米Microsoftは19日、特定環境のWindows 10において、Bitlocker回復画面が繰り返し表示される不具合があると報告した。定例外更新プログラムの適用で解決する。
IntelのvPro対応CPUを搭載したPCでセキュリティ機能の「Trusted Execution Technology(TXT)」を有効化している場合に、更新プログラム「KB5058379」を適用すると発生する不具合。
症状は「スタートアップ修復で障害が発生して再起動ループに陥りBitlockerの回復画面が繰り返し表示される」もしくは「KB5058379のインストールが複数回実行される」のいずれか。16日付けのリリースノートで既知の問題として報告しており、解決に取り組んでいる旨を説明していた。
KB5058379はWindows 10 Enterprise LTSC 2021およびIoT Enterprise LTSC 2021の21H2/22H2を対象に「Secure Boot Advanced Targeting(SBAT)」の機能強化を施す内容の更新プログラム。この不具合が発生した場合は定例外更新プログラム「KB5061768」を適用することで修正できる。
🧠 編集部の感想:
Windows 10のBitlocker回復画面の不具合は、特にIntelのvPro対応CPUを搭載したユーザーにとって大きなストレスとなります。修正プログラムが早急に提供されることは評価できますが、ユーザーには不便をかけた影響が気になるところです。セキュリティの強化と安定性の両立を目指し、今後の対応に期待したいです。
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