SWITCHBOT(スイッチボット)は、スマートロックの新たな高機能モデル「SwitchBot ロックUltra」を5月7日より発売する。価格は22,980円。顔認証にも対応したセットモデルは34,980円。新たに顔認証にも対応したことで、両手がふさがった状態でもカギ開けができる。
発売を記念したセールも5月15日まで実施。期間内はSwitchBot ロックUltra本体が19,533円、顔認証セットが29,733円とそれぞれ割引になる。
また、手持ちのSwitchBot ロックと組み合わせることで、後付けの顔認証システムになる「SwitchBot 顔認証パッド」単体も、同じく5月7日より発売。価格は16,980円だが、5月15日までのセール期間中は14,433円となる。
そのほか、より手頃なモデル「SwitchBot ロックLite」も用意。指紋認証対応のセット価格は12,980円。
SwitchBot ロックUltra
同社スマートロックの最上位モデルで、サムターンや高さ調節プレートを覆い隠す「一体型カバーデザイン」を採用。後付けタイプの製品ながら違和感なく設置でき、動作の安定性も向上させたという。
本体カラーはブラックとシルバーの2色で、着せ替えシールにより家のドアに合わせてライトブラウン、ブラウン、ダークブラウン計3色のアレンジもできる。
電池切れ対策としては、メインバッテリーに1度の充電で約1年稼働(解錠/施錠を1日に各10回ずつ行なった場合)できる4,200mAhの大容量バッテリーを採用。充電はバッテリーを本体から取り外して、USB Type-Cケーブルで行なえる。
さらに、予備電力としてCR123Aリチウム電池を装備。電池寿命約5年で、最大1,000回の緊急解錠に対応する。メインバッテリーも予備電池も電力が尽きた時、残留した電力をかき集めて解錠するという「微電流解錠機能」も5回まで利用可能となっている。
モーターもアップグレードされ、回転動力は50%、解錠スピードは78.6%向上(ロックPro比)。ソフト面でも、「FastUnlock」システムにより、別売の顔認証パッドまたは指紋認証パッド/キーパッドとロックUltraが常に連携されている状態を維持することで、鍵が開くまでの待ち時間を短縮する。
本体サイズは122×62.6×66.8mm、バッテリーを含む重量は377g。通信はBluetooth。運転音は50~55dB。
SwitchBot ロックUltra 顔認証セット
上記の「ロックUltra」と「顔認証パッド」がセットになった製品。後付けタイプとして顔認証付きのスマートロックは業界初としている。
パスワードや指紋、NFCカードよりも速くスムーズで、Ultraを含むSwitchBot全ロック製品と連携する「顔認証パッド」は、3D顔認証システムを採用。ドットプロジェクターから約3万個の赤外線ビームを放射して、顔の形状をミリ単位で立体的に捉える。
解錠時は、顔を軽くスキャンするだけで、ドアロックが開く。セキュリティにも配慮し、他人によるなりすましや、写真/動画を用いた平面情報では認証されないようになっている。
SwitchBot 顔認証パッドの本体サイズは131×65×30mm、バッテリーを含む重量は205g。接続方式はBluetooth Low Energy。バッテリー駆動時間は1年。
パスコード管理は最大100組まで対応し、設定可能なパスワード桁数は6~12桁。指紋管理、NFCカード管理、顔認証管理はそれぞれ100組まで対応する。
手頃な「SwitchBot ロックLite 指紋認証セット」
付属の指紋認証パッド、またはパスワード、SuicaやPASMOをカギにするなど、SwitchBotロックの基本機能が使えるモデル。
解錠と施錠の履歴化や、不審者の動きを検知した際の通知機能、解錠/施錠を合図にすべての家電やデバイスをまとめて動かす「トリガーオートメーション」など、SwitchBotならではのスマート機能も利用できる。
連携の一例として、防犯については「屋外カメラ」が庭先やマンションの廊下などをリアルタイムで監視し、訪問者の顔や動向は「スマートテレビドアホン」で撮影。もし不審な動きを捉えた場合は警報などで犯罪抑止を行ない、同時にスマホへも通知できる。
本体サイズは111.6×59×73.2mm、電池を含む重量は253g。使用寿命は最大5万回転(1回の回転:時計回り180度+反時計回り180度)。
電池は3V CR123A×2個で、バッテリー駆動時間は最大180日(1日10回の解錠施錠による実験結果)。
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