金曜日, 5月 16, 2025
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Spiral Fiction Note’s 日記(2025年5月1日〜2025年5月15日) – Spiral Fiction Note’s diary


4月下旬の日記(2024年4月15日から4月30日分)

5月1日
五反田のゲンロンカフェから帰ってきて30日の最後の部分をちょっと書いていたら日付が変わったので、そのまま「はテブ」に日記をアップして、半年前の11月前半の日記をnoteにアップする。『水曜日のダウンタウン』と『あちこちオードリー』をTVerで見てから就寝。

7時過ぎに起きると少し肌寒かった。朝のルーティンをしてからライティング作業用の資料を読む。BGMとしてradikoで『きしたかののブタピエロ』を聴いてから、TVerで『ひっかかりニーチェ』を。
「ブタピエロ」は三四郎の相田さんの結婚のこととか。草月ホールで開催される三四郎単独ライブの前か後の週に事務所の後輩であるきしたかのも同じ場所で数年ぶりの単独ライブをやるのは知っているのだけど、さすがに二週連続はしんどいのでラジオのファンクラブ先行でチケットを取っている三四郎のみにした。事務所的には近い時にやったほうがいろいろと楽なのかな、どうなんだろう、その辺。
「ひっかかりニーチェ」は元サッカー選手の槙野智章さんがゲスト。体育会系が嫌いな永野さんだったが、トークはちゃんと弾んでいた。槙野さんの人間力が高すぎるような、他の人真似できないような気もするが、この人がバラエティに向いているのはわかる。

観に行こうと思っていた大九明子監督『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』をヒューマントラストシネマ渋谷にて鑑賞するために、9時過ぎに家を出てタワレコと宮下パークを過ぎたところにある明治通りへ向かう。
radikoで『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』を聴きながら。撮影で止まった御殿場のホテルの話とか、フリートークがどんどん弾んでいた。撮影とかしても情報解禁前で言えないことが多々あったりするのは、ストレスもあるんだろうけど、のちに伏線回収ではないけど、繋がってくるから興味の持続ということではラジオ向きなのかもしれない。
今日はTCGカードデーだったので、映画が1200円で観れるということもあるし、平日ではあるけど、世間ではGWなので10時半からの上映回は七割近くの席が埋まっていた。
客層はけっこうバラエティに富んでいて、若い人ばかりでも中年ばっかりでもないから、ファン層として大九監督なのか、原作小説を書いたジャルジャル福徳秀介さんなのか、主演の萩原利久河合優実なのか、よくわからない。それが混じり合ってるのかな。

熱狂的ファンも多いコント職人ジャルジャル福徳秀介が2020年に小説家デビューを果たした珠玉の恋愛小説『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』。監督を務めるのは映画『勝手にふるえてろ』(17)、『私をくいとめて』(20)、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(NHK/23)など、数々の話題作を手がける大九明子。個性的かつリアリティあふれる女性主人公を描くことが多かった監督が、恋愛作品としては初の男性主人公の物語に挑戦。

思い描いていた大学生活とはほど遠い、冴えない毎日を送る小西。
学内唯一の友人・山根や銭湯のバイト仲間・さっちゃんとは、他愛もないことでふざけあう日々。
ある日の授業終わり、お団子頭の桜田の凛々しい姿に目を奪われた。
思い切って声をかけると、拍子抜けするほど偶然が重なり急速に意気投合する。
会話が尽きない中、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好き、って思いたい」と
桜田が何気なく口にした言葉が胸に刺さる。
その言葉は、奇しくも、半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じで、桜田と出会えた喜びにひとり震える。
ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が二人を襲うー。

福徳さんの原作小説も読んでおらず、予告編を見ているぐらいなので、ちょっとこじらせた男の子が主人公の恋愛映画なのかなと思っていた。大学でちょっと変わった友だちが一人いるだけの小西は祖母が亡くなったこともあり実家の神奈川に帰っていて、半年ほど大学を休んでいた。そんな彼がとあることで知り合った同じ学年の桜田と互いの価値観や好きなものが近いことで意気投合する。しかし、約束していたランチの時間に彼女は姿を現さなかった。そして、物語は思いもしなかった方向に向かい出していく。
わりと王道なというかド直球なストレートかと思っていたら、後半のあることがわかって以降は思いがけない変化球を投げられたような感覚になって驚いた。それもありつつ、小西と桜田の恋愛映画とも言えるのだけど、小西のバイト先の銭湯のバイト仲間のさっちゃん(伊藤蒼)がかなり大きな役割を背負っており、予告編でも小西のことが好きだけどまったく気づかれずに、泣きながら告白するシーンが見れるが、この映画はメインの二人よりも伊藤蒼の演技がかなりインパクトを観客に残す。
終盤の小西と桜田のシーンになって、それより前にあったシーンでのあるセリフだとかが実はかなり大きな伏線だったというのがわかってくる。それは油断していたのもあったし、公式サイトにある物語紹介の最後の「運命を変える衝撃の出来事が二人を襲う」という部分が「そっちなのか!」と思った。評判がいいのはその思いがけないことにみんなビックリするのも大きいのかもしれない。
主人公の小西が大学の敷地内に入ると日傘を差すとか細かいディテールや設定が登場人物の輪郭をはっきりさせているし、ちゃんとめどくささや人間らしさは感じられる。小西の寝癖に関しては急にコントみたいなモードになったなとか、あるシーンで桜田が話していると急にズームして顔がアップになったりとか、どういう意図なんだろうと思うところもあるけど、その違和感はわりとスクリーンから眼が離せないし、心の中でツッコミもしてしまうものになっていた。


スピッツの『初恋クレイジー』という曲はこの映画においてすごく重要な意味をもつものとなっている。そのときになぜスピッツなのか、ミスチルじゃないのか問題に通じるなって帰りながら思っていた。
ミスチルは事務所のミスなのか見通しの甘さでSpotifyなどでストリーミングせずにいたら、ある意味忘れられてしまった感じがある。逆にスピッツはそれを早くやったことで世代や国を超えるような普遍性を持つようになった(もちろん楽曲のリズムだったり、あいみょんがヒットするようなことにも彼らの音楽性は繋がっているような気がする)。
ただ、90年代後期からゼロ年代初頭の日本を象徴するビッグバンドは間違いなくミスチルだった。今ならヒゲダンかミセスがその位置にいるんだと思う。King Gnuはなんかそういうところとはまた違うバンドな気がする。スピッツKing Gnuももう略せない、けどミスチルもヒゲダンもミセスも略せるというところになにか意味を持つのかもしれない。
時代と寝るみたいな存在はこういう作品では非常に扱いにくいところはあるし、その意味では時代を描くような作品だと象徴としてアイテムとして出しやすくはある。ミスチルの音楽はブレイク以降のボーカルの桜井さんが不倫して倒れて死にかけて生き返ってというドキュメントにもなっていると思う。
売れすぎてしまって病んでしまって『深海』に潜り、地上に帰還して『BOLERO』を踊りながら、なにかを『DISCOVERY』していくと、生きることは『Q』しかなくて、生き返って『IT’S A WONDERFUL WORLD』だ、世界は『シフクノオトに満ちているんだ、世界に『I ♥ U』だと『HOME』に帰ると日常の中にこそ発見や不思議があるのだという『SUPERMARKET FANTASY』だよね、というのがミスチルのブレイク後の世界であり、桜井さんの人生をリアルタイムで聴いていた僕たちは、それを消費してきたから、その時代とどうしても紐づいてしまう。スピッツはたぶんそうでないからある種の時代性がなく聴ける部分があるように思える。

映画館から帰る時は途中からSpotifyポッドキャストで『奇奇怪怪』最新回「メンツと貸し借りの社会学」を聴いていた。こういうときに伊賀大介という名前が出てくるときの、伊賀さんの漢気とか人としてカッコよさとか気が使えるエピソードが、下の四十代前半から三十代の男性のロールモデルになると思うんだよね。


駅前に用事があったので、TSUTAYA書店によって気になっていた乙一・山白朝子ホラー傑作選『Wi-Fi幽霊』を購入。本名の安達寛高では映画監督とかをやっていたりもするが、作家としてのペンネームとしては乙一中田永一、山白朝子、越前魔太郎という名前があり、この山白朝子は角川文庫のホラー系な感じの際に使っていると思う。
あとがきから読んだけど、乙一さん来年デビュー三十年なんだ。十代でデビューしているのもあるけど、もう三十年って来年はアニバーサリーイヤーだから、またいろんなペンネームで書いた作品集とか出るのかな。

「COLUMBO research book(by Naruyoshi Kikuchi)」PV-1 / original titles  菊地成孔刑事コロンボ研究(上)」PV-1 / 原題

菊地成孔さんの新刊『刑事コロンボ研究 上』のBGM音源。「コロンボ」のタイトルを入力してAIで音楽として、ラップさせるというものだと思うが、聴いているとカッコいい。まあ、この新書についてはご本人が読みにくいとかいろいろと苦情をもらっていると新TwitterことXでポストされていたが、確かに難しくて進まない。
その後、菊地さんは三度目のコロナに罹患して39℃ぐらいの熱が出ているとのことだったので、早く回復してほしい。

Nicolasブログ「この先」

21時半すぎにニコラへ。5月1日はお店の周年記念日なので、22時に閉店してからは常連さんたちが集まってきてたのしく飲んだり話していたり、僕が家に帰ったのは深夜3時過ぎだった。ここでしかない夜の時間がふんわりと過ごせた。

 

