Microsoftは6日(米国時間)、Windows 11 Insider向けに導入されるさまざまな新機能について紹介。40TOPS以上のNPUを備えたCopilot+ PCで使える機能と、そうでないPCにも使えるものなど、今後多数の新機能が導入されることが明らかとなった。なお、いずれも順次実装で、一部機能は英語環境から導入する見込み。
Windows 11の新機能
Windows 11の新機能としては、使用頻度に基づくアプリの自動分類を行ない、さらにはスマートフォンと連携する「電話コンパニオン」が統合された新しいスタートメニューが導入される。また、「ファイルエクスプローラー」では、ファイルを右クリックすることで、要約や画像編集といったAI機能に直接アクセスできるようになる。
電話コンパニオンを統合したスタートメニュー
「メモ帳」の機能強化も行なわれ、プロンプトからテキスト生成を行なったり、要約が行なえたりするようになるという。また、太字/斜体/リスト/見出しといった簡易な書式設定もサポートし、Markdown形式のインポートやファイルも新たに対応する。
「Copilot」機能も強化が行なわれ、アプリの画面をCopilotと共有することでそれに対して分析や質問が行なえる「Copilot Vision」が導入。また、Copilotキー長押しにより音声でCopilotとやりとりできる「Press to Talk」、音声コマンド「Hey, Copilot!」でCopilotを起動できる機能も導入するとしている。
Copilot Vision
このほか、NPUを活用するサードパーティーアプリの拡充や、Microsoft Storeにおける「AI Hub」の導入が行なわれた。
Views: 3