日曜日, 5月 18, 2025
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USCPAが意味ないと言う人はたいてい持っていない側の人間~挑戦した人にだけ見える景色の話東京都市探訪

🧠 概要:

概要

この記事はUSCPA(米国公認会計士資格)についての考察を通じて、資格取得の価値や挑戦の重要性について語っています。特に、USCPAの意味がないと批判する人々は、実際に挑戦したことがない人が多く、行動することの意義や、資格が持つ可能性について強調されています。

要約(箇条書き)

  • USCPAの意味についての疑念:
    -「USCPA 意味ない」と検索すること自体に、興味や関心が含まれている。

  • 資格取得のための心構え:

    • 資格取得にあたっては“必要か”よりも“得られる可能性”に目を向けるべき。
  • 批判と挑戦:

    • 批判は、実際に挑戦していない人から生まれることが多い。挑戦した人の声の方が価値がある。
  • 資格の真の意味:

    • 資格が意味ないという声は理解できるが、持っていることで見える景色がある。
  • 難易度より価値の作り方:

    • 資格の難易度比較は意味がなく、実務での使い方こそが重要。
  • 行動の重要性:

    • 行動した結果がキャリアに影響を与える。先送りではなく、今できることから始めるべき。
  • 意味は後から作られる:
    • 資格に意味があるかは行動した結果として生まれるもので、挑戦した人だけがその価値を語れる。

USCPAが意味ないと言う人はたいてい持っていない側の人間~挑戦した人にだけ見える景色の話東京都市探訪

東京都市探訪

USCPAに関する記事のご要望をいただきましたので、文章化しようと思います。長文となりますが、USCPA受検を検討中の方や、USCPA不要論を唱える方に読んでいただければと思います。

意味ないって検索した時点で、気になっている

「USCPA 意味ない」と検索してしまったあなたへ。それって、もう半分は“気になっている”ってことじゃないですか?本当にどうでもよかったら、わざわざ検索なんてしないはずです。受験の時、受ける予定のないまったく関係ない高校や大学の出願状況や解答速報を気にしたことがありますか?就活の時、希望していない業界の企業の収益性についてインターネットを漁った経験がありますか?
何かを変えたくて、今のままでは物足りなくて──でも、踏み出すのが怖い。そのモヤモヤの裏返しが「意味ない」というワードなんだと思います。

不思議なもので、資格の話になると、急に冷静な合理主義者になろうとする人がいます。「転職に効くの?」「投資対効果あるの?」「実務で使えるの?」と。でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。あなたはスタバで500円のコーヒーを買うとき、ROIなんて考えますか?友達と飲みに行った帰り道、「今日の時間はコスパ良かったな」なんて評価してますか?

洋服を選ぶとき、旅行先を決めるとき、本屋でふと気になった本を買うとき。筋トレをしにジムに行くとき、親に会うために連休は実家に帰ると連絡するとき、賃貸で少し背伸びした人気のエリアを選ぶとき。そこにあるのは、「何かを得られるかもしれない」という感覚と、「今の自分をちょっとだけ前に進めたい」という小さな衝動です。そう、人生って結局、“Must”じゃなく“Nice to Have”の連続でできているんです。

「必要かどうか」がいつも正解じゃない。むしろ、「あってよかった」と思えるものを、自分で取りにいける人こそが、未来を動かしているんだと思います。資格だって同じ。100%確信して動ける人なんていない。でも、「なんとなく気になった」その直感を信じられるかどうかで、選べる選択肢の数が変わってくるんです。USCPAが“必要かどうか”を気にする前に、気になってしまった自分の声に、まず耳を傾けてみてください。全てはそこから始まります。

批判はいつだって、やらない側から始まる

「USCPAなんて意味ない」って言い切る人の多くは、実は一度も本気で調べたことがありません。参考書も開いていないし、合格体験記も読んでいない。ただSNSで流れてきた断片的な批判を見て、「ああ、やっぱりやらなくて正解だったな」と自己肯定している。それ、本当に納得してるんでしょうか?本当はちょっと気になってる。でも、自分には無関係だと思いたい。自分は資格に頼らない強い側の人間であると思いたい。もしかしたら、既に挑戦している人を攻撃したいのかもしれない。その“気になる気持ち”を押し込めるには、否定するしかない。「意味ない」と決めつけてしまえば、挑戦しない自分を守れる。でもそれって、本当にもったいないと思うんですよね。やったことがある人は語らないけど、やってない人ほど語りたがります。少なくともUSCPAの合格者は、意味がなかったとは言いません。

あなたがもし何か変えたいと感じているなら、“批判する側”じゃなく、“やってみた側”に立ったときの景色を想像してみてください。きっと、今の自分には見えていないものが、たくさん見えてくるはずです。

資格に意味はない。けど“持ってる側”にしか見えない景色がある

「資格なんて持ってても意味ないよ」──その気持ち、わかります。資格が万能なパスポートじゃないことなんて、あなただけじゃなく、みんな理解しています。世の中は実に不公平にできていて、「資格なにそれ?」のような圧倒的な才能と実力で勝負している人も存在します。でもそんな人は本当に一握りであって、その人たちも何らかの分野で信じられないほどの努力はしています。人は皆、多かれ少なかれ「何者」かになりたいと思っています。でもそれは簡単に実現できることではないし、努力すればなれるとも言い切れない。そんな不安の中で、もがき、苦しみ、何とかきっかけを掴みに行かないといけない。そんな不条理で、報われないゲームが人生だと思います。そんな中で自分の手で積み上げたものがあるという事実は、静かに、でも確実に効いてくると思います。