5月2日
8時前に目覚ましで起きてすぐに朝風呂に入って髪も洗って、完全に目覚める。朝のルーティンをしてからリモートワークを開始。作業用BGMとしてradikoで『秘密諜報員みなみかわ』『ハライチのターン!』『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』『マヂカルラブリーオールナイトニッポン0』『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』を流す。
「みなみかわ」は今回はアリについての専門家を招いてのトーク、不老不死だけでなくサイエンス的なものを毎週やっていてすごくいい。「ハライチ」は作業開始して集中している時だったから内容があまり入ってこなかった。「メガネびいき」は黒糖つながりでマヂラブの野田クリスタルが最初からゲストでいたが途中で帰ってニッポン放送で「マヂラブANN0」に出演という、なんか局や事務所をこえたやりとりや展開がラジオぽくてよかった。「都築サクラバシ」は昨日の「佐久間宣行ANN0」でようやくイジってもらったことからファッションの話へ。
午前中から雨は降り出していて部屋の中は肌寒かった。お昼過ぎると雨も強くなってきて、窓の外から聞こえる雨音が大きくて強いものになる時間が長かった。明日予定入れていたから今日が雨で明日は晴れるみたいなので助かった。


小雨の時に駅前にお昼ご飯の惣菜を買いに行ったついでに大塚英志原作/西川聖蘭作画『文化工作者 七條特高の冒険』2巻を購入。満州で映画を作るだけの話ではなく、そこにはスパイもいるし、プロパガンダを仕掛けようとしているそれぞれの国や思想の人間だたちが跋扈している。連続刊行みたいで来月は3巻が出るらしいので、そろそろ連載は終わるのかな。

集英社オンラインでの次の取材の日時が決まった。その日は夕方から上野方面で用事があるから早上がりさせてもらうことになっていたが、さすがにお昼前にインタビューするとなるとリモートの仕事は休まないとダメだなってことで休みにさせてもらって別日に出勤することにした。
早めに決まっていたら対応もできるのでありがたい。3月4月はありがたいことにライター仕事がいくつかあったけど、今月からどうなるのかはわからないし、企画案を出しても通らないと取材とかもできないとかあるので、その辺りのバランスとか仕事関係の人から声をかけてもらえるか次第で忙しさがだいぶ変わってくる。

hide – Junk Story 

5月2日は忌野清志郎さんの、hideさんの命日であり、祖父の命日でもある。毎年、彼らのファンの人たちが二人のことをSNSに書いたりするので、同じ日が命日である祖父のことを思い出すきっかけになる。

 

5月3日
ライティング作業を朝一からするつもりで6時にかけた目覚ましで目は覚めたけど、なんか布団から出たくないモードで寝転んだままradikoで『JUNK バナナマンバナナムーンGOLD』を流していた。二時間番組だけど、その合間に一度は寝落ちして再び起きたら8時前だった。さすがにそろそろ動かないとダメだと思って、朝のルーティンをしてから、昨日買っていたバルサンに水を入れて中身をセットして家を出た。
暑くなってきたので、これから虫も出てきたり、ゴキブリも活発になるだろうからまず第一弾として。毎年夏が過ぎるまでは月に一回ぐらい家を長時間空ける日にはバルサンを焚くようにしている。それをやっているおかげか、嫌いなゴキブリも何年もデカいのを見なくて済んでいる。

TOHOシネマズ日比谷までは歩いて約二時間。久しぶりな気もするが、マーベルスタジオの新作『サンダーボルツ*』のIMAX上映のチケットを取っていたので、radikoで『三四郎オールナイトニッポン0』をお供にして散歩がてら歩いて向かう。
三四郎ANN0」は先週の相田さんの結婚発表の話なんかもありつつ、久しぶりの海外、グアムでのロケの話を小宮さんがして、相田さんは先輩芸人の人たちに結婚報告をした話のフリートーク
結婚発表をしたら俳優の菅田将暉さんからお祝いのLINEが届いたから、今度飯でも行こうと返したら、いつも通り未読スルーされたという話もあったが、久しぶりにこの番組で菅田将暉の名前が出た気がする。いつでもいいからスペシャルウイークとかで彼がゲストができて三人でわちゃわちゃしてほしいなあ。


246沿いを歩いて青学あたりで骨董通り方面に抜けて、そのままブルーノートトウキョーと根津美術館がある通りを青山霊園の真ん中を突っ切って、乃木坂から赤坂へ。日枝神社の先にある首相官邸横の坂道をこえて国会議事堂を横目に日比谷公園まで。日比谷通りの向こうにあるミッドタウンへ。今日は一時間五十分ぐらいで到着。

最強じゃない ヒーローじゃない でも、やるしかない
アベンジャーズに代わって世界を救え!

NYの街に突如として現れた大きな黒い影。瞬く間に市民を消し去っていく謎の敵により、世界は再び大きな脅威と直面する。しかし、数々の敵から世界を救ってきたアベンジャーズは、そのピンチに姿を現さない。謎多きCIA長官のヴァレンティ-ナは、誰がこの脅威から世界を救うのかを問いかけるが、絶望の中立ち上がったのは、かつて洗脳されヒーローと対立した過去を持つウィンター・ソルジャーことバッキーだった。彼が仲間に誘ったのは、悪事を犯した過去を持つエレーナ、USエージェント(ジョン・ウォーカー)、レッド・ガーディアン(アレクセイ)、ゴースト、そしてタスクマスターだった。そこにボブと名乗る謎の男も現れ…

ヒーローじゃない彼らは、誰も空を飛べず、戦闘手段は肉弾戦のみ。好戦的な性格の彼らはチームを組むも、エレーナは突如ジョンに銃を連射し、悪役のようにビルを爆破、敵を拘束して拷問を始めてしまうなど、ヒーローとは程遠い…マーベルの新チーム「サンダーボルツ*」はアベンジャーズにかわって、この脅威から世界を救うことはできるのか?

『サンダーボルツ*』は昨日二日からの公開なので、IMAX上映のこの回もほとんど席は埋まっていた。年齢層的には30代オーバーなのかあ、二十代とか大学生っていう若い層はあまり見かけなかった。まあ、マーベル作品が長い間やっているので、そういう世代差みたいなものは出ていると思う。
IMAXは最初に始まる前に10からカウントダウンしていくのだけど、そこのデザインがいつもと違い、「4」になってから『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』の宣伝というか公開日が7月25日に決まったことを発表するという今まで見たことのない紹介の仕方だった。
ヒーローではない、アンチヒーローorヴィラン的なメンバーが集まってチームを組んで地球を守るという物語だが、メンタルヘルスを病んだエレーナたちのセラピーみたいな物語になっていた。アベンジャーズがいない中、ヴィラン側だったメンバーが世界を、人々を救うという展開は、彼女たちのそれまでの後悔や懺悔、飲み込まれそうな虚無感をどう乗り越えるかという成長の話になっているのでかなり精神的なことに比重を置いていたし、それもあって今回のラスボスというかヴィランとなる人物とのバトルは精神世界でのものになるのも必然だったのだろう。それもあって躁鬱を繰り返していたり、メンタルを病みやすい人はすごくこの物語やキャラクターたちに共鳴する可能性があるかもしれないし、観ることでどこか救われるかもしれない。
途中で出てくる「この世界には悪いやつかもっと悪いやつしかない」という台詞はリアルだな、と思ったし、正義と悪ではなく、力のある正義ではないと意味がないという部分もアメリカっぽいなって思う。ヴァレンティ-ナの人物像がカマラ・ハリスっぽかったりとか、混迷するアメリカとこの「MCUマーベル・シネマティック・ユニバース)」は否が応でも共鳴してしまっている部分がある。
フェーズ6でのラスボスとなる予定だった征服者カーンを演じていたジョナサン・メジャースが有罪判決を受けてこの役を解雇されてから、プラン変更をしないといけなくなったこともあるだろうし、コロナパンデミックや俳優組合のストで撮影が止まったことなどもあって、「MCU」はかつてのような存在感や人気に翳りが出てきているのも事実だろう。
「もっと悪いやつしかいない」というのは日本だったら、暇空が裁判で訴えられてもクラファンをして敗訴して賠償金を払っても結果的には収支はプラスになるみたいなことが起きていたり、政治家でいうと立花や石丸や斎藤みたいなのが出馬して当選して力を持ったりするのも、グローバル化して新自由主義が加速していくと稼いでいるか、数を持っているかとかの論理になってくると道徳とか公共というものはおざなりになっていく。
自己責任論をふりかざして、貧しいのはそいつらががんばっていないからだ、とか自分たちの成功は自分の努力や才能のおかげだから当然という考え方になるとなにかで社会からこぼれ落ちてしまったり、働けなくなったりする人は切り捨てればいいという考えになる。そういう人を支持している人たちだって、いつかつまずいたり、何かに負けたり、病気になったりとか、自分だけではなく家族とか大切な人が公共的な支援を受けないと生きていけなくなるという想像力がないのかもしれないし、それは自分たちぐらい稼いでいたらなんとかなると高を括っているのかはわからないけど、大阪維新とかを見てもそういう政党だなって思うけど、メディアがそちらについていてずっとプロパガンダしている状態が長く続いているのでもはや一般市民は考えもなく彼らを当選させてしまう。
そういう為政者からすれば人々から人権を剥奪すれば、市民を思い通りにできると思うだろうし、うるさい連中を黙らせたいと思うならそうするだろう。今はそういう政治家や権力者が跋扈していて、その流れはどうも止められそうにない。彼らを支持する人たちはその強い言葉に乗せられて、一体化したような気持ちになってしまう。あなたと彼らの境遇は違うし、彼らはあなたを簡単に切るだろうし、あなたの人権も公共的なものを奪われるよ、とは思った方がいいのに、そういう想像力はどうもないらしい。だから、個人的には彼らのような為政者や著名人を支持したりすることの危うさを考えられないような人とは距離を取るほうがいいと思っている。そう考えていくと、過去の出来事に負い目を感じて悩んでるサンダーボルツの面々のほうが人間らしいし、まともだなって思う。
そんな風に現実の方がヤバすぎるので、エレーナたちが甘くも見えてしまうし、ラストにおけるあることや今後のことも、それでいいのか?とは思った。ただ、今までの「MCU」シリーズの中ではわかりやすいし、彼女たちに感情移入する人は多そう。スーパーヒーローと神的な力をもったヴィランの戦いとかではないので、アクションで見せる場面も多いし、そういう意味でもわりとオーソドックスで幅広い人から支持を集める一作になるのかも。

「トロン:アレス」特報|10月10日(金)日米同時公開! 

