2025年4月初旬、Nintendo Switch 2のファンは、同機の仕様を紹介するページに可変リフレッシュレート(VRR)に関する記述があったが、すぐに削除されたことに気づいた。今回、任天堂がSwitch 2の可変リフレッシュレートがどのように機能するかを明らかにした。
任天堂はNintendoLifeに対し、当初公式サイトに記載されていた可変リフレッシュレートに関する情報は誤りだったと語っている。「Switch 2は携帯モードでのみ可変リフレッシュレートに対応しております。当初は不正確な情報が公式サイトで公開されておりました。ご不便をおかけして申し訳ございません」
今後のファームウェアアップデートにて、TVモードで可変リフレッシュレートに対応する可能性があるかと尋ねられると、任天堂は「こちらについては発表できることはございません」と回答した。
Switch 2はオプションとして携帯モードで可変リフレッシュレートに対応するが、今のところTVモードは同じ機能を備えていないということのようだ。
もともとは可変リフレッシュレートへの言及があったにもかかわらず、その後すぐに削除されたことから多くのファンが困惑していた。Digital Foundryに寄稿しているオリバー・マッケンジーも述べていたように、さまざまな地域の公式サイトから徐々に可変リフレッシュレートの記述が削除された。
発売時からTVモードが可変リフレッシュレートに対応していることを期待していたファンにとっては残念なことかもしれないが、すべての希望が失われたわけではない。ソニーはPS5の発売後に可変リフレッシュレートに対応するアップデートを配信していたため、Switch 2でも同様に発売後にアップデートが配信されてもおかしくはない。
なお、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』や『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』などがSwitch 2向けの無料アップデートに対応することも発表されている。ちなみに米国では、Nintendo of Americaのダグ・バウザー社長が、「年末商戦を通して」需要に応えられるだけのSwitch 2の在庫を用意すると断言していた。
🧠 編集部の感想:
Switch 2の可変リフレッシュレートが携帯モードのみ対応というのは、期待していたファンにとって残念なニュースです。任天堂の公式情報に混乱が生じたことも、ユーザーの不安を招く要因でしょう。将来的なアップデートに期待しつつも、現状では少し物足りなさを感じます。
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