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Paradox Arcは4月22日に『Escape The Mad Empire』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。
『Escape The Mad Empire』はXperimentalZ Gamesが手がける、パーティーベースのダンジョン探索ローグライクゲームだ。舞台となるのはファンタジー世界の、地下に広がる帝国である。クリスタルの力により次々と他国を征服していった帝国だったが、さらなる力を求めて危険な実験を繰り返した結果、クリスタルが暴走。帝国は崩壊し、地下世界はゾンビであふれかえる死の領域と化してしまった。プレイヤーは取り残された生き残りを率いてダンジョンを探索し、狂乱の帝国からの脱出を目指す。
ゲームプレイでは拠点に施設を建てて発展させつつ、パーティーを組んで自動生成ダンジョンの探索を繰り返していく。戦闘は原則リアルタイムで進行するが、いつでもポーズしてスキルやアイテムを使用することが可能。戦術的なバトルが展開される。ただしローグライクを謳う本作では、ダンジョン内で全滅すれば、パーティーのキャラや装備はすべてロストする。
一見では厳しさがただよう本作だが、ロストした際には補填が与えられるなど、中にはやさしさも見え隠れする。そしてプレイした筆者の個人的な印象では、本作ではロストが得となるシーンすら存在。あえてキャラを使い捨てながら戦っていくことも戦略のうちとなる、“ロスト上等”の作品であると感じている。本稿では筆者の初見プレイ時の感想を通じて、そう思うに至った経緯を伝えていく。
まずは序盤のダンジョンを攻略
ゲームプレイを始めると、さっそくチュートリアルをこなしつつ最初のダンジョンを攻略することになる。いきなり大量のゾンビが登場して戸惑うが、油のタルを破壊し、着火することで焼き払うことができた。どうやら本作では、地形やアイテムを駆使した戦術が重要となるようだ。最初のダンジョンを無事に突破すると、本作の拠点となる部屋に到着する。

拠点では施設を建てることで、新たなキャラの勧誘などいろんなコマンドを実行可能。さっそくパーティーメンバーを増やし次のダンジョンに向かおうとしたが、許容オーバーとの表示があらわれる。どうも本作のダンジョンにはレベル制限があり、合計レベルを基準値以下に収めないといけないらしい。最大で5人パーティーを組める本作だが、必ずしも5人連れて行けるわけではないようだ。筆者はレベル制限にあわせてパーティー人数を調整しつつ、序盤のダンジョンを攻略していくことにした。
ゾンビを蹴散らしながら順調にダンジョン攻略を進める筆者だったが、あるとき拠点に戻ったところでキャラの「不安定度」が上がっているというメッセージが出現する。本作ではキャラを出撃させるたびに不安定度なるパラメータが溜まっていき、専用施設で休ませる必要があるのだという。つまり固定メンバーで攻略を進めるのではなく、ローテーションを組まないといけないのだ。交代用の新たなキャラを雇う筆者だったが、なかなかよいバランスのパーティーが出来上がらない。いくつかのシステムが組み合わさった結果、本作ではキャラの性能の独自性が高く、単純な入れ替えが難しいのだ。
個性豊かすぎるキャラたち
本作では雇えるキャラの能力値はランダムで変化する。戦士系のキャラは腕力が高くなりやすいなど傾向はあるが、例外も多め。やたら腕力が高いのに知力は残念なメイジなど、職業選びを間違えたとしか思えないキャラも登場する。そして筆者が最初に雇ったプリーストは体力が高く、戦士の隣で前線に立てるような固さの持ち主だった。しかし、新たに雇ったプリーストの体力はかなり低く、ちょっと殴られるとすぐに死んでしまいそうな能力なのだ。一言でいえば、ぜんぜん固くない。