予告編の時に見た「トロン」の新作はIMAXのスクリーンと爆音で観たらかなりワクワクできそうな映像だった。


帰りはSpotifyで最新回のみが配信されるようになった『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』を聴きながら、日比谷から歩いて赤坂見附駅まで歩いて、渋谷駅で降りて歩いて帰る。
途中のスーパーで遅めの昼ごはんを買って、一度家に着いて荷物をおいてからトワイライライトに行く。矢野利裕著『「国語」と出会いなおす』を購入。矢野さんの新刊で気になっていたもの。お店はGWということもあって、お客さんがわりといてのんびりお茶したり、本を何冊も抱えて選んでいたりとよい光景が広がっていた。

 

5月4日
7時過ぎに起きてから、昨日寝る前に少しだけ見ていたNHKで放送した『LIFE!春』の続きを。あのちゃんも出ているし見てみようかなという浅はかな理由からだけど、昔からどうも内村さんが作る、メインでやっているコントが合わないというかおもしろいと感じたことがない。でも、ずっと続いているから人気もあるし、好きな人も多いんだろう。
これは僕が思春期に『ダウンタウンのごっつええ感じ』の影響を受けているせいなのか、松本信者的なものからは彼がムキムキになり始めた頃からは離れてはいるし、以降は影響を受けないようになったと思うが、十代の頃からウンナンの番組はほとんど見ていなかったから、そういうところも影響しているのかもしれない。笑いのツボの問題だとするとなかなかこれから修正するのは難しい気もする。

後藤正文の作品賞『APPLE VINEGAR』大賞はMONO NO AWARE『ザ・ビュッフェ』、Dos Monos『Dos Atomos』

朝のルーティン後に資料を読んでから散歩へ。行き帰りのBGMはradikoで『脳盗』(ゲスト:お笑い芸人「春とヒコーキ」)を聴きながら。パーソナリティーの二人の本業である音楽活動が共に『APPLE VINEGAR』大賞を受賞したので、その話から入って、Dos Monosの新曲を最初に、最後はMONO NO AWAREの曲で締めるという感じに。
Taitanの名前の元である爆笑問題の事務所の「タイタン」所属の春とヒコーキと、爆笑問題の話をしながら、共通の知り合いでもある令和ロマンのくるま退所の問題について。そこからお互いに影響を受けている爆笑問題の太田さんや、ダウンタウンの松本さんの話が展開。そこから東のお笑いとして、立川談志ビートたけし太田光の後は誰なんだろうという話とか、玉座はずっと空位のままだがどうなるか。ぐんぴぃさんはそこに伝統芸能の神田伯山になるんじゃないかという見立てをしていた。松本人志の復活、ダウンタウンの配信が始まった時に次に玉座に座ろうとしている人たちの争うが一気に吹っ飛んで王の帰還になるかもしれない、というのは可能性的にはありそう。でも、吉本興業と松本さんの会見をしないともろもろのことを批判している人もいても、そういうのは度外視になってみんなそのチャンネルか配信を見るんだろうか、それはそれでなんか嫌なんだけどな。
この組み合わせはかなりよくて聴き心地がよかった。お笑いの話についての認識も近いし、いろいろと深掘りもできるし、影響を受けたのが太田さんだというのが共通項としてデカいんだろうな。


代官山蔦屋書店のオープン少し前に着いた。店内をウロウロして、二階の音楽コーナーに荘子it&吉田雅史著『最後の音楽 ヒップホップ対話篇』があったのでこちらを。先月末のゲンロンのトークイベントに出ていた吉田さんがDos Monosの荘子itとヒップホップについて対談している一冊。吉田さんの『アンビバレント・ヒップホップ』があれば買いたかったのだけど、なかったし対談本のほうが入りやすそうだなって思った。

帰りに9時からオープンしているスーパーで惣菜を買って、『オードリーのオールナイトニッポン』に変えて歩いて帰る。暑すぎちょうどいい散歩ができる気温。若林さんが使っているChatGPTの話や事務所ライブあとに春日さんが後輩と飲みに行った話とか。
今日はまるまる原稿のライティングにあてているので、お昼ご飯を食べてから作業を開始。夕方前に休憩がてら、図書館で借りていた本を読んだら読み終わったので、そのまま池尻大橋の図書館に返却をしにいく。緑道沿いは家族連れや犬の散歩の人たちが多くて、休日だなって感じの穏やかだけど、華やかさがあった。
図書館も勉強や作業をしている人もたくさんいた。館内をぐるりと回って、気になった書籍を新たに三冊借りた。夕方だけど、陽射しは強くてちょっと汗ばんだ。

夜はradikoで『川島明のねごと』と『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』をお供にライティング作業を進める。6日の午前中には終わらせて編集さんに送りたい。たぶん、そこまではいける。

 

5月5日
朝の6時にセットした目覚ましで一度起きてから、寝転んだままTVerで『有吉クイズ』を見ながらちょっとずつ作業ができるモードへ。朝のルーティンをしてから7時ぐらいからライティング作業を開始。radikoで新しく聴くものがなかったので、Spotifyポッドキャストで『奇奇怪怪』過去のアーカイブを作業用BGMとして流す。
今年の一月から残っているアーカイブを古い順に聴き始めて、今は2024年下半期に入ったところで、都知事選のことやアニメ映画『ルックバック』なんかの話題があったころ。今日は外出した際の行き来もそのまま聴いていたので、「陰謀論」「cero最強説」「朝倉未来」「小山田圭吾 炎上の嘘」「上半期ベスト」なども聴くことになったが、ceroのアルバムはよかったし、「炎上の嘘」も単行本で読んだりしていたので、このポッドキャスト番組を聴いていなかった時期も触れているものはやっぱり近かったんだなって。「朝倉未来」についての配信は他と比べるとすごく数字が低いというのを配信後の別の回で話していたが、僕も興味がないけど、格闘技に興味がある人とない人が完全に分かれていると思うから、その辺りはどうしようもないと思う。どんなジャンルでもそうなんだけど。
13時過ぎまでライティング作業をして終わりは見えた。帰ってから続きをやればとりあえず、最後まではいけそうだなとわかるぐらい。外に出ると日差しもさほど強くもないし、風も多少あったので歩きやすかった。


土曜日と同様に約二時間ほど歩いて、日比谷へ。先日はミッドタウン内にあるTOHOシネマズ日比谷で映画を観た。その時にシネマイレージのポイントが6ポイントになった。6ポイントで一回鑑賞料金が無料になるので、気になってきたエドワード・ヤン監督『カップルズ 4Kリストア版』をTOHOシネマズシャンテで鑑賞することにした。
日比谷公園は出店みたいなものも出ていて、石で作られたベンチみたいなところはほとんど埋まっていた。休日に公園でのんびりするのは気持ちいいだろうな。

急激な経済成長を遂げ、多国籍の街となった台湾の首都・台北
レッドフィッシュ、ホンコン、トゥースペイスト、そして新人のルンルンは、4人組の青年ギャング団として“アジト”に集い、すべてみんなで分け合うというルールで行動している。リーダー格のレッドフィッシュの指揮のもと、ホンコンは女性をもてあそび、トゥースペイストは通称“リトルブッダ”としてニセ占いで稼いでいる。
彼らがいつものようにハードロックカフェで飲んでいると、フランスからやってきたマルトという女性と出会う。彼女はイギリス人デザイナーのマーカスを追っかけてきたのだった。 マルトに恩を売って、金儲けをしようと企むレッドフィッシュ、ひそかに彼女に心を寄せるルンルン。レッドフィッシュの父の借金返済を迫るヤクザが、レッドフィッシュとルンルンを間違えたことをきっかけに、彼らの関係は大きく変わっていくのだった――。

エドワード・ヤン監督作品は『台北ストーリー』『牯嶺街少年殺人事件』『エドワード・ヤンの恋愛時代』をスクリーンで観たことがあるぐらいで、今作は未見だった。GWということもあるのかお昼過ぎの時間帯でもそこそこお客さんは入っていた。世代的には多少上の、30代後半より上な感じがした。
エドワード・ヤンの恋愛時代』『カップルズ』『ヤンヤン 夏の想い出』は「新台北3部作」と呼ばれているらしく、二作目となるのだが、多国籍な感じもあるし、なんか今の東京みたいな感じもした。1996年公開の作品なので約30年前の台北が舞台になっているが、どこか懐かしさもありながら、今の世界との親和性や共通するような空気感がある。
悪ガキ四人組みたいなメインの少年たちとパリからやってきたマルトを中心に物語は進んでいく。少年たちは四者四様の道をたどることになるのだが、たとえばホンコンは因果応報とも言える状況になるし、父親への執着というか愛憎入り混じるレッドフィッシュは悲しい終わりを迎える。トゥースペイストはさほど存在感がなく、主人公格といえるルンルンとマルトのラストは唯一の希望の様に描かれていた。
「小説や演劇で拳銃が出たら発射されなければならない」というチェーホフの銃というテクニックがあるが、今作でもレッドフィッシュの父を探しているヤクザものが持っていた銃は最終的に発射されることになり、ある悲劇を生んでいたが、あれも彼が失ってしまったものの大きさへの反動というか、彼の絶望が生んだ暴力性だったと言えるのかもしれない。
もちろん、いろんな状況は違うものの、この作品をベースにして今の東京で映画として撮ったら近いけれど、現在の東京が刻まれる作品になるかもしれない。おそらく、この時期と台北の多国籍感に近いものが東京にもあるように思えるから。

17時すぎに終わって劇場の外に出たが、まだ夕方にもなっていなくて明るくて、赤坂見附駅まで歩いてそこから電車に乗って帰ろうと思ったけど、映画の世界観をもう少し感じていたかったので赤坂から乃木坂方面に歩いて行って、行きと同じ道を帰りも歩いて帰ることにした。往復で四時間は歩き過ぎだけど、体を動かしていたかった。帰ったらライティング作業をするのは決定だから、それを先延ばししようとしていたんだろうけど。
帰りにスーパーで昼ごはんと晩ごはん兼用のものを買って、食べたからライティング作業の続きを。寝る前になんとか最後まで行けたから、あとは起きてから修正できるところはしていくことにした。

