事故現場で、男はバスの下に入り込むように倒れていました。
意識がもうろうとしているように見えますが、実は、ひかれていません。

当たり屋とみられます。

この直前、バスの運転手は緩いカーブの途中にあの男の姿を目撃。

男はバスに向かって駆け出すと、ヘッドスライディング。
頭から飛び込み、目の前に倒れ込んだのです。

運転手は慌てて急ブレーキ。
周囲の人たちも心配そうに集まります。

そして、その直後…。
男は「バスにひかれた」「もうだめだ」と言わんばかりにあおむけで寝転がっています。

しかし、バスの運転手は「急ブレーキをかけました。神様のおかげか、彼は下敷きにならずに済んだ。健康状態もいいそうです」と話していて、とっさにかけた急ブレーキが間に合っていたのです。

トルコ北西部の街で起きた、当たり屋とみられる事故。

男は軽いけがで病院に搬送。
自らヘッドスライディングで飛び込んだ時にけがをしたのでしょうか。

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