🔸内容:
Switchbotハブ3の使用感と課題
最近、プライムデーセールでSwitchbotハブ3を手に入れ、エアコンの自動化を目指しました。温度計と連携させて快適な環境作りを期待していましたが、いくつかの問題が発生しました。
1. 内部クリーン機能の未対応
エアコンには内部クリーン機能があり、停止時に送風して内部を乾燥させることでカビを防ぎます。しかし、Switchbotでエアコンを停止させると、この機能が働かず、完全に停止してしまいます。これではカビ防止ができず、自分で内部クリーンを操作する手間が増えてしまいます。
2. パーソナライズエコの誤解
「パーソナライズエコ」は、一見、室温を考慮しているように思えるも、実際は時間を学習しているだけです。室温に関係なく、設定された時間になるとエアコンがオンオフされるため、例えば外が涼しい時でもエアコンが稼働します。生活スタイルに変動が多い場合、これは不便です。
3. 不十分な温度調整機能
温度調整が「オンオフ」で行われるのも大きな問題です。例えば、室温が30度になった時に27度設定でエアコンが稼働しますが、温度が下がると電源が切れてしまいます。これでは大きな電力を消費し、動作音が気になる養成になりかねません。理想は、温度を徐々に調整していく方法です。
結論
期待していた「パーソナライズエコ」は、思ったほどの効果がありません。現状では、自分自身でオートメーションを組み立てる必要がありそうです。エアコンを停止させる際には、物理リモコンを使い、Switchbotを介するのが今のところの最良の方法になりそうです。
🧠 編集部の見解:
この記事では、Switchbotハブ3を使ったエアコンの自動制御についての体験が語られていますね。技術の進化によって快適な生活環境を実現したいという期待を持っていた筆者ですが、実際にはいくつかの誤算があったようです。
まず、内部クリーン機能に対応していない点について。エアコンの内部を清潔に保つためのこの機能が使えないと、せっかくの自動化が台無しになってしまいますよね。これに対して、筆者が手動で操作しなければならないというのは、確かに「何のために自動化したのか」という気持ちになります。
次に、パーソナライズエコ機能が時間の学習だけで、室温を考慮しないこともがっかりですね。特に、日本の生活スタイルを考えると、帰宅時間は毎日一定ではないので、こうした機能の意義が薄れてしまいます。AIが進化している今、もっと柔軟な対応が期待される中で、これでは少し物足りません。
最後に、温度調整が単なるオンオフだということ。これは特に重要な点です。急激な温度変化は、省エネにも良くないですし、快適さを損なう要因にもなります。本来は、室温に応じて細かく温度調整することで、より快適な空間を作り出すことが求められています。
こうした経験は、技術が進化する中でも実際のニーズとの乖離があることを示しています。私たちが求めるのは、もっとスマートで使いやすいシステムです。今後の製品開発には、これらの点についての改善を期待したいですね。
まさに、技術は生活を便利にするためにあるはずですが、実際の使い勝手がそれに伴わないと、消費者の信頼を損なう結果にもなります。これからもこうしたテクノロジーが、より私たちのニーズに応える形で進化していくことを願っています。
-
キーワード
自動化
要約
Switchbotハブ3を購入したが、パーソナライズエコ機能が期待外れであることを報告しています。主な問題は、内部クリーンに対応していないこと、室温を考慮せず時間のみを学習する点、温度調整が単なる電源のオンオフであることです。これにより、自動化が機能せず、自分でオートメーションを作り直さざるを得ない状況になっています。
Views: 0