 

5月6日
6時に起床して、radikoで『空気階段の踊り場』を聴きつつライティング作業を開始。「踊り場」は岡野陽一がゲストで登場して、単独ライブのお知らせをしていた。ちょっと気になるが、毎月の様に草月ホール行く余裕はないかもしれない、精神的に。
そのまま『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』を流しながらライティングを続ける。11時半すぎには雨の中家を出たが、その前には原稿は出来上がったので担当編集者に送信。もう、あとはGW明けで原稿に対しての感想や加筆修正など言われるだろうから、一旦肩の荷はおりた感じになった。


茶沢通りを北上して本多劇場へ。12時半に集合で少し早めに着いたので隣にあるヴィレヴァンの店内をうろうろと。ゲーム『MOTHER』のポップアップストアができていたので覗いたり、浅野いにおさんの原画が展示されていたのを見たり。僕が写真を撮ったあとに通りがかった小学生くらいの子供を二人連れた母親が、「デデデデ」とか他の漫画や、そもそも浅野さんを知らない感じだけど、すごいねって写真を撮っていた。子供たちが浅野さんにハマる未来はゼロではない。

スクランブル発生! 今度は何が起きている? 宇宙はつねに変化に満ちているし、いつだって射撃訓練所の中だ。たえず11人目がいるようなものだし、スタービーストは暗黒の森林で息をひそめている。それにしてもひどすぎないか、と二等航海士・ユーリは思う。量。このトラブルの量はなんだ。マザーCOMはなぜ答えない。船長はなぜ判断しない。ロボ、三原則いまはいいから。アーム、そんなポッド拾わなくていい。漂流詩人乗ってこなくていい! これどこからのスライム? 石板、いまは進化させていらない! ユーリは白目で歌う。リプリー、あいにくの宇宙ね。ってハモんのやめて。

【脚本・演出】上田誠ヨーロッパ企画
【出演】伊藤万理華 / 井之脇海 / シシド・カフカ / 石田剛太(ヨーロッパ企画) / 中川晴樹(ヨーロッパ企画) / 金丸慎太郎(ヨーロッパ企画) / 野口かおる / 浦井のりひろ(男性ブランコ) / 平井まさあき(男性ブランコ) / 槙尾ユウスケ(かもめんたる) / 岩崎う大かもめんたる

重力圏を突破するような作品に!「リプリー、あいにくの宇宙ね」上田誠伊藤万理華ら意気込み(舞台写真 / コメントあり) 

本作では伊藤の“ポエトリーぼやきラップ”が炸裂する。澄んでいて芯があり、独特の抑揚とリズムを持つその声について「グループ(乃木坂46)在籍時から歌や声を褒めていただくことはありましたが、“この声のどこがいいの?”と徹底的に思っていて」と話す。

「でも自己分析したとき、この声の“揺らぎ”は特徴なんだなと気づきました。不安定な揺らぎも作品や共演者、スタッフの方々と調和できれば、突破する瞬間がたしかにある。私の声に魅力があるとしたら、それは周りのみなさんが引き出してくださったおかげ。この声はもう変えられないので、今は誰か一人にでもハマればいいなと思えるようになりました」

「今欲しいのは刺激より安心」。がむしゃらの先にあった、伊藤万理華の現在地 

ヨーロッパ企画の上田さんの作・演出の舞台『リプリー、あいにくの宇宙ね』を友だちTと本多劇場で鑑賞。アーリーチケットという早売りで買っていたので一般販売よりは千円ぐらい安かった。席は二列目のセンタエリアの端だったので舞台はかなり近かく、舞台が宇宙船の中で、映像とかもかなり使っていたのでもう少し後ろの方が全体がよく見えたのかもしれないが、俳優さんたちの臨場感は強かった。
新しい鉱石やエネルギーを求めて旅立ったが、収穫もなく地球に帰ろうとしている宇宙船。ロボットたちが異変に気づいてコールドスリープに入っていた乗組員を起こすと艦内にはある出来事が起きており、乗組員たちはそれぞれの反応をしていく。SF的なネタをどんどん放り込んでくるパターンになっており、エイリアンだったり、宇宙船が損傷したり、酸素や水がなくなったり、地球に帰れそうになくなったり、未知の存在が現れたり、時間軸や違う次元がありそうだなとか少しずつエスカレートしていく展開だけど、ちゃんと笑いもありつつ、演者それぞれのキャラクターがわかるようなエンタメになっていた。SF小説とかのタイトルやネタ、固有名詞的なものはちょこちょこ入っていたがわからなくても、そういうものがあるんだなってぐらいで観れる様になっているのは敷居を低くしているのも親切だなって思った。
主演である伊藤万理華は汗一つかかずに歌って踊っていた。男性ブランコかもめんたるというコントできる芸人さんたちは安定感があるし、ちゃんと笑いを取っていた。汗はかなりかいていたけど、彼らがいることで土台ができているような、笑いに関して大丈夫というのはあったと思う。
物語としては上演時間は約二時間だけど、もっと長かった様な気がしたのはいろんな展開が詰め込まれていたからだろう。でも、テンポはよかったし、映像の使い方も世界観をしっかり出せれていた。最初からは舞台にいない役者が二人いて、それぞれが出てくるところか二章、三章というか次のパートに突入みたいな感じになっていた。
しっかり満足できる舞台になっていたし、上田さんやヨーロッパ企画の舞台は観たことがなかったので、次回作は観ようと思う。


傘を差して、雨の中世田谷通り沿いにある「酒食堂パーラーいいとみ」という居酒屋さんへ。僕ら二人と友だちA&Kの四人で久しぶりに会って飲んで食べてたくさん話した。Aが前から気になっていたお店で、僕らが今日舞台を観にいくなら、終わってから合流しようということでこのお店にしたのだけど、料理も美味しかったし、居心地もよかった。
気心が知れていて思ったことも何でも話せる様な関係性というのは僕には東京にしかないなって思う。地元の友だちとは連絡もほとんどしないし、なんか学生時代の知り合いだったぐらいの感じにはなっている。まあ、人生の半分以上は東京に住んでいるわけだし、社会人以降の人生がこっちだから当然と言えば当然なんだけど。


友だちA&Kと別れて、Tを三軒茶屋駅に送っていく途中に、東京餃子楼本店前を通ったので、もう少し飲もうかという話になった。茶沢通り沿いの店舗には昔よく行っていたけど、こちらの本店は入ったことがなかった。ずっとお客さんが来ては帰って行き、持ち帰りの人も来ていてお店は賑わっていた。少し小ぶりな餃子は美味しいし、やっぱりビールに合う。
駅で別れてから家に帰ってそのまま寝る。深夜に一度目が覚めてしまったので、アマプラで『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』第五話を見た。あれ、思ってもない展開というか、ジークアクスってマチュだけじゃなくて、ニャアンも乗れちゃうのか。主人公格の二人の女の子がシュウジとどちらがマブとしてクランバトルに出るか、そもそも三人の関係性がどう変わっていくのか。この急激的な展開を見るとワンクールで収まっちゃう気がしてきた。

 

5月7日
ビールをたくさん飲むと腹を下すことが多いのだけど、二日酔いにもならずにほぼいつも通りな感じで目覚ましで7時半に起床する。朝のルーティンを終えてから寝転んだままradikoで『アルコ&ピース D.C.GARAGE』を聴いていたら、日曜の「サンドリ」で有吉さんが酒井さんの妻が楽屋に挨拶にきた時の話をしていて、イタすぎると言っていたことを受けてのトークをしていた。こういう話を違う番組で繋げていくというのもラジオらしくていい。
リモートワークを開始して、そのまま『JUNK 爆笑問題カーボーイ』『星野源オールナイトニッポン』『あののオールナイトニッポン0』を作業用BGMとして流す。
「爆笑カーボーイ」はララランドのニシダが太田さんの小説について書いた書評の話とか、この二人は文学にも詳しいし、書き手でもあるから小説の深い話をラジオではなくてもYouTubeとか動画とかでガッツリ話するというのはいろんな人が小説に触れるきっかけになりそうだけど。
星野源ANN」はニューアルバム『GEN』のリリースとそのツアーが近づいているので、星野さんもその関連の話が多くなっているかな、ということもあるが仕事しすぎて忙殺されている感じも最近はちょっとする。星野さんが好きで生まれながら障害がある方が勇気を出してカラオケに行ったという冒険であり旅のお便りが素晴らしいなと思ったし、読みながら星野さんも感動していた様に聴こえた。

「あのANN」は収録で真空ジェシカがゲストということだったけど、川北が体調不良でガクがひとりという珍しいパターン。でも、あのちゃんとガクのトークは普通に楽しく聴けたし、この前の『川島明そもそもの話』でもガクが一人で出ていたのだけど、彼の魅力が今どんどん開かれていってる時期なのかもしれない。川北がクレイジーな人だけど、彼に付き合えて一緒にコンビを続けているガクも普通ではないのではないかという、それがそろそろイジられておもしろがられるターンなのかなあ。あのちゃんと一緒にアンジェラあきの曲歌ってるのもなかなか変でおもしろかった。

昼休憩の時に駅前に出て、昼ごはんを買ってからTSUTAYA書店で『群像』最新号を購入。特集が「乗代雄介の10年」だったので気になっていた。乗代さんの小説は全部ではないけど、わりと読んでいるし歩いていく物語が多いのでシンパシーもちょっと感じてる。

