





Wacomの新しいAndroidタブレット「Wacom MovinkPad 11」の性能を徹底検証
公開日: 2025年08月03日 16時00分
Wacomが7月30日にリリースした新しい液晶タブレット「Wacom MovinkPad 11」は、デジタルイラスト制作を始めたい人向けに設計されたPC不要のAndroidタブレットです。このデバイスの基本性能を、ベンチマークテストやバッテリー持続時間で検証しました。
ベンチマークテスト
最初に「Geekbench 6」を使用しました。このアプリでMovinkPad 11のCPUとGPUを評価しました。テストの結果、シングルコアのスコアは725、マルチコアのスコアは2027で、これは2020年発売のGalaxy S20 FE 5Gに比べて低めの数値でした。
次にGPU性能を測ると、スコアは1282でした。これも、一般的な廉価版スマートフォンと同日の数字でした。さらに、「PassMark PerformanceTest」で総合スコア9801を記録し、これはHuaweiのHonor 20 ProやGoogle Pixel 4 XLに相当する性能です。
バッテリー持続時間
MovinkPad 11はバッテリー性能も重要なポイントです。最大輝度でのYouTubeライブ再生テストを行ったところ、充電100%から約5時間51分の連続稼働を確認しました。各時間帯の充電残量も記録しており、最初の1時間で84%、3時間後には50%、5時間後に20%に達しました。
充電に関しては、0%から100%まで4時間32分かかりました。この速度であれば、外出先でも安心して使用できるでしょう。
総評
Wacom MovinkPad 11は、特にデジタルイラスト制作に特化した機能を持つタブレットとして、初めてのデジタル作画に挑戦する人に向いています。価格は約6万9080円(税込)で、CLIP STUDIO PAINT DEBUTの2年ライセンスも付属します。
デジタルアートに興味がある方は、ぜひMovinkPad 11の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
🧠 編集部より:
Wacomが2025年7月30日にリリースした「Wacom MovinkPad 11」は、デジタルイラスト制作をサポートするために設計されたAndroidタブレットです。本タブレットはPCなしで利用可能で、イラスト制作に特化した機能を提供しています。
主要性能について
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CPU・GPU性能:
- CPUベンチマークでは、シングルコアスコア725、マルチコアスコア2027を記録。これは2020年発売のSamsung Galaxy S20 FE 5Gより低い結果となっています。
- GPUベンチマークスコアは1282で、これにより基本的なグラフィックス処理が可能ですが、最新のスマートフォンには劣ります。
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バッテリー持続時間:
- 明るさを最大にした状態でYouTubeライブを流し続けると、約5時間51分の連続稼働が確認されました。このバッテリー持続時間は、外出先での作業や長時間の使用に便利です。
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充電時間:
- 充電100%までの時間は約4時間32分。急速充電にはACアダプターを使用し、最初の50%まで約2時間で充電されました。
豆知識
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Wacomの歴史: Wacomは1990年に設立され、グラフィックデザインの業界で非常に重要な地位を占めています。その製品は、アーティストやデザイナーのクリエイティブな作業をサポートすることで知られています。
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デジタル制作の普及: デジタルイラストレーションは年々人気が高まっており、初心者でも手軽に始められる環境が整っています。MovinkPad 11は、その入門機として最適な製品と言えるでしょう。
関連リンク
Wacom MovinkPad 11は、デジタルアートに挑戦したい方々にとって、非常に魅力的かつ手頃な選択肢となるでしょう。
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キーワード: Wacom MovinkPad 11
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