE作品限定かどうかは厳密に定義されていないものの、ソーシャル要素の重視された作品が人気を博しているようだ。そうしたテキスト・ボイスチャット機能やグループ作成などの要素が用意された、オンラインPvE作品が特に人気ということかもしれない。2021年以降にリリースされた人気のオンラインPvEゲームとしては、『Lethal Company』『Sons of Forest』『パルワールド』『ヘルダイバー2』などが挙げられるだろう。
なお今回の調査対象外ながらも、直近ではSteamにて『モンスターハンターワイルズ』『Schedule I』などがマルチ協力プレイに対応しているタイトルとして人気を誇っている。こうした人気タイトルが数々出たことも、PvEタイトルがシェアをさらに伸ばしている背景としてありそうだ。

このほか、より多数のゲームをプレイしたユーザーほど、PvEタイトルをプレイする割合が増えていることも報告されている。こちらはSteam、PlayStation、Xboxいずれのプラットフォームでもその傾向が認められており、年間30タイトルを遊ぶプレイヤーは、半分以上がPvEタイトルを遊んでいるのだという。

PCユーザーほどPvEタイトルを遊ぶという結果などがNewzooのレポートより示されたかたちだが、あくまで今回のデータは「プレイしたタイトル数」であることには注目する必要があるだろう。報告においては、プレイ時間には触れられてはいないため、「少数のPvPタイトルをじっくりやりこんでいる」可能性や、「PvEタイトルを一通り触れたものの、長続きしなかった」可能性も考えられる。
とはいえ少なくとも、PvE作品ではより幅広く多くのタイトルが遊ばれているようで、年々シェアを増やしていることがレポートによって示されたかたち。長時間プレイされるかはともかく、PvE要素があると新作でも気軽にプレイされやすいといった傾向もあるのかもしれない。今年に入ってからも『R.E.P.O.』など新規IPのオンラインPvEタイトルも大ヒットを上げており、ソーシャル要素を重視したPCにおけるPvEタイトルへの関心は高まっているようだ。
ちなみに今回のレポートではプレイ時間に焦点を当てたデータとして、PvPタイトル、特にバトルロイヤル系では近年流行が落ち着き気味であることなども明かされていた。さらにシューターなどが人気を保ち続けてはいるものの、RPG系作品などの人気もじわじわと高まっている様子も見られた(関連記事)。PvP・PvEを問わず、直近の4年間を見るだけでも、業界の流行の変化がさまざま垣間見えるところだろう。