火曜日, 5月 13, 2025
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UV対策とビタミンD補給を両立! 紫外線大国オーストラリアで生まれた革新的な日焼け止めとは?



免疫機能の維持に寄与することから、コロナ禍以降、ビタミンDの重要性が注目を集めている。そんなビタミンDに着目し、紫外線大国・オーストラリアからやってきた日焼け止めが「ソーラーD」だ。ビタミンDはそもそもどんな栄養素なのか? ソーラーDは一般的な日焼け止めとは何が違うのか? ソーラーDを手がけるアンブロシア株式会社の志賀惠子さんに話を聞いた。

骨や免疫など、多岐にわたるビタミンDの作用

脂溶性ビタミンの一種であるビタミンDは、実はホルモンの一種でもあることは意外と知られていない。「体内で作られ、血液を通じて臓器に働きかけるのがホルモンです。ビタミンDは食物やサプリメントでも補給できますが、日光によって体内でも生成され、臓器に働きかけます」ビタミンDの適正値は、検査機関などによって多少の幅はあるが、血中濃度30〜75ng/mLが一般的な値とされている。では、ビタミンDにはどのような働きがあるのか。「主な作用として、骨や歯の形成、筋肉の収縮や神経伝達、免疫機能の調整が知られています。また、近年世界中でビタミンDの研究が行われており、さまざまな論文も発表されています。たとえば、ビタミンDの補給が喘息の悪化を安全に低下させたり、血中ビタミンD濃度が高いほどがんに罹患するリスクが低下したり、うつ患者に対しての治療効果があったりと、さまざまな報告がされています」

日光浴でのビタミンD生成がおすすめの理由

ビタミンDを摂取する方法は、主に食事とサプリメント、日光浴の3つだ。「鮭やイワシ、きのこ類といった食材にビタミンDが多く含まれています。深刻なビタミンD不足の人にはサプリメントでの補充も必要ですが、おすすめは日光浴をして体内でビタミンDを生成することです。理由は簡単でお金がかからないこと、必要量のビタミンDを確保すると体が自動的に生成をストップしてくれること、そして日光で作られたビタミンDは、他の方法よりも血液中に長く存在するからです。また、識者によると、1日に必要なビタミンDの量の半分は日光から得るのが望ましいとされています」ではどれくらい陽射しを浴びたら良いのか。「ビタミンD生成に必要な時間は、時刻、季節、緯度、白人・黒人・アジア人などのスキンタイプに依存します。たとえば、国立環境研究所と東京家政大学の研究チームが、成人が1日に必要なビタミンD摂取量の指標とされる220IUを体内で生成するのに必要な日光浴時間を計算したところ、12月の晴天時に、両手と顔で日光浴をした場合、那覇では8分でしたが、つくばでは22分、緯度の高い札幌では76分も必要なことがわかりました」ただし、晴天か曇天か、夏か冬か、肌の露出がどれぐらいかによっても変わるため、必要な時間は一概には言えないという。効率的にビタミンDを生成するためには、いくつかのポイントがあるという。「まずは10時〜15時くらいまでの間に日光浴をすることです。早朝や夕方近くになると、ビタミンDの生成量は格段に減ります。またガラス越しではビタミンDが作れないため、必ず屋外に出ることが大切です。国立環境研究所によると、日陰にいても多少はビタミンDが生成されることがわかっています。日光にあたる肌の面積でも生成量が変わるので、なるべく短時間に必要量を得たいなら肌の露出を増やすのもコツです」健康のためと思っても、日焼けはしたくないという人も多いだろう。だが、外出を避け屋内で過ごす生活や、日焼け止めやUVカットのウエアでしっかりと防御する行為こそが、実はビタミンD不足の大きな要因だという。そこで生まれた日焼け止めが「ソーラーD」だ。

日焼け対策がビタミンD欠乏の大きな要因に

ソーラーDは紫外線大国のオーストラリアで誕生した。「オーストラリアでは紫外線量が日本の5〜7倍と言われています。つまり理論的にはビタミンDが生成されやすい環境です。ところが、長年アウトドアスポーツを楽しんできたソーラーD創業者のマシュー・コレットがビタミンD検査を受けたところ、欠乏していると診断されたのです。実は紫外線大国のオーストラリアでは、『スリップ・スロップ・スラップ』という標語で、長袖を着る、日焼け止めを塗る、帽子をかぶるという日焼け対策が長年強く推奨されてきました。ところがこの日焼け止めにより、ビタミンD生成が阻害され、国民の40%がビタミンD不足に陥っていました。2023年1月には、オーストラリア政府もビタミンDが健康に非常に重要であると認識を改め、このガイドラインを緩和しています」

ビタミンD生成を妨げない「UVBフィルタリング技術」とは

ただし、光老化という言葉があるように、肌にとって紫外線は大敵だ。そこでマシュー氏は、日焼け止めを使用しながらビタミンD生成ができないかと考え、「UVBフィルタリング技術」を開発した。「紫外線にはさまざまな波長がありますが、そのなかでビタミンDを生成することができるのはUVB波の一部です。日焼け止めは通常、紫外線の波長のすべてをブロックできるように成分設計されますが、ソーラーDはビタミンD生成に必要な波長だけは通すように設計されています。この設計をUVBフィルタリング技術と呼んでいます。それでいてSPF50+、PA++++と、高いレベルの日焼け止め効果も実現しています」ソーラーD社がSPF15、SPF30、SPF50の3タイプのサンプルを用いて行った実験では、SPF値が高いほど、ビタミンDに必要な波長が透過する量は減るが、SPF50でも十分な量のビタミンDを生成できるという。最後に、ビタミンDのセルフチェック方法も教えてもらった。

・一年中、紫外線をしっかりガードしている
・日中は屋内にいることが多い
・花粉症などのアレルギーがある
・魚をあまり食べない
・風邪をひきやすい
・大人になってから骨折をしたことがある
・寝つきが悪い、眠りが浅い
・腰痛に悩まされている
・気分が落ち込みやすい
・筋力があまりないと感じている
(※D活サイトより)

3つ以上当てはまる人はビタミンDが不足している可能性が高いため、意識的に増やすことを心がけてほしいという。紫外線量が高まるこれからの季節。健康も意識した日焼け止め対策を取り入れてみてはいかがだろう。

Text by Junko Hayashida

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