Claude CodeをWindows上で動かすにはWSLの調整が必要ですが大変に辛ですよね。
この記事ではDevContainerを使ってWindows上でもClaude Codeを簡単確実に動かせる方法を説明します。
勿論、DevContainerを使っているので、MacやLinuxなどのGUI環境でも同じように動作します。
- VS Codeをインストールする
- Docker Desktopをインストールする
まず、作業用のディレクトリを作成しましょう。ここでは、C:\dev\devcontainer-claude
とします。
次に、.devcontainer
ディレクトリを作成し、その中にdevcontainer.json
を作成します。
つまり、C:\dev\devcontainer-claude\.devcontainer\devcontainer.json
というファイルを作る訳ですね。
内容は以下の通りです。
{
"image": "mcr.microsoft.com/devcontainers/base:ubuntu24.04",
"features": {
"ghcr.io/anthropics/devcontainer-features/claude-code:latest": {}
},
"customizations": {
"vscode": {
"settings": {
"[json][jsonc][jsonl]": {
"editor.defaultFormatter": "vscode.json-language-features",
"editor.formatOnSave": true
}
}
}
}
}
この設定では、
ファイルを作成したら、VS Codeで作業用のディレクトリを開きます。
これで、Claude CodeがDevContainer上で動作するようになりました。
DevContainerで動くようになったので、ここからはClaude CodeのCLIを使ってプロジェクトを初期化していきます。
ターミナルを起動して claude
コマンドを実行すると初期化するウィザードが始まります。この時点で、VS Codeに Claude Code用の拡張がセットアップされます。便利ですね。
自分自身のClaudeに対する課金状況に合わせて選択してください。
DevContainer内からブラウザを直接ポップアップするのは難しいので、ターミナル内に表示されたURLをCtrl+クリックしましょう。コントロールキーを押しながらマウスカーソルを近づけるとURLに下線が表示されます。
VS Codeから警告が表示されますが、問題ないので「Open」ボタンを押します。
既にClaude AIにログイン済なら以下のような画面が表示されますので、「Authorize」ボタンを押します。
認証コードが画面に表示されますので、「Copy Code」ボタンを押してコードをクリップボードにコピーします。
ターミナルに戻って、コードをペーストした上でEnterキーを押します。
claudeコマンドがログイン処理を実行し、上手くいけば以下のように表示されます。
後は、通常通りの使い方になりますので公式のマニュアルを参照してください。
https://containers.dev/features から必要な環境を選んで、devcontainer.jsonのfeaturesに追加しましょう。
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