しかし単純に新しいプリーストが劣っているのか、といえばそういうわけでもない。各キャラは能力値の配分はランダムなものの、合計は同じぐらいの値になるように設計されている様子で、新しいプリーストは体力が低い代わりに知力が高め。そのためヒールなど回復呪文の効果が高く、支援特化型としてはむしろ優秀なのである。つまり本作では同じクラスといえども、キャラによって使用感が全然違うのだ。
また本作では、装備品を使いまわすのも難しい。本作のアイテムはレアリティに応じていろんな追加効果が付与されるため、ビルドを組むには欠かせない存在だ。しかしアイテムは装備させるとキャラクターと「同調」し、以降はほかのキャラが装備しても、追加効果を発揮しなくなる。つまり本作のアイテムは一回装備させたら、実質的にそのキャラの専用装備となるのである。同調は解除することもできるがレアアイテムが必要で、なかなか気軽に実行できない。
こうした個性の強い能力と使いまわせない装備品が、パーティー編成をする筆者の頭を悩ませた。たとえばプリーストを休ませるにしても、新たに雇った新人プリーストにはとても前衛は務まらないため、べつに前衛キャラを増やす必要がある。しかしそうなると、さらにパーティーの枠を空けなくてはならない……。
はじめての全滅
その場しのぎでパーティー編成を繰り返した結果、ついにボス戦で大失敗してしまう。物理防御が高いストーンガードというボスが相手だったのに、呪文で攻撃できるキャラが手薄だったのだ。筆者のパーティーはほとんどダメージを与えられないまま消耗し、ついに全滅を喫する。

本作では全滅するとキャラもアイテムもロストし、すべてを失ってしまう。ローグライクゲームではお約束とはいえ、虚無感あふれる瞬間だ。しかし本作には「生命保険」と呼ばれるシステムが存在。全滅した場合、失った資産の価値に応じてアイテムがプレゼントされる。思いがけないプレゼントに驚く筆者だったが、さらに驚いたのはプレゼントの中身だ。本作における希少資源「クリスタル・フラグメント」が含まれていたのである。
クリスタル・フラグメントは通常のリソースでは雇用できない、上位クラスのキャラを雇うのに必要な素材だ。筆者はひそかにずっと探していたが入手方法がわからず、半ばあきらめていた。どうやら本作ではレベルが一定以上のキャラを失うと、希少資源がもらえるようだった。全滅でももらえるし、専用施設でキャラを“変換”すると多めにもらえるのだという。
上位クラス強い
そうして筆者はさっそく上位クラスのキャラを雇用することに。ひとまずタンクと近接DPSのハイブリッドという触れ込みのクラス「センチュリオン」を雇ってみたところ、期待以上に強かった。バフ魔法やクラウドコントロールなどを使いこなせる戦士のような能力で、複数の役割をこなしてくれるため、ひとりいるだけでパーティー編成がグッと楽になるのである。センチュリオンの加入により、全滅で消沈していた筆者の気力もあっという間に復活する。

上位クラスをもっと雇いたくなった筆者だったが、もらったクリスタル・フラグメントはひとり分だけ。上位クラスのキャラを増やすためには、これまで育てたキャラクターたちを資源に“変換”していく必要があった。先述したようにダンジョンにはレベル制限が存在するため、どのみち高レベルのキャラは編成しづらい。筆者は一部のお気に入りキャラのみ温存してどんどん素材に変換し、ロストも恐れず突き進むようになったのだった。
失敗が許容されている、やさしいローグライク
以上が筆者のプレイ感想だ。筆者の印象をまとめると、本作はRPGらしく、個性豊かなキャラクターやアイテムを集めるのが楽しいゲームではある。しかし装備は原則使いまわせず、キャラの起用もローテーションを組む必要があるため、固定的な戦術で戦い続けるのは難しい。戦闘の難易度も体感的には高めで、油断すればすぐに戦死者が出る。
しかし生命保険に代表されるプレイヤーにやさしいシステムの数々により、ロストからの立て直しは比較的容易だ。全滅前より強くなることすらある。失敗が許容されており、いい意味でキャラも装備も使い捨てにしながら、いろいろな戦術を試すのが楽しい作品だと感じた。
『Escape The Mad Empire』はPC(Steam)向けに、4月22日より早期アクセス配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応する。