月曜日, 5月 12, 2025
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VR写真をリアルで展示 富士フイルム協賛のバーチャル写真展が表参道で開催 – KAI-YOU


VRChatをはじめとするバーチャル空間で撮影した写真を、現実のギャラリーで展示する作品展「VR PHOTO EXHIBITION VOL.4 Supported by FUJIFILM」が開催される。

開催期間は2025年5月16日(金)から6月4日(水)まで、場所は表参道にある富士フイルムの直営写真店「WONDER PHOTO SHOP」だ。

「VR PHOTO EXHIBITION」は、2023年の初開催以来、これまで3回にわたって実施され、バーチャルとリアルの垣根を超える新たな写真表現を追求してきた。4回目となる本展では、mo4caさん、グロウさん、なのさん、此花ゆうなさん、もんでぃーさん、計5名のバーチャルフォトグラファーが作品を展示する(外部リンク)。

「VR PHOTO」とは?

展示作品の一例(Photo by なの)

「VR PHOTO」とは、「VRChat」をはじめとするソーシャルVRプラットフォームやメタバース空間において撮影された写真作品のこと。各プラットフォームの写真機能や、ユーザー独自に工夫した撮影技法を用いて、単なるスクリーンショットを超えた表現の一つとして注目を集めている。

3DCGのゲーム空間内にて、「フォトモード」などを活用した写真撮影を楽しむ文化は、コンピューターゲームの黎明期から存在し、「バーチャルフォトグラフィー」「インゲームフォトグラフィー」などと呼ばれ写真論、メディア論といった分野からも度々言及されてきた。

「VR PHOTO」は、従来の「インゲームフォトグラフィー」の延長線上にあると同時に、VR空間ならではの身体性が追加された新たな表現領域ということになる。特に「VRChat」においてはカメラ機能が充実しており、かつ、現実の一眼レフさながらの被写界深度調節などが可能となる撮影特化型ツールもユーザーの手で開発されるなど、独自の撮影文化が発展している。

FUJIFILMも協賛 「VR PHOTO EXHIBITION」の歩み

もともとは、FUJIFILMによるバーチャルフォトグラフィーの可能性を探るイベントから始まった同写真展。2024年1月には、富士フイルムのプリントサービスなどが体験できる旗艦店「FUJIFILM WONDER PHOTO SHOP」にて、初回となる「VR PHOTO EXHIBITION」を開催した。

過去には、「Sanrio Virtual Festival」(通称サンリオVfes)の公式フォトグラファーなどでも活躍するえこちんさん、柚葉さんや、自身でVRChatワールドとして展示ギャラリーを持つrocksuchさんなど、VR PHOTOの第一線で活躍するクリエイターの作品を展示してきた。

「VR PHOTO EXHIBITION VOL.2」実際の展示の様子(筆者撮影)

写真展では、普段はデジタル上でしか見ることの叶わない「VR PHOTO」が、富士フイルムのプリントサービス「WALL DECOR」を用いて高精細印刷されて展示される。

また、参加しているフォトグラファーの作品を用いたフォトブックや、缶バッジなどのオリジナルグッズも販売される。

2000年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。2020年10月にVRニュースメディア『PANORA』にてWebライター活動をスタートし、2021年11月に公開の記事「VRChatに週100時間ダイブするドハマりプレイヤーが語る、もはや引き返せないメタバース生活」がきっかけで、ABEMA Primeに出演。2022年4月にはソーシャルVR領域のユーザーカルチャー情報に特化したWebメディア『メタカル最前線』を創刊。2024年3月までの間、編集長を務める。KAI-YOU Medium Tech.所属。



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