🧠 概要:
概要
この記事では、Threads APIを使用して自動投稿を行うための仕組みを紹介しています。Google スプレッドシートとApp Scriptを活用し、一定の間隔で自動的に投稿内容を管理し、表示する方法が説明されています。具体的な手順として、Meta Developerアカウントの設定や、ユーザー認証およびAPI利用のための準備が詳しく述べられています。
要約の箇条書き
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自動投稿の仕組み:
- Google スプレッドシートに投稿内容を登録。
- 2時間おきに1つずつ自動投稿。
- 最終行後、最初の行に戻って繰り返し投稿。
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Threadsアカウントの準備:
- Threadsでアカウントを登録し、ユーザネームを覚えておく。
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Meta Developer登録手順:
- Meta Developerサイトにログイン。
- Facebookアカウントが必要(未登録の場合は新規作成)。
- SMS認証を完了。
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アプリ作成:
- 「アプリを作成」から必要情報を入力。
- ユースケースとして「Threads API」を選択。
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テスター登録:
- アプリに「Threadsテスター」を登録。
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ユーザ側での承認:
- ユーザが承認を行う必要がある。
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APIのアクセス許可:
- 必要な権限を追加する(例: threads_basic, threads_content_publish)。
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ユーザートークン生成:
- API利用のためのアクセストークンを生成。
- Threads User IDの取得:
- APIを利用して「Threads User ID」を取得する必要がある。
この記事は、Threadsにおける自動投稿の実装方法を分かりやすく解説されています。
Threads APIとGoogle スプレッドシート、App Scriptを利用してThreadsに自動投稿する仕組みを作りました。
アウトプットのイメージ
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Googleスプレッドシートに、複数の投稿内容を登録しておく
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2時間おきに、1つずつ自動的に投稿する
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最終行の投稿が終わったら、また最初の行に戻って同じ間隔で投稿を繰り返す
Googleスプレッドシート
Googleスプレッドシートで以下の通り投稿したい内容を記載します。1行目はヘッダ行として、2行目から自動投稿したい内容を追記していく。
3列目に具体的な投稿内容を記載。
Threads
あらかじめThreadsでアカウントを登録し、設定したユーザネームを覚えておく(すでにアカウントを持っている場合は新規作成不要)
https://www.threads.com/@{ユーザネーム}
Threads APIの設定
これがなかなか大変でした。
Meta Developer登録
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MetaのDeveloperサイトにいき、「ログイン」へ進む
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Facebookアカウントを持っていない場合はアカウントを作成してログイン
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電話番号のSMS認証によりアカウント登録を完了する
海外からのSMSの場合、携帯キャリアのSMSフィルタリングにより受信できないことがあるので、携帯キャリアのSMSフィルタリングを無効にする。
私の場合は楽天モバイルで、何回か認証SMSを試していたら途中で受信できなくなったため、迷惑SMSフィルタを解除しました。
アプリを作成
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「アプリを作成」からアプリの情報を選択していく
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ユースケース選択において「Threads API」を選択
テスター登録
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作成したアプリについて、「アプリの役割」へ
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「メンバーを追加」から「Threadsテスター」を登録する
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最初に覚えておいたThreadsのユーザネームを下部のフォームに入力
ユーザ側で承認
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承認待ちとなるので、ユーザ側で「アカウント」→「ウェブサイトのアクセス許可」とたどると、作成したアプリからの申請が届いているので承認
APIのアクセス許可
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「ユースケース」→「Threads APIにアクセス」→「カスタマイズ」へ進む
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必要な権限を「追加」する
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threads_basic
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threads_content_publish
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ユーザートークン生成
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「ユースケース」→「Threads APIにアクセス」→「設定」へ進む
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ページ下部に「ユーザートークン生成ツール」という枠があるので、対象ユーザの「アクセストークンを生成」
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生成されたキーをコピーして保存しておく
Threads idはAPIで取得
ThreadsのAPIを使うためには、「アクセストークン」に加えて「Threads User ID」というものが必要になります。この「Threads User ID」はMeta Developerツール上では分かりません。
ID取得用のWebページを作り、そこに該当ユーザでアクセスする、という方法があるようですが、私はWebページは作らずにAPIを利用してIDを知る方法を使いました。
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