🔸 ざっくり内容:
雑誌『Hukyu(ふきゅう)』が2024年6月30日に創刊されます。この雑誌はVTuber文化と民俗学の交わりを探求することを目的としており、創刊号のテーマは「VTuberを続(つ)ぐ、民俗学で継ぐ」です。A5サイズで280ページの内容で、税込2200円。公式通販で購入するとオリジナルしおりが特典として付いてきます。
編集長は、民俗学をテーマにしたVTuberの諸星めぐるさんで、彼女はVTuber文化と民俗学の理解を深めるための動画や生配信を行っています。創刊号には、民俗学者の島村恭則教授や26人以上のVTuberとの鼎談やインタビューが収録されており、VTuberの文化を多角的に記録する内容です。
追加のコンテンツとしては「第一回VTuber川柳大賞」や「VTuber俗語集」、さらに「ゾンビ先生と行く、ぽこピー聖地巡礼」などがあり、多様性に満ちたVTuber文化を感じられます。この雑誌は、VTuber当事者、ファン、運営会社、研究者などの視点を通じて、現在のVTuber文化を生き生きと描き出します。
今後も『Hukyu』は、バーチャル文化の記録と普及を進めていく予定で、特設サイトでは先行公開内容もあります。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
🧠 編集部の見解:
VTuber文化と民俗学の交差点をテーマにした『Hukyu』の創刊、すごく面白いですね!VTuberはもはや単なるエンターテイメントではなく、文化の一部として深く根づいていると感じます。特に、民俗学の視点からVTuberを捉え直す試みは新しいアプローチで、こうした視点がVTuberの文化的な厚みを増すことに繋がるんでしょうね。
関連事例として思い出すのは、ポップカルチャーが伝承と交わる瞬間。 例えば、日本の神話や伝説を題材にしたキャラクターが多く登場するアニメやゲームも、同じように文化的な背景を持っています。VTuberもその流れの中にいるんだなと。
さらに、VTuberが持つ「リアルタイム性」や「双方向性」も注目すべきです。 リアル時間でファンとコミュニケーションをとることで、一種の共同体感を創出しています。この点が民俗学的な側面とどう結びつくのか、非常に興味深い。
ちなみに、VTuber業界には多くのファン参加型企画が存在していて、例えば「VTuber川柳大賞」みたいなイベントは、視聴者とクリエイターの距離を近づける一手段になっていますよね。こうした取り組みが、VTuber文化の今を記録する『Hukyu』でどのように表現されるのか、わくわくします。
今後の号も楽しみですが、特製の「オリジナルしおり」はもらうと嬉しい特典ですね!VTuberという新しい文化の形を楽しみながら,并せて民俗学の新しい扉を開く、きっと多くの人々にとって価値ある雑誌になるでしょう。
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キーワード: VTuber文化
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