昼ごはんを食べてから、「あのANN0」も聴き終えたので、昨日夕方以降に配信されていたけど、昨日聴けていなかったこちらを。Spotifyポッドキャストの『アルコ&ピースのしくじり学園放送室P』(ゲスト:小川哲)と『あのと粗品の電電電話』、ニッポン放送ポッドキャストで『ランジャタイ国崎の伝説のひとりぼっち集団』の最新回を。
「アルピーしくじり」は小説家の小川さんがゲストで、前に新TwitterことXでゲストが発表されて質問を募集していた時に送っていた。昨日舞台を観たヨーロッパ企画の上田さんがゲストの時には送っていた質問が読まれていたが、あっ、住所書いてないやと思っていて、今回はこの質問なら読まれるはずだと狙ったものが読まれた。番組の『ビックリマン』風のアルピーをデザインしたステッカーが欲しかったので送ったのだけど、採用された、されない関わらず抽選でステッカープレゼントだった。
「あの粗品」は一緒にクラブチッタでライブをやったあとみたいで、ツーマンライブをやろうと粗品が言っていたが、彼は今音楽をガッツリやりたいモードなんだろうな。テレビの方は奇妙礼太郎さんがゲストだったので、その感想も話していた。前に「バナナムーンGOLD」「菅田将暉ANN」とかラジオ番組に奇妙さんが出ていたりしたけど、年々認知度は上がってるんだろうな、歌はCMとかで聴いたことあっても顔と一致してない人はいるだろうけど。
「国崎ひとりぼっち」は伊藤ちゃんもちゃんといて、二人でのやりとりもありつつも、国崎のいつものモードでトークを進めていた。志らく師匠は評価してくれているし、寄席とかイベントに呼んでくれるからやっぱり感謝しているのが伝わってきた。


リモート終わってからニコラへ。いちじくとマスカルポーネのタルトとアルヴァーブレンド(おかわりでアアルトブレンド)をいただく。曽根さんと世間話をしながら、一服。

帰ってから「妄想予告編かわら版」の原稿を進めた。昨日出した原稿は編集者さんからはバランスのいいものになっていると連絡をもらってうれしかった。あとは編集さんと編集部のチェックが終わって、修正して先方の確認をして、とまだ形になるまでは時間はかかりそう。次の弾というか、今やっているライティング以外の物の準備や仕込みをしないといけない。そのバランスだったりスケジュール感がまだうまくつかめていない。

 

5月8日
7時に起床して朝のルーティン、radikoで『きしたかののブタピエロ』を聴きながら、読みかけの『最後の音楽 ヒップホップ対話篇』の続きを読む。菊地成孔さんゲスト回が終わって、J・ディラについて著者の二人がトークをしているところに突入。
そのまま『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』を作業用BGMにして、リモートワークを開始。「佐久間ANN0」は昔行っていた飯屋に十数年ぶりに行くようになった話。ちゃんと働いているバイトの若者を見ながら飲むのが最高らしい、さすがにその感覚は僕にはあまりよくわからないけど、おじさんの優しい目線みたいなものが感じられるので佐久間さんらしいトークではある。
Spotifyで『奇奇怪怪』最新回「コーチングはなぜ流行っているのか」を続けてBGMとして。リモートは急がないといけないものはなかったけど、結構な数の作品を読まないといけない作業があったので、ちょっとずつ進めていった。文字数の多い少ないというよりも違うタイプのものを読んでいくと思いの外疲れる。
「奇奇怪怪」は朝倉未来の話からアップルビネガーで受賞したこととゴッチさんの話、だいぶ後半になってから前にも話題に出ていたコーチングの話に。

19時までリモート作業をして進められるところまでやったので終了して、ちょっとだけライティング作業をすると30分過ぎになったので家を出る。渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷までの行き帰りは、HYUKOH (ヒョゴ)と Sunset Rollercoaster (落日飛車)がコラボレーションしたライブアルバム『AAA LIVE』をSpotifyで聴きながら。ヒョゴの『New Born』とかも収録されているし、このライブは日本でも行われたけど、行けなかったのが音源を聴くと悔やまれる。ヒョゴを観たのは今はなき新木場スタジオコースとだったので、彼らの音楽を聴くとコーストっていい箱だったのになって思い出させる。音が記憶を呼び戻す。

レディオヘッド、ザ・スマイルのフロントマンであるトム・ヨークと、エレクトロニック・ミュージック界の先駆的プロデューサー、マーク・プリチャードが初のコラボレーション・アルバム『Tall Tales』(5月9日発売) をリリースするのにともない、5月8日より世界各地の映画館で特別上映イベントを開催する。トム・ヨークとマーク・プリチャードによるアルバムと、ジョナサン・ザワダの映像作品を映画館で高音質で体験できる特別な機会となる。
日本では、5月8日にアルバムのリリースに先駆けてプレミア上映を行い、5月9日から5月15日まで連日ロードショー上映が予定されている。
会場となる映画館は、東京がヒューマントラストシネマ渋谷、大阪がテアトル梅田となり、いずれも映画の魅力を最大限引き出すため専用に開発されたカスタムメイドのスピーカーシステムを導入したodessaシアターでの上映となる。
MARK PRITCHARD & THOM YORKE “TALL TALES” / 会場ではアルバムの先行発売および スペシャル・グッズの販売も決定! アルバムは5月9日発売!

 

Mark Pritchard & Thom Yorke – The Spirit (Official Video) 

本日が世界各地で行われるプレミア上映日ということで二日前の日付が変わった瞬間にネットでチケットを取っていた。映像もかなりこだわっていて、不思議な世界観だったりするもので気になっていたが、ヒューマントラストシネマ渋谷のスクリーン1は「odessa」(東京テアトル発の「劇場ごとに最適化されたサウンドシステム」 に 「劇場独自の映画体験が付加される」音響システム)が入っているので、ここでトム・ヨークとマーク・プリチャードがコラボした音楽を聴くのがいいだろうなと思っていた。
上映の30分以上前に着いたら、アルバムや関連グッズが販売されていて、すでに多くの観客が品物を見て購入していた。僕は館内にも貼られていたポスターのデザインのものを一つ購入。入場特典でZineをもらった。ほとんど満席だった。さすがに客層は30代後半や40代とか僕ぐらいが中心だったような気がする。男女率はそこまで離れていない感じだったんじゃないかな。
アルバム収録曲なのだろうけど、それぞれの曲とそれ用に作られた映像が流されていく。歪さがあったり、世界観もほとんど統一されていない。ただ、曲の合間にRPGのマップを歩くようなシーンがあり、そこにカッパに近いようなキャラクターがいて繋いでるようにしていた。
大きな音で聴くと気持ちよくなるから睡魔にも襲われたけど、心地よかった。音源自体はSpotifyとかで改めて聴いてみようと思うけど、読書とかのBGMにはすごくよさそう。終わってからは歩いて帰る。週末天気が崩れると言う予報を見ていたけど、気持ち風が強く吹いていたから、Tシャツにカーディガンだと少し寒く感じた。

 

5月9日
7時過ぎに起きて、目覚ましがてらradikoで『秘密諜報員みなみかわ』を聴く。今回は「人工冬眠」の研究をされている筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構副機構長の櫻井武さんという方がゲスト。話はすぐに「人工冬眠」のことではなく、「人はなぜ眠るのか」ということから。眠るとリセットされるという話があって、起きている時はシナプスとかいろんなものが動いていて、黒板に先生が板書していっぱいになる状態に近くなり、寝るとそれが一度消されたというか、スペースがまた生まれるらしい。だから、寝ないと生命活動とかもろもろが容量いっぱいでうまく機能しない。あと成長ホルモンは23時から深夜2時みたいなことはなくて、寝てすぐに出るから、関係ないって言われていた。
そのまま『ハライチのターン!』を聴きながらリモートワークを開始。作業用BGMとして、『おぎやはぎのメガネびいき』『マヂカルラブリーオールナイトニッポン』『四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919』をいつものように流しながら。
「メガネびいき」は番組にメールを出して読まれるかみたいなことをしていたラブレターズの二人が最後の方で、読まれたから放送に登場していた。「マヂラブANN0」は野田がアニサキスの話からさかなクンってどういう人なんだっけという方向になっていった。このままうまくいくとさかなクンがゲストで出るかもしれない。「都築サクラバシ」は他と比べても若いのもあるし、一人しゃべりというのも大きいのか声もテンションも高い。嵐の解散の話から思い出話。彼らの世代はジャニーズだと嵐なんだなあ。

2014年9月22日創刊。2024年9月で10周年を迎えたマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」。その10年の間に、『SPY×FAMILY』『怪獣8号』『ルックバック』『タコピーの原罪』『ダンダダン』など、ヒットマンガや新人作家も続々誕生。多くの読者を獲得し、人気マンガ誌アプリとなった。そんな「少年ジャンプ+」は、どのようにして生まれ、どのようにして進化し、そして今後どこを目指していくのか?

著者は『タモリ学』『笑福亭鶴瓶論』『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』など、テレビを中心に「エンタメ」とその制作者たちを愛する戸部田誠(てれびのスキマ)氏。
戸部田氏が編集者・社内外スタッフ・外部会社・作家など多くの関係者に徹底取材し、「少年ジャンプ+」の秘密に迫るノンフィクション。

昼休憩の時に駅前のTSUTAYA書店で本日発売の戸部田誠(てれびのスキマ)著『王者の挑戦「少年ジャンプ+」の10年戦記』を購入。スキマさんと同郷である佐久間さんが帯を書いているのもあって、これはかなりヒットして読まれるんじゃないだろうか。
昼休憩中に少し冒頭から読んだけど、これはかなりの数の人にインタビューや取材をしている。

自分が吉田さんの著書『アンビバレント・ヒップホップ』を読んで、それを踏まえて発言して、そのうちのひとつ、いまも私自身に印象深く感じられている自分の言葉をまず解説する。たしか私は「最前線の、世界を変えるような音楽があるとして、それは音楽の創造者がすばらしいということだけではない。その音楽を発見し、その音楽を聴取し、その音楽を愛するリスナーもまた、世界を変えている。音楽は、そこが(真に)すばらしいのだ」的に言った。また「文学を読むことも映画を観ることも美術を鑑賞することも、おんなじだ」的に発言した。それを受けて吉田さんが「感動した」と応じた。その私の発言に。即座に。真顔で。私は、自分の発言に関しては漠然とした記憶しかないけれども、その吉田さんの表情、放たれた感情の波、正面から見据え返していた目、のことははっきり憶えている。

そこには本当のことがあった。私は、自分がそんなふうに発言するなんて、事前には考えていない。発言自体も用意していない。が、そう言ったのだ。それは私は心の底から、魂の底の底から、信じていることだ。

