Team Liquidは5月19日、Lucas Dias選手のSNS投稿に関する声明を発表した。
Team Liquidは、5月10日より19日にかけて開催された「レインボーシックス シージ(R6S)」の世界大会「RE:L0:AD 2025」に出場。5月13日に日本のプロチーム・CAG OSAKAとTeam Liquidが対戦し、激闘の末にCAG OSAKAが勝利した。
この試合の終了後、Team Liquidのメンバーの一人であるLucas Dias選手が原子爆弾投下の再現映像を引用する形で、試合に関するコメントをXに投稿。この投稿は既に削除されており、同選手は「多くの方に不快な思いをさせてしまった」として謝罪している。
Team Liquidは「Lucasは投稿した画像が日本の歴史における痛ましい瞬間とどのように関連しているか気付かず、判断力と認識力に重大なミスがあった」として謝罪。Lucas Dias選手にはチームが定めたプロフェッショナリズムの基準を満たさなかったとして給与4カ月分に相当する罰金を科し、人間として成長するために必要なトレーニングを提供すると発表した。
またアメリカン・ホンダ・モーター・カンパニーは、慎重に検討した結果、ホンダの企業価値と相容れず容認できないとして、Team Liquidとのスポンサー契約を解除すると発表した。これについてTeam Liquidは「ホンダの決定を尊重し、6年間に渡りパートナーであり続けていただいたことに感謝いたします」とコメントしている。
Team Liquid Statement on Recent Social Media Post by DiasLucasBr
After a game against the Japanese Rainbow Six team CAG Osaka, one of our Rainbow Six players, Lucas “DiasLucasBr” Dias, made a social media post that featured offensive and insensitive content. Lucas made a…
— Team Liquid (@TeamLiquid)May 19, 2025
Hey everyone. I want to sincerely apologize for the post I made after our last loss. I made a big mistake using that GIF, and I understand that it may have caused discomfort to many people. From the bottom of my heart It was never my intention to make any offensive reference, but…
— Liquid Dias (@DiasLucasR6)May 15, 2025
(C) 2000 – 2025 Team Liquid
🧠 編集部の感想:
このニュースは、Lucas Dias選手が発表した不適切なSNS投稿が大きな波紋を呼んでいることを示しています。スポンサー企業のホンダが契約を解除したのは、企業倫理に対する厳しい姿勢を反映しており、 esports界における責任の重要性を再認識させます。選手の成長を促すための罰金やトレーニングが必要とされるこそ、今後のプロ活動において教訓が活かされることを期待します。
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