🧠 概要:
概要
この記事では、TOEIC850点を取得した著者が、自身の英語能力について率直に述べています。点数は高いものの、英語を自由に使いこなすにはまだ課題が多いと感じており、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの各スキルについて詳細に振り返っています。また、今後TOEICを受ける方への参考として、自身の経験を記録しています。
要約 (箇条書き)
- 目標達成感: TOEIC850点は憧れだったが、自由に英語を使うには課題が多いと感じる。
- リスニング: Part1とPart2で正答率が低く、音声理解の「自動化」が課題。
- 映画視聴: 英語字幕なしでは内容を理解するのが難しい。
- リーディング: マルチパッセージ問題には到達するが、スピードが遅く、知識の処理が自動化されていない。
- 日常生活: 英文を読むのに苦労し、翻訳ツールを頻繁に使用。
- ライティング: 英作文の機会が少なく、自然な表現には至っていない。
- スピーキング: 準備した文章は話せるが、即興での会話は難しい。
- 個人差: TOEIC850の実力には個人差が大きく、あくまで自分の例として参考にしてほしい。
TOEICで800点を超えるのは、私にとって憧れでした。
でも実際に850点を取ってみて思うのは、「まだまだ自由自在に英語を操れるレベルとは言えないな」ということです。
記憶が新しいうちに、今の自分の感覚を記録しておこうと思います。
今後、TOEICを受ける方の参考になればうれしいです。
これは「TOEIC850をとった勉強法」シリーズの一部です。
約1400文字の記事:約3分で読めます。
【Listening】
TOEIC850をとった回(4月20日)のリスニングでは、Part1、2の正答率が低かったす。特に、Part2のある女性ナレーターのクセが強くて、その人の英語はほとんど聞き取れませんでした。普段ならもう少し聞こえるはずなのに……。
パート3・4は7~8割くらい聞き取れている感覚です。公式問題集を解く際に間違えた問題も、音声をもう一度聞けば理解できるものが多いです。
傾向としては、最初は聞き取れていても、途中から理解が追いつかなくなり、「起承転結」で言えば、「転」くらいのところでわからなくなって、最後の方で盛り返すパターンが多いです。ChatGPTに相談したところ、「脳内の処理の自動化がまだ進んでいないのでは」と言われました。この「自動化」が現在の課題です。
映画の場合
最近はハリー・ポッターを見ているのですが、英語字幕なしではかなり厳しいです。字幕がないと、細かい内容がつかめません。
【Reading】
TOEICでは、最後のマルチパッセージ問題まで一応到達します。でも、文書自体には到達しても、5問中最後の問題にたどり着けるかはギリギリ。ざっと内容を拾って答えている感じで、しっかり読み込む余裕はありません。
文法が難しくて読めないということは、ほとんどありません。ただ、読むのに時間がかかります。知らない単語がいくつかあるので、文脈から意味を推測しながら読んでいて、その分スピードが落ちているように感じます。
要するに、「知識はあっても処理が自動化されていない=読むのが遅い」という状態です。
映画の英語字幕について
英語字幕を表示して映画を観ると、字幕の切り替えスピードについていけないことも多いです。そういうときは、止めながら読んでいます。
日常生活では
日常で英文を見かけても、スラスラとは読めません。やる気と気合が必要です。翻訳ツールがあるときは、迷わず使っています。
【Writing】
あまり英作文をする機会がないので、正直どれくらい力がついているかは不明です。
ただ、自分で英文を作ろうとすると、どうしても「日本語の直訳っぽい英語」になってしまいます。ネイティブが自然に使うような、こなれた言い回しには、なかなか届きません。
【Speaking】
ほとんど話せません。
事前に準備しておいた文章なら話せるし、昔よく練習したフレーズがスッと出てくることもあります。けれど、即興で自由に話すのは、まだまだ難しいと感じています。
おわりに
「TOEIC850って、どのくらいの英語力?」と気になる人は多いと思いますが、やっぱり個人差は大きいと思います。
私はこんな感じでした、という一例として、参考になればうれしいです。
関連リンク
TOEICスコアを3ヶ月で700前後→770→850までアップ。
「1日1時間」「無理しない」独学スタイルで学んだ勉強法を記事にまとめています。
Views: 0