古川日出男の現在地〉ふたつの発言を解説する 2025.04.26 – 2025.05.09 東京・埼玉

リモートが終わってから、古川さんのブログを読む。先月末にゲンロンカフェで見たトークイベントについて書かれていて、後半は今執筆中の長編作品への取り組み方のことであり、やっぱり古川さんの真摯な向き合い方だからこそ、読者の何かを変えてしまうものになっていくんだと思う。僕もいち読者として、作品を通じて人生が変わったからもっと多くの人に届いてほしい。

Spotifyの配信は最新回のみになったので、ニッポン放送ポッドキャストの方で『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』ep.187「みちお、ヤーレンズ出井ちゃんに憧れる 計画」を。この二人はいい意味で変わらずにマイペースというか自分たちのスタイルを変えない。
明日は久しぶりに派遣仕事が入ったのだけど、場所はあまり行かないところだった。だけど、この仕事をするようになって、三田方面というかあの周辺に行くことが多いなと思う。あの辺りはそれなりに物件というかオフィスとかがどこかが出て行ってもまた違う会社が入ったりして新陳代謝しているんだろう。だからこそ、僕らの方な派遣を呼ぶ解体業者さんとかの仕事があるわけで。午前中が雨ということ以外はありがたい。

 

5月10日
5時半の目覚ましで起きて朝のルーティンをしてから家を出る。雨が降っていたので傘を差して恵比寿方面に。久しぶりの派遣の仕事の現場に近い、集合場所が白金高輪駅だった。作業の終わりが16時半ということ、あと何度か呼んでもらって現場に行ったことのある会社の手伝いの仕事だったので、そこまでしんどくないだろうなと思ったのもあって、ウォーミンアップがてら歩いて行った。
恵比寿駅までが家から歩いて約一時間ほど、そこから都道305号をほとんどまっすぐ歩いて30分かからない距離に白金高輪駅はあった。あいにくの雨だったので、スニーカーとソックスが濡れてしまったが、現場では替えのソックスにして安全靴を履いたので作業には問題はなかった。

土日の散歩がてらの気分ではあったので、radikoで『三四郎オールナイトニッポン0』を。ディズニープラスのドラマ『ガンニバル』のネタでトークが展開していたので、いい加減に見ようかなと思ってくるのだけど、三四郎の二人はドラマとか映画とかわりと同じものを見ているから、お互いに作品名とか登場人物をネタに話を進めていくとツーカーでそのままどんどん進んでいくのがすごい。他のコンビだとそういうことなかなかないような気がする。
後藤岩男と恵介が東京観光にきて、ずっと岩男が「けいすけぇ!」という言葉から始まるノリで小宮さんが話していて、かなりおもしろかったんだけど、恵介を誰が演じているのかと思ったら笠松将だった。いつかゲストに来るかもしれない。 もしかしたら相関図見ただけだから、「けいすけぇ!」と呼びかけていたのは岩男という人ではないかもしれないが。


8時に集合だったが、7時45分ぐらいに着いたらすでに今日一緒に現場に入るスタッフが二人いて、もう一人も50分過ぎには来たのでみんな時間を守る人だった。班長以外の二人は前にも同じ現場で仕事をしたことある人だったのもあって、気持ちが楽。ちゃんと仕事できるし感じのいい人だから。四人で歩いて数分の現場の建物へ。
呼んでくれた会社の社員さん二人がやってきて、8時半から15時半過ぎまでの作業になった。オフィスだった一室のリフォームのために今ある床のタイルカーペットを剥がす作業かなと思っていたら、さらにその下にある金属製の正方形のプレートも外し、その下のPタイルも撤去するというものだった。
タイルカーペットも接着剤で付いているので多少剥がすのに力はいる。金属製のプレートは台車に集められて、それとタイルカーペットやPタイルとか部屋から出たすべてのゴミは午前と午後にやってきた産廃トラックに運ぶのだけど、五階から一階までは一基のエレベーターを作業専用にしてあるので問題はないが、その建物からトラックが停まっている道路の間には歩道があり、建物から歩道は階段で降りないといけない。僕らスタッフ四人が半分に分かれてトラックへ運ぶ二人と、ゴミを積んだ台車を上から運んで下で空になった台車を再びみたいなピストン輸送をする残り二人という感じで分かれての作業。
午前と午後でそれは入れ替わったのだけど、午前中のトラックには最初金属製のプレートを多く運んだのでけっこうそれで疲れた。一枚が五キロということはないだろうけど、三キロぐらいはあって、それを何枚か重ねてどんどん持っていくのだけど、六枚ぐらいだとかなりの重さになっていた。もし、五キロぐらいだったら三十キロになるけど、なんか二十数キロかなって気がしていた。それでも重いんだけど。
この派遣の仕事も一ヶ月ぶりぐらいだったし、前は掃除の手伝いみたいな感じだったので重いものは運んでいなかった。で、今日のゴミを運ぶのはけっこうしんどかった。雨は次第に止んでいったけど、湿気はあるからすぐに汗だくになったし、重いものをずっと運んでいくから筋力がどんどんなくなっていく。
午前中には一回休憩があって、昼休みがあって午後も休憩があるけど、ほとんど寝転んで仮眠してた。そうしないと体力がもたないのが直感でわかる。でも、こういう休憩を取らないと怪我をしたり、集中力がもたない。実質の労働時間は少なくなるけど、人間にしかできない作業であり、AIにはできないし、ロボットがこの作業ができるような時代はこの世紀にはまだ無理なんじゃないかなって。


終わってから汗だくなまままた歩いて家に向かって帰る。「三四郎ANN0」は聴き終えたので『JUNK バナナマンバナナムーンGOLD』を聴きながら。日村さんの誕生日が近いので、毎年恒例になっている星野源さん登場でスペシャルソングを歌うという恒例行事の時期だが、ニューアルバム発売とツアーを控えているのもあって今年はやっぱり来れなくて、オークラさんが星野さんが作った曲を演奏するというサプライズがあった。
家に帰ってからすぐに湯船に浸かって、洗濯機を回した。作業中は安全靴に履き替えていたが、履いていたスニーカーが汗と雨で濡れていて臭くなっていたのでそちらは別途洗濯機に入れて回して干した。
茶沢通り沿いの精肉屋さんがやっているとんかつ屋に久しぶりに行ってご飯を食べた。もう身体中がバキバキで疲れ果てていたので11時前には寝落ちした。

 

5月11日
8時前に起床。朝のルーティンをしてからちょっとのんびり。朝一で映画を観に行こうとチケットをウェブで撮っていたが映画館がオープンするのが9時半からだったので8時50分ぐらいに家を出た。
最初は少し肌寒いかなと思ったがすぐに汗ばんできた。昨日の肉体労働のおかげでお尻だったり腰だったり腕だったり(手首から肘にかけてのところ、前腕の内側とか、普段使ってないからなんだろう)とか鈍い痛みがある。幸い普段から歩いているおかげか、足とかが痛いということはない。
radikoで『脳盗』を聴きながら渋谷へ。スタジオではなく長野県のバリューブックスへ取材も兼ねての収録に行っていたみたいで内沼さんがゲストみたいな形で、現場を紹介しながら回っていた。


Bunkamuraはまだ解体されていないが、前には見なかったクレーンが東京百貨店本店跡地に見えるようになっていた。

君の名前で僕を呼んで』でひと夏の切ない恋を描いたルカ・グァダニーノ監督が、今度は愛する相手と心身共にひとつになりたいと切望する男を描く。主人公の孤独な中年男を演じるのは、ジェームズ・ボンドの鎧を脱ぎ捨てたダニエル・クレイグ。共演は今年最高の“発見”との呼び声も高い、クールな表情に隠された繊細な心のゆらぎを体現した美しきドリュー・スターキー。
原作はビート・ジェネレーションを代表する作家ウィリアム・S・バロウズが、謎多き人生を赤裸々に綴り、一度は出版を封印した自伝的小説。トレント・レズナーアッティカス・ロスが手掛けた音楽と、ニルヴァーナ、プリンス、ニュー・オーダーらの挿入歌が聴覚を、ファッションの新しい軌道を創り上げたJW Andersonのジョナサン・アンダーソンによる衣装が視覚を魅了する。
愛を確かめるために男がたどり着いた数奇な手段とは──究極の愛を探し求める姿が、あまりに無様で崇高で、どこまでも愛おしいラブストーリー。

1950年代、メキシコシティ。退屈な日々を酒や薬でごまかしていたアメリカ人駐在員のウィリアム・リーは、若く美しくミステリアスな青年ユージーン・アラートンと出会う。一目で恋に落ちるリー。乾ききった心がユージーンを渇望し、ユージーンもそれに気まぐれに応えるが、求めれば求めるほど募るのは孤独ばかり。リーは一緒に人生を変える奇跡の体験をしようと、ユージーンを幻想的な南米への旅へと誘い出すが──。

PARCO渋谷に着いたらちょうど9時半で公園通りのエレベーターで八階のホワイトシネクイントへ。ルカ・グァダニーノ監督の新作『クィアQUEER』を鑑賞。
前作の『チャレンジャーズ』はよかったし、監督と脚本は前回同様の組み合わせらしい。僕は名前ぐらいしか知らないけど、ウィリアム・S・バロウズの原作小説を映像化しているというのも観たいと思った理由ではある。お客さんは十人ほどかなあ、男女率は半々ぐらいで20代から30代半ばぐらいが多い感じだった。

妻と子を放置してアラートンの尻を追い回していたバロウズであったが、『クィアQUEER』で語られた出来事の後にジョーンを射殺してしまう。リンゴを息子の頭の上に置いて矢で射抜いたウィリアム・テルになぞらえて、ジョーンの頭にグラスを置き、それを狙うも彼女を誤射したのだ。この事件に関してバロウズの証言は二転三転しており、最終的には「俺じゃなくてね、俺に憑いてた悪霊がね、悪いんだよ……」とスピった言い訳を終生続けた。原作「クィア」が書かれたのはこの事件の翌年である。