USCPAを持っている人の多くが言います。「取得したことで“何かが劇的に変わった”わけじゃないけど、“じわじわ変わった”とは思う」と。

たとえば、転職市場で「この人はちゃんと努力できる人なんだな」と思われるとか。会議で英語資料にビビらなくなるとか。数字に対する解像度がちょっと上がるとか。そういう“効いてくる感覚”って、試験の難易度や知識の量では測れないものだと思います。もっと言えば、資格を通じて得られるのは「考え方」の土台でもあります。たとえば、USCPAを通じて学ぶ英語会計のフレームワークや財務諸表の構造理解は、日々の業務資料を読むときにも“目のつけどころ”を変えてくれます。あるいは、知らない取引構造を推測するときにも、過去に得た知識をアナロジーとして働かせられる。

こうしたインプットとアウトプットの回路が、自分の中にじわじわと根を張っていく。結果として、資料の理解速度が上がったり、初見の情報に対する推論の精度が高まったりする──これは、ただの暗記型資格にはない“実装される知識”の価値であり、単なる試験対策じゃ得られない、「仕事に染み出す知性」となります。

簡単じゃないけど、自分で価値を育てていける。それがUSCPAという資格の強さであり、本当の意味での“使い方”なのだと思います。

試験の難易度じゃなく、価値の作り方が重要

「USCPAって、日本の会計士より簡単なんでしょ?」そんなふうに言う人がいます。でも、それ比べてどうするんですか?難易度を比べて勝った方が偉いんですか?どちらも制度も対象も違うのに、大学受験の偏差値みたいに並べようとするその思考、もう時代に合っていないというか、ビジネスセンスに欠けています、といいたいです。
そもそも比較論の原理原則はApple to Apple(同じものの比較)であり、目的や試験制度、受験者層がまるで異なる両者は比較しても無意味であって確からしい考察はできません。

今は、「どれだけ難しいことをやったか」より、「どれだけ意味ある行動ができたか」の方が問われる時代です。USCPAが本当に評価されるのは、「英語×会計」というスキルを仕事の中で活かしている人たちの存在があるからではないかと思います。実務の中で翻訳じゃなく“理解”できる人、経営の意思決定に関われる人。そういう人たちが、自分の手で資格に価値を与えている。難しさじゃなく、使い方こそが重要です。もちろんUSCPAを取得していてもキャリアがうまくいかない人は存在しますし、私自身もそうした人を多く見てきました。でもそれは、何かしらの別の要素がそうさせているのであって、資格の有無は関係ないでしょう。

だから、比較なんかしてる暇があったら、自分にとっての“意味ある選択”を考えた方がよほど建設的です。

「USCPAより他にやることあるだろ」という人へ

確かに、USCPA以外にもやることはたくさんあります。英語力、業務スキル、人間関係、マネジメント経験──言い出せばキリがない。でもあなたのいう、“他にやること”って、本当にやれてますか?「今は忙しいから」「落ち着いたらやる」って言いながら、気づけば半年、1年経っていないですか?

USCPAに挑戦している人たちは、完璧なタイミングを待たずに、「やれることから始めよう」と踏み出しています。仕事と両立しながら勉強時間を捻出して、少しずつ前に進んでいる。正解がわからなくても、“やってみる”という選択をしている。その姿勢が、数年後のキャリアに確実に差を生むんです。行動を先送りにするのは簡単。でも、行動した人の現実だけが変わっていく。「まだ早い」と言い続けるうちに、気づけば誰かはもう次のステージに立っています。
それが、社会における残酷なほど公平かつ不変のルールです。

結局、行動した人間だけが“意味をつくる

USCPAに意味があるかなんて、誰にも断言できません。だけど一つだけ確かなのは、行動しなかった人には絶対に“意味を語る資格がない”ということ。迷いながらも勉強を始めた人と、SNSで「意味ない」と書き込んだだけの人。どちらがより多くを得ているか、比較するまでもないでしょう。

資格に限らず、何かを始めるときに「これって意味あるのかな」と考えるのは自然なことです。人間は誰でも不確実性を恐れ、リスクを避けたがる傾向にあります。
でも、本当に意味が生まれるのは、そのリスクを取ってやってみてからです。やったからこそ得られた実感、人との出会い、視野の広がり──それが資格の本当の価値になっていく。逆に言えば、意味を“先に知ろう”としているうちは、一生手に入らないものなんです。意味は、あとから自分でつくるものであり、挑戦した人間だけが語れる景色があります。

東京都市探訪

国立大学を卒業後、大手日系メーカーを経て外資系総合ファーム、戦略ファームを経験。コンサルティングという実態の見えない業界の解像度を上げ、転職検討者に対して有益な情報提供を目的としています。独特のケース面接対策や知っておくべきビジネス教養にスコープを当てていきます。



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