月曜日, 7月 14, 2025
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TODOは無いのにTOTHINKが増えて脳みそがハングしてしまうお話。 #ポエム – Qiita



TODOは無いのにTOTHINKが増えて脳みそがハングしてしまうお話。 #ポエム - Qiita

事業部MVPを取った優秀な後輩が意外と雷が苦手と聞きました。
嫌われない程度に雷のようなキラリと光る記事を目指して書こうと思います。

この記事では
やることは多くないのに考えることが多い
そんな脳疲労の辛い事象に光を当ててみたいと思います。

「やることは減ってるはずなのに、なぜか疲れが抜けない」
「TODOリストはスカスカなのに、脳のリソースはパンパン」

そんな感覚を抱いたことはありませんか?
それ、「気になること」(TOTHINK) が溜まりすぎているのかもしれません。

この記事では、PdM・PjM・EMなどの役割でプロダクトやチームに関わる人が直面しがちな、
目に見えないタスク=“気になること”の正体 と、
それとどう付き合っていくかの考え方を整理してみます。

「やること」(TODO)と「気になること」(TOTHINK)の違い

種別 特徴
やること(TODO) 時間・成果物が明確 PRDを書く、会議をセットする
気になること(TOTHINK) 曖昧で終わりが見えにくい リリース影響の懸念、分析、方針の検討など

TODOリストには載らないけど、 意識の裏でなんとなく常に処理が走っているプロセス
それが「気になること」(TOTHINK)です。

なぜ「TOTHINK」が私たちを苦しめるのか

1. ゾンビプロセスでリソースを食ってしまう

  • 完了条件がないものを考え続けるのは脳に負荷が高い
  • 脳がふとした瞬間に「考えてる?」という問いかけをしてくる
  • ゴールが明確ではないので、達成感を得にくい

つまり、明確に 「この件は、いったんここで終了!」 と自分でプロセスを終了しない限り、
ゾンビプロセスのようにリソースを圧迫していきます。

2. 無限ポーリングで辛い

  • 「あの件、どうなってるんだっけ?」といった誰かのTODOに関わる部分
  • 「これ、まだ回答待ちだったな〜」とボールを待っている状態

自分自身でコントロールできないことほど気になりやすいです。
常にポーリングを行っている ような感じで、いつ作業を開始ができるか不明確な状態も
計画が立てづらくなりがちです。

3. 「気になること」が増えると、集中力が切れる

  • 脳のリソースは有限なことを忘れがち
  • マルチタスクでなく「マルチ負荷」になっている

「あれを考えなきゃ!」「これも考えなきゃ!」
「あ、そういえば、あっちの件どうなってたっけ?」
「あ〜〜〜〜〜もう、無理っ!!!」
といったパニックになる感じです。

結婚式の準備のような感じですかね。
TODOは小さな項目に見えても、関係者や不確定要素が多く、常に頭のどこかに引っかかる状態。みたいな。 もう忘れたけど。

TOTHINKが増えると大変です。
一見して、一つ一つは大きく見えない ので、脳内メモリに展開してしまい、
いつの間にかOutOfMemoryです。

明確な対策は確立できていないですが、私が実践している方法をまとめてみます。

ステップ1:書き出す(脳の外に出す)

  • 頭の中でループしているものを 全て書き出す
  • 形式は問いません。Notionでも紙でも良い

例えば

  • XXさんとのMTG後、認識ズレがあったかも?
  • あの機能、無理にスコープに入れたけど影響出ないか不安
  • 来期の方針、上司と会話しなきゃな〜

できるだけノイズが入りにくく、それでいてリラックスできる環境で実践すると良いです。
お気に入りのカフェだったり、井の頭公園でもいいです。

個人的なお気に入りは深夜のサービスエリアです。
あの雰囲気が自分にはあっていると思っています。
行き帰りのドライブでリフレッシュもできて最高です。

ステップ2:ラベルを付ける(自動化可能な思考の枠を作る)

明確ではなくてもいいので、ラベルをつけて分類していくと良きです。

ラベル 意味
自分で動ける TODOに分割できる/対話できる
他人がカギ リマインド・依頼で対応できる
優先度を落とす 未来の自分にパスして一旦忘れる
そもそも不要? 思い込みで気にしてるだけの可能性

大切なのは、「気になること」≠「今すぐやるべきこと」 ということです。
書き出して整理をすれば、意外とクリアになってくることも多いです。
特にTOTHINKでパンクしているときは、冷静に整理すればすぐ判断できることも判断が鈍っていたりします。
思考の棚卸し・整理をしないと、とりあえず全部“抱える”羽目 になってしまいます。

ステップ3:ラベルに応じて行動の計画を立てる。

ラベル付けすると、意外と次の行動が明確になります。
例えば、こんな感じです。

ラベル 行動案
自分で動ける TODOにブレイクダウンして、着々と実行
他人がカギ リマインド・依頼を実施する
優先度を落とす Slackで自分宛てに投稿して、それを適切なタイミングでリマインドするようにリマインダーを仕掛ける
そもそも不要? 情報を整理して判断。必要に応じて新たなTOTHINKとして書き出す

これまで、TODO管理で業務を実践してきたあなたなら、ここまでできれば知識と経験で視界クリアに進められるはずです。

おしゃれなカフェに行かなくても、深夜のサービスエリアに行かなくても、
ちょっとした仕組みを作れば日常でも改善できます。

  • 定期的な“気になること棚卸しタイム” を作る
  • 自分宛てのSlackDM をメモ代わりに使う
  • 雑談の中で気になることを話してみる(言語化する) 文化をつくる

などなど。

PCでもメモリがいっぱいになったら、ストレージに保存しますし、
ストレージがいっぱいになったら、外部メディアやクラウドに保存しますよね。
脳みそがパンクしそうになったら、外部記憶を実践してみてはいかがでしょうか?

役割が変わったり、関わる人が増えてくると、「やること」は減っていく一方で
「考えること」「気になること」はどんどん増えていきます。

  • プロダクトをよくしたい
  • チームの雰囲気が気になる
  • マイルストーン、これで本当に良いのかな?

全部「気になること」だけど、どれも完了が見えにくくて案外疲れる。

そんな TOTHINK を書き出して整理することで、意外とパンクは解消できると思っています。
まずは、ちょっとした時間を投資して、TOTHINK を外部保存してみませんか?

この記事が、そんな目に見えない“脳みそのパンク”と向き合うきっかけになれば幸いです。





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