どクズ野郎のバロウズが生んだアートそのものを映画にーー『クィアQUEER』は単なるロマンス映画ではない 

こちらの記事は観終わった後に日記を書く前に読んだ。僕があまりにもバロウズのことを知らなかったので、ビックリすることが多いのだけど、ほぼ自伝的な小説の映像化だったんだとか、実際には妻と子供がいたけど、小説にもほぼ出てこないし映画では存在していなかった。やっぱり、主人公のリー(バロウズ)がヤク漬けで逮捕されそうになってアメリカから逃げてきている存在であり、なにかから逃げたかったというのとドラッグに溺れていたという部分が作品の軸にはなっているのだろう。そして、彼が求めていたのが映画ではユージーンという年の離れた男性であった。
「リンゴを息子の頭の上に置いて矢で射抜いたウィリアム・テルになぞらえて、ジョーンの頭にグラスを置き、それを狙うも彼女を誤射したのだ」という文章があるが、このシーンを彷彿される場面が映画の終盤であった。このことを知っている人なら、いやでも妻を殺したバロウズのことを思い浮かべたのだろう。映画ではトリップ中というか精神世界みたいなところに行っていたリーがそこでユージーンがウィリアム・テルのような状態になった彼の頭をピストルで撃ち抜くというシーンになっていた。
リーとユージーンが徐々に近づいていき、体を重ねるようになっていくのが前半で、後半は二人が「ヤナ」とかいうテレパシーの能力を引き出せる植物から抽出されたものを求めて、エクアドルだったかな、奥地に飛んでいき、そこで神秘体験をするというものになっていく。最初は肉体(欲望のために)を求めて、その後に土地を移動していくと魔術的(シャーマニズム)なものに辿り着くというのはヴィム・ヴェンダース監督『夢の涯てまでも』にも近いなと思った。『夢の涯てまでも』はアボリジニたちがいる場所に向い、音楽がキーになっていくのだけど、こちらは薬とシャーマニズム的なもので精神的なトリップをすることになる。
映像は最初から決まっていたし、リーを演じるダニエル・クレイグの衣装も決まっていた。上映早々にNirvanaの曲がかかるなど音楽的にもカッコいいし、映像ともマッチしていた。
クィアという部分はもちろん軸にあるのだろうけど、「ヤナ」を探しに行ってからのパートがかなり好きだったし、ドラッグによるトリップや神秘体験というのはヒッピーたちの文化になっていき、そこからコンピューターや今のネット空間のはじまりがある。そういう意味ではその時代よりも前の50年代という時代の戦後すぐの時代の自由さや暴力性みたいなものも感じられた。リーもユージーンも他の登場人物もずっと酒を飲んでタバコを吸ってるし、リーに至ってはヤク中だから、ずっと飲んでるか吸ってる状態、快楽主義者にも見えるけどそれも大戦後というのが大きいのか、個人的な資質なのかはわからないけど。バロウズは個人的にそっち側なんだろうな、記事を読む感じでは。

観終わってから家に帰る前に代官山蔦屋書店に寄ってみた。『ゲンロン』最新号があるかなと思っていたがなくて、サイトを見たら13日発売だった。
店内は昼過ぎということもあって、かなりの人でなんかのんびり本を見るような感じではなかった。土日に来る時は大抵オープンの9時過ぎに来るのでお客さんはさほどおらず、落ち着いているからいいのだけど、人が多いとほんとうに動線もよくないので狭苦しさが増す。

昼ごはんを食べてから、夕方までちょっとライティング作業を。晩御飯を買いにスーパーに行こうと家を出て、池尻大橋方面に。あおい書店で長田弘著『世界は一冊の本』を購入。名前はなにかで見て知っていたけど、読んだことはなかったけど、タイトルに惹かれた。

菊地成孔刑事コロンボ研究(上)」PV-2 / 邦題「COLUMBO research book(by Naruyoshi Kikuchi)」PV-2 / Japanese titles

PVの二つ目がアップされていた。日本語タイトルをAIに読み込ませて曲にしたもの。ところどころ漢字の読み方が間違っている辺りが機械ぽくはある。音読みと訓読みの区別みたいなものが、まだ馴染んでいないのかも。テキストとして読ませているから、それが音か訓か、あるいはひらがなで補助的に入れないと補正はできないのだろうか。まあ、そのうちどんどんデータを食わせたら問題はなくなるのかな。
夜はradikoで『川島明のねごと』『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を聴きつつ、ライティング作業をして、読書の続きを。といっても資料読みでもあるので、読書と言えるのかどうか。

 

5月12日
7時過ぎに起床。朝のいつものルーティンをしてから8時過ぎまでのんびりなにもせずに寝転んでいた。昨日radikoで日曜日のものは聴いてしまっていたので、スマホでは歩きながら聴いた『三四郎オールナイトニッポン0』はPCでは聴いていないのでまだ聴ける状態にあって、さらに「バチボコプレミアムリスナー」のほうで先週分がアーカイブにアップされていたので、先週分、今週分、「バチボコ」で新しくアップされていた今週放送後のアフタートークを作業用BGMとして聴きながらリモートワークを。
夕方過ぎに派遣のバイト先に電話したら、明日も仕事が入っていた。土曜日が約一ヶ月ぶりだったのに二日後にまた入っているとは。現場は近いといえば近いけど、降りたことがないような、たぶん行くことがない駅だった。歩いて行くと一時間半だが、下北沢駅まで行けば乗り換えて20分もかからないところだった。明日起きて気分と体調次第では歩いていこうかなと思う。


早めに仕事を始めた分時間を調整して18時からの『渋谷らくご』を観にユーロライブへ。瀧川鯉八師匠と立川吉笑さんの「ふたりらくご」という、各自30分ずつ演目をするというのは初めて観にきたのだけど、どちらもちょうど良い時間で聴く側も集中力が持つからすごくいいなと思えるものだった。
今日の目的としては立川吉笑さんが来月、六月から真打に昇進される前の二つ目として出るのは最後の『渋谷らくご』を観れてよかった。
先に瀧川鯉八師匠の落語からだった。吉笑さんが真打昇進披露興行を来月からすることに関しての話が枕になっていて、ご自身が真打昇進した時に40日間興行をした経験があるので、その時のハイになっている状態と毎日興行に出てくれる師匠の偉大さ、そして何人も弟子が真打昇進して、それをやっているから師匠はもうテンションが上がっていないという話なんかをされつつ、自分の師匠がすごく優しいということを話されていた。そこからの「そういう時期」という落語に入って行った。その噺は丁稚奉公の小僧が「ファックユー(はっきゅー・薄給)」って番頭さんとか上の教えてくれている人にいう反抗期に入っているというもので、教えている人も昔は番頭さんが若かった頃に「キルユー」って言っていたみたいなネタで、そのパンクさと落語の混ざり合いとリズムがおもしろかった。そのあとは「ハンサム」というルッキズム的なものに焦点をあてたネタだった。
その後に出てきた立川吉笑さんは真打昇進披露興行の「座・高円寺」に出演するランジャタイについての話が枕だった。昔、Aマッソとランジャタイと吉笑さんが名古屋のイベントに出た時の話で、30分で各自10分の時間だったのに、Aマッソは10分、ランジャタイは落語だから5分ぐらいで終わらしてきますって言ったのに25分やっていて、吉笑さんは2分しかなかった。さらに彼らの時間帯の客は十人ほどだったが雨が降っていて、そのあとの名古屋のアイドルグループ待ちのファンが千人ぐらい、後ろの柵の前で待っていたらしい。観客の入れ替え制でそうなっていたらしいが、地獄みたいなことになっていたらしい。その時の話をランジャタイが売れてからトークイベントでいろいろと話すようになっていき、国崎がどんどん話を盛り出していて、吉笑さんがめちゃくちゃ早く落語をやったとか、早すぎて動きが止まって見えたみたいなことを言っていると。で、今度の真打昇進披露興行はランジャタイの二人が揃った状態だから、何が起きるかわからないというところから、「伊賀一景」という落語に。ずっと声が小さくて聴きにくいままで展開していくのだけど、なぜ登場人物たちの声が小さいのかは実はそこは伊賀の里で全員が忍びだから、普段から大声を出さないように生活をしていると越してきた主人公は知らされる。そこから大声を出すようなことになるという展開になっていき、どんどんドライブがかかって行く辺りがすごくおもしろかった。
六月の帝国ホテルでの真打披露の宴にはお声がけしてもらっているので、伺うこともあり、二つ目の吉笑さんの落語をその前に聴いておきたいと思っていたので、今回観れてよかった。そして、その後には真打に昇進されてから師匠になった落語も六月中に聴けるのも、そうそうこんなタイミングはないと思うのでありがたい。

ユーロライブで観たのはと検索したら、「立川吉笑 第1回公演 『長屋の花見』」が出てきたけど、それでももう8年前だった。
水道橋博士のメルマ旬報』で同じく連載陣だったということもあって、吉笑さんの落語を観ようと思って高円寺とかの落語会で初めて観たのは2013、4年頃だろうからだいぶ時が経った。その頃に落語会を一緒に何度か観に行ったことで、その後お笑いライブや舞台を観にいくようになった友だちが去年亡くなった人だったので、今日は彼女の形見わけでもらった指輪をしていった。

 

5月13日

6時前に起床してスケジュールを確認。TVerで『あのちゃんねる』を見る。ゲストは平野レミさんで、あのちゃんと一緒に料理をするというもの、オズワルドの伊藤が進行をしていたが、この組み合わせめちゃくちゃおもしろい。
レミさんは元々シャンソン歌手だったりするし、あのちゃんとの共通点もあるのかもしれない。伊藤もこの二人でまたやってほしいというぐらい現場もすごくおもしろかったのだろう。第二弾、第三弾を待ちたい。
6時半過ぎには家を出る。気温がそこまで暑くないということだったので派遣仕事の服装のままで歩いて京王線八幡山駅へ向かう。マップアプリでは約一時間半ほどだったので、radikoで『空気階段の踊り場』と『JUNK 伊集院光深夜の馬鹿力』をお供に。


