STEP09問いを再現する：自動化・カスタムGPT・仕組み化みぎてら

ChatGPTを使い込んでいくと、「これ、毎回同じようなこと聞いてるな」「もっと効率化できないかな？」と感じることが出てきます。

このSTEP09では、自分の“問い”や“思考プロセス”を再現・仕組み化する方法について整理していきます。

「問い」を再現するという発想

ChatGPTの強みは、柔軟な対話ができること。
でも毎回ゼロから指示を出すのは手間がかかる。

そこで登場するのが、テンプレート化・自動化・カスタムGPTというアプローチです。

あなたの頭の中の流れを、“いつでも・誰でも・何度でも”再現できるようにする。それがこのSTEP09の狙いです。

自分だけのテンプレートを育てる

STEP05では「テンプレート化で思考を整える」方法を学びましたが、ここではそれを再現性のある仕組みとして磨きます。

具体例：

• 「メール返信文のたたき台テンプレ」を用途別に保存しておく

• 「ネーミングの壁打ち」プロンプトを形式化して使い回す

• 「LP構成案のたたき台」を毎回すぐ出せる形で整理

こうしたテンプレは、プロンプトテンプレート集（メモ帳やPDF、Notionなど）にまとめておくと便利です。

カスタムGPTという選択肢

さらに一歩進めて、あなた専用のChatGPT（＝カスタムGPT）を作ることも可能です。

• 特定の知識（あなたの考え方や過去の事例）を組み込む

• 回答のトーンや形式をあらかじめ指定しておく

• 質問の流れや返答方針をシステム的に決めておく

これにより、「毎回同じ説明をしなくていい」「自分と同じ感覚で答えてくれるGPT」を実現できます。

※技術的にはGPT-4有料版の「Custom GPTs」機能を活用します。

外部ツールと連携して仕組み化

ChatGPTの出力を他のツールとつなぐことで、日々の業務を自動化することもできます。

• Zapier / Make：ChatGPTの生成結果をGoogleスプレッドシートやSlackに自動送信

• Googleフォーム × GPT：回答内容を自動で要約・分類

• Notion / Airtable：プロンプト管理や生成履歴を整理

こうした連携により、「考える」「まとめる」「共有する」といったプロセスがなめらかに繋がります。

ChatGPTは、あなたの“複製可能な思考回路”になる

仕組み化とは、あなたの思考・価値観・判断軸を“再現可能なかたち”に整えること。

• 自分がよく使うプロンプトを棚卸しする

• 自分なりの判断基準（何を良しとするか）を言語化する

• それらをテンプレやカスタムGPTに組み込む

これにより、ChatGPTは“あなたの思考の補助輪”から、やがて“もうひとりのあなた”のような存在になります。

🏱 セミナー参加者限定の特典について

※現在、STEP09セミナー準備中。
特典はセミナー参加者限定で配布予定です。

• ChatGPT自動化テンプレート集（Zapier／Make連携例）

• カスタムGPT設計シート（思考タイプ別設計フロー）

• 「思考再現テンプレ」設計ワークシート

まとめと問いかけ

問いを再現するとは、思考を言語化し、再利用可能にすること。

あなたが日々「何を、どんな順番で、どんな言葉で」考えているかを、少しずつ記録していくと、やがてChatGPTがその“型”を持つようになります。

あなたが繰り返し発している“問い”は何ですか？
それを、仕組みに落とし込んでみるとしたら、どんな形になりますか？