アメリカのトランプ大統領は、相互関税を含めた関税措置の一時停止について「考えていない」と明言しました。

――交渉の余地を残すため、関税一時停止の選択肢は?

トランプ大統領:
いや、それは考えていない。多くの国が我々との交渉に臨んでいて、公平になるだろう。

トランプ大統領は7日、記者団に対し「恒久的な関税もあり得るし、交渉もあり得る」と述べると共に「全ての国と公平な取引を行い、それができなければ彼らとは一切関わりを持たないつもりだ」と語り、各国に交渉を呼びかけました。

一方トランプ氏は、日本との関税や貿易の交渉担当にベッセント財務長官と、USTR(アメリカ通商代表部)のグリア代表を起用することを決めました。

ベッセント氏はFOXビジネスの番組で、「日本は真っ先に手を挙げたので優先されるだろう」と述べた上で、日本代表団との交渉が「非常に生産的なものになると確信している」と強調しました。

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