実際は一時間二十分ほどで集合場所の改札前に着いた。今日の現場は班長と僕の二人で一軒家の施工中のお手伝い。駅からは歩いて十分ほど、環八近くの家だったが、班長は呼んでくれた業者さんと一軒家の現場を何度もしているらしく、現場を一足早く確認して戻ってきて、建築工事が始まったばっかりなのでおそらく午前中か昼前には終わるだろうと教えてくれた。このパターンなら十回中九回は早く終わるとのことだった。
実際にまだ家の枠組みみたいなところしかできておらず、断熱材とかも入っていないし壁のボードもなかった。一階部分の床の下のスペースに溜まっている水を重いブロックをあげて確認しながら、溜まっていれば吸い出すという作業をしていった。
12時はわずかに過ぎたが実質労働時間としては三時間以内で仕事は終わった。そこそこ石膏ボードを動かしたり水回りの作業をしたので服は濡れたり汚れたりはした。上だけはTシャツの着替えを持ってきていたので着替えて、来た道を再び歩いて家に向かった。

帰る途中でSpotifyの『奇奇怪怪』のアーカイブに変更して、『モテとリズム』の途中から『なぜプロセスエコノミーは強いのか』を聴きながら歩いていたが、気温もちょっと上がってきて汗ばむぐらいにはなった。
家に帰ってからすぐにシャワーを浴びて洗濯機を回して干してから、『ラヴィット!』を見ていたらウトウトしてしまい、気がついたら16時前になっていた。


このままだと今日何もしないなと思って、渋谷方面に歩いて行って、道玄坂アパホテルの横にできた讃岐うどんのお店で遅めのお昼ご飯を。うどんは美味しかったし鳥天も歯応えがあって、またきてもいいかなって思う味だった。

18時以降になってSpotifyポッドキャストで最新回が配信された『アルコ&ピースのしくじり学園放送室P』(ゲスト:松本千秋)と『あのと粗品の電電電話』を、ニッポン放送ポッドキャストで最新回が配信された『ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団』を読書しながら聴いていた。
「アルピーしくじり」のゲストの松本さんは漫画家だけど、もともと絵コンテライターという職業だったが、Twitterをうまく使って漫画家となった人で、Tinderで出会いまくってその男性たちのことをネタにして漫画に書いてヒット作を出してドラマ化になったりしている人みたい。Tinderで入れ食いだったという話とかも含めて、人生を謳歌してるし、ちゃんと考えがあって行動して自分で創作者としての道を切り開いている人なので話がおもしろい。
「あの粗品」はあのちゃんが財布を無くして免許がないから、「出川哲朗の充電旅」に代わりに粗品に出て欲しいとかいつも通りのテンションで耳心地のいいカップリングトーク

ランジャタイのポッドキャストがリニューアル 再び国崎と伊藤の番組に 

国崎さんだけのひとりぼっちから今回からは『ランジャタイの伝説のひとりぼっち集団』になった。よかったね。昨日、吉笑さんがランジャタイのことを話していたのでとても僕的にはタイムリーな話題。

そこからはNetflixで配信された佐久間宣行プロデュースバラエティ番組『罵倒村』を見る。もう、お昼以降はただの休日モード。とろサーモンの久保田さんの叫ぶが一番おもしろかったし笑った。
基本的にはメインの芸人たちが村人たちに罵倒されてキレたりするとどんどん追放されていって、数が減っていくというもので、途中から新興宗教の教祖として出てきたキングコングの西野さんもメンバーに入れられていた。アンジャッシュの渡部さんと西野さんのこと佐久間さん好きだなって思うし、この二人も佐久間さんの作るものには信頼してるからイヤなことが起きるとわかっていても出てるんだろうな。
個人的には罵倒されるとかある種のドM的な受け身にならないといけないものってそこまで好きではない。「ノブROCK TV」とか佐久間さんが作るコンテンツでエロ系と芸人がM的にどんどんしばかれるというのは求められているし、数字も取れるのもわかるんだけど、そこまでノレない。

 

5月14日
6時過ぎに起きてから、『アルコ&ピース D.C.GARAGE』『JUNK 爆笑問題カーボーイ』『星野源オールナイトニッポン』をradikoで聴きながら朝のルーティンからのリモートワークを開始。「アルピー」は平子さんが美術館で体験した少し不思議な経験のこと、「爆笑カーボーイ」は橋田壽賀子賞を受賞したクドカンのことや別番組で共演した清水ミチコさんやナイツとのことを、「星野源ANN」はニューアルバム『GEN』リリースされた直後なので、そちらに関することを収録でやっていたもの。


星野源ANN」に入る前に、アマプラで『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』第六話を。今回はグランバトルはなかったが、それぞれの思惑や新しい登場人物が出てきたりと物語の輪郭やもう少し強くなってきて、面白くなってきた感じだけど、どうも『Zガンダム』をみている方がより楽しめるらしい。と友だちAからラインがきた。しかし見返す時間はない。
この運び屋のおじさんはニャアンに娘の誕生日に何をあげたらいいか照れ隠ししながら聞いているので死亡フラグにしか見えなかった。


お昼過ぎに青山墓地の先の乃木坂方面から東京ミッドタウンにあるオフィスに。今月まではメディアドゥとの契約だったのが月末で終わって、来月からはアムタスとの契約に変わる。それにともなって、今使っている仕事用ノートパソコンはメディアドゥのものなので、アムタスのものに変更してもらう日だった。日差しも強過ぎ外を歩いても風もあって気持ちよかった。
行き来ではSpotify星野源さんのニューアルバム『GEN』を繰り返して聴いていた。去年一番聴いた『光の跡』は今回のアルバムでは『Why』にタイトルが変更されていた。『ライトハウス』でも流れていた表題曲になっている『Mad Hope』は曲調も変わっていたけど、ルイス・コールとのコラボはそのままだった。ルイス・コール以外にもサンダーキャットとの曲もあったりするのかなって思っていたが、今回それはなかった。

星野源 – Star [Official Video] 

ano – 普変【Live Blu-ray anoワンマン公演「スーパーニャンオェちゃん発表会」at NHKホール2025.01.14】 

火曜日の「オールナイトニッポン」チームな星野源&ano、星野さんは今日、anoは来月にニューアルバム発売とツアーがあり、新曲のMVとニューアルバムの特典映像ともなるライブ映像がYouTubeにアップされた日が同じという、どちらのラジオも好きな人間としてはうれしい。

家に帰って残りの作業をリモートでしてから、送った原稿について編集さんから諸々赤入れの入ったPDFが送られてきて、そのこと電話で打ち合わせをした。掲載されるのはまだ先だが、直しをして進めていくとその次の取材とかも進みそうなのでちゃんとやっていかないといけないなと思う。
次の取材相手の相談も編集さんとしたけど、この次がどうなるのかは僕には決めようがないのである意味お楽しみだし、流れがどう向いてくるのか動くのかは任せるしかない。

 

5月15日
6時過ぎに起きてまず湯船につかる。それからradikoで『きしたかののブタピエロ』を聴きつつ朝のルーティンをしてから、ライティング作業を開始。そのまま『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』を流しながら明日の取材の準備。「佐久間ANN0」はNetflixの『罵倒村』のMCである東野幸治さんがゲスト、番宣で出ているはずなのだけど、それについては最初のところからあまり話さず、テレビ局のディレクターや『ゴッドタン』の「キス我慢選手権」とかの話になっていった。
9時過ぎに家を出るSpotifyで昨日配信されていた『奇奇怪怪』の令和ロマンの高比良くるまゲスト回を聴きながら渋谷へ。半蔵門線に乗って表参道駅で千代田線に乗り換えて、千駄木駅まで。
くるまが吉本退所後初となる外部メディの露出だったが、わりとローテーションで最初は進んでいくので、多くの人が求めたものではないかもしれない。だけど、奇奇怪怪の二人とのこれまでの関係性もあって、のんびりとトークをしていった。途中で聴き終わったので、そこからは星野源さんのニューアルバム『GEN』を行き来で聴いていた。


千駄木駅で降りて谷中方面へ。古川日出男さんのイベントでも何度かお会いしてお話をさせてもらったことのある書家の華雪さんの書の講座(書芸)教室にきた。僕を含めて生徒さんは九名で、今日のテーマ、というか書く文字は「藝」という文字で、象形文字としてはもともと作物を植えるというところから来ているという説明が最初になった。
それぞれが楷書だったり象形文字だったり、「藝」のイメージから文字を書いていく。最初ははじめてなのでどういう空間なのか、振る舞うべきかわからなかったけど、ある程度文字を書いていくとちょっとだけ場に馴染めたように思えた。それぞれが書いたものを部屋のどこでもいいから貼って展示をして、その文字をどうして書いたのかとか華雪さんの講評も兼ねて発表していく。
僕は偶然最初だったのだけど、丸という字を丸みを持たせたかったのと下の「云」という字が土台にみたいになって三角形の空間ができたのが僕としてはいいかなと思った。「藝」という言葉からは消えてしまう、ほとんどのものは残らないというイメージだったのでもっと薄くて細い文字で書いた方が良かったのだと思うのだけど、崩してもうまくいかず象形文字もしっくりこなかったのでスタンダードなこちらになった。


谷中で教室が終わってから千代田線で新御茶ノ水駅まで出て、そこから歩いて神保町の中華料理屋さんへ。以前からいつかご飯を食べに行きましょうと誘っていただいていた方々と僕も併せて三人で昼の十五時前から昼ごはんも食べてなかったので食事もしつつ昼のみを開始。解散したのが二十時すぎだったのでかなりの時間飲んで食べて話をしていた。あっという間に時間が過ぎてしまったのだけど、とてもたのしい時間を過ごさせてもらった。


半蔵門線九段下駅から三茶まで帰って、酔い覚ましがてらニコラでアルヴァーブレンドをいただく。なんか今日中の日記は日付が変わる前に書き終えた。

今回はこの曲でおわかれです。
STUTS – 99 Steps feat. Kohjiya, Hana Hope (Official Music Video) 

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