Tailscale
Tailscaleは、インストールしたデバイス同士を手軽につなぐことができるアプリです。あまりネットワーク詳しくないですがVPN技術を活用してP2P通信しているみたいです。
このアプリが凄いのは、フリープランでも個人で使う分には全く問題ない点と、PCだけでなくスマートフォンにも対応していて、手軽にスマートフォンでリモートから自宅のPCへのアクセスが手軽にできる点です。
こういったソフトは過去にもありましたが、無料でセットアップ簡単で、スマートフォンからも手軽に使えるみたいなのはなかなかなかった気がします。
Tailscaleセットアップ
公式サイトからダウンロードしましょう。
macOSでHomebrewが使えたら以下コマンドでもOKです。
$ brew install --cask tailscale
スマートフォンからは、Tailscaleで検索して専用アプリを入れましょう。私はiPhoneで試しました。
アプリの使い方は、Tailscaleを起動したらログインするだけです(Googleログイン対応してます)。
接続したいデバイスでTailscaleをインストール、起動、ログイン。特別な設定無しで、これだけでデバイス同士がつながっちゃいます。恐ろしいですね。
PCでの設定画面
スマートフォンでの設定画面
このまま、例えばPCでローカルサーバで動くソフトを立ち上げておけば、外部から好きにアクセスできます。
Vibe Tunnel
普段ターミナル使ったり、Claude Code使ってコーディングしている人は、Tailscaleと組み合わせると便利に使えるのがVibe Tunnelです。Vibe Tunnelは、ブラウザ経由でターミナルにアクセスして、操作・モニタリングできるソフトです。
そのセンスあふれる公式サイトは一見の価値アリです。右下の80s Vibesという再生ボタンをクリックするとヤバい音楽が流れます。令和の最新ツールが80年代に回帰しているの摩訶不思議ですね。
画像はvibetunnel.shより引用
セットアップは、公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。macOSは、Homebrewがインストールされていたら以下コマンドでOKです。
$ brew install --cask vibetunnel
あとは、以下URLでVibe Tunnelにアクセスできます。
Vibe Tunnelにアクセスしている様子
外からアクセスしたい場合は、設定でlocalhost only
→host
に変更することで、外からのアクセスが可能になります。
Tailscaleとも連携していて、Tailscaleが起動していると、自動でURLを割り当ててくれます。このURLでアクセスしても、Tailscaleの設定画面でみれる、Tailscaleが割り当てた100.x.x.x
をもとに以下のアクセスしてもOKです。
まとめ
TailscaleとVibe Tunnelの設定方法をまとめました。これを使えば、どこからでもスマートフォンやタブレットでVibe Codingができそうです。
同時に紹介しましたが、Tailscaleだけでも十分便利ですね。自分には、スマートフォンでターミナルはちょっと厳しいので、ブラウザを使って音声認識でClaude Code CLIを動かせるアプリを作ってClaude CodeをDevinやManusっぽく使ったりしてます。
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