
中国に拠点を置くテクノロジー企業のXiaomiが独自開発のスマートフォン向けSoC「玄戒O1(XRING O1)」の存在を明らかにしました。詳細情報は2025年5月下旬に発表される予定です。
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Official: Xiaomi to Unveil “Xring 01” Chip Later This Month
https://www.androidheadlines.com/2025/05/xiaomi-will-launch-in-house-xring-01-chip-in-may.html
Xiaomiは中国に拠点を置くテクノロジー企業で、スマートフォンやタブレット、ノートPC、スマートウォッチなど多様なデバイスを開発しています。Xiaomi製スマートフォンの高級機種にはライカブランドを冠したカメラが搭載されており、完成度の高いスマートフォンとして高評価を獲得しています。例えば、2024年5月に登場した「Xiaomi 14 Ultra」は4つのレンズからなるライカブランドのカメラを搭載しており、広角から望遠まで幅広い写真撮影が可能です。
ライカレンズ&大型センサー搭載で高級デジカメ並みの撮影性能を手に入れたスマホ「Xiaomi 14 Ultra」実写レビュー、写真を撮影しまくってカメラ性能を徹底検証してみた – GIGAZINE
Xiaomi 14 Ultraに搭載されているSoCはQualcommの「Snapdragon 8 Gen 3」で、他のモデルにもQualcommやMediaTekのSoCが搭載されています。そんな中、2024年11月にはXiaomiがQualcommやMediaTekへの依存を減らすべくSoCの独自開発を進めていることが報じられました。
Xiaomiがスマホ向けに独自設計チップを準備中、QualcommとMediaTekへの依存を減らすべく2025年にも量産開始か – GIGAZINE
そして、2025年5月15日にはXiaomiの雷軍CEOが自身のSNSアカウントに「Xiaomiが独自開発したスマートフォン向けSoC『玄戒O1』を2025年5月下旬に発表します」と投稿し、玄戒O1という名前のSoCの詳細情報を近日中に発表予定であることを明らかにしました。
記事作成時点では玄戒O1の情報は名前とイメージ画像以外しか公開されていませんが、インターネット上には「TSMCの4nmプロセスで生産される」「UNISOCの5Gモデムが内蔵される」「3.2GHzのプライムコアを1個、2.5GHzのパフォーマンスコアを3個、2.0GHzの効率コアを4個搭載する」といったウワサも流れています。
なお、雷軍CEOは2017年に発表した独自開発SoC「Surge S1」の発表当時の写真を投稿しつつ「Xiaomiのコア開発は2014年9月に始まりました。あっという間に10年が過ぎました」とコメントしています。
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🧠 編集部の感想:
Xiaomiが独自開発のプロセッサ「玄戒O1」を発表するとのニュースは、同社の技術力向上を示す重要なステップです。これにより、QualcommやMediaTekへの依存度が低下し、より競争力のある製品が期待できます。新しいSoCがどのような特性を持つのか、詳細発表が楽しみです。
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