木曜日, 5月 15, 2025
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Silent Angel、ハイブリッド設計のオーディオ用DCパワーサプライ – AV Watch


Silent Angel「FX」シルバー

完実電気は、Silent Angelブランドの新製品として、リニア電源とスイッチング電源の技術を融合させたハイブリッド設計のDCパワーサプライ「FX」を5月22日より発売する。価格はオープンで、市場想定価格は514,800円。カラーはシルバー(S)とブラック(B)。

電源供給だけでなく、「真の高音質を支える、純粋で正確な電源供給」を目指したオーディオ用DC安定化電源。従来のリニア電源が持つアナログの温かみや高純度の電力供給を維持しながら、多出力や省スペース設計が求められるハイエンドオーディオ環境にも対応できるよう開発したという。

5V×1、9V×1、19V×1、12V×4(最大出力合計100W)のDC出力を備え、複数の機器を同時にサポート。同ブランドのクロックジェネレーター「GX」やスイッチングハブ「NX」、ミュージックサーバー「Z1 Plus」「Z1C」のほか、Wi-FiルーターやNUCなどに使用できる。

ブラック

スイッチング電源とリニアレギュレータを組み合わせたハイブリッド設計を採用。スイッチングステージで発熱を最小限に抑え、効率的な電圧変換を行ない、リニアレギュレータで出力ノイズを低減、安定性を向上させた。

この設計により、複数の安定した電圧出力が求められるシステムや、熱制御、省スペース性が重要な用途において、音質を損なうことなく優れた性能を発揮するとのこと。

内部には電圧制御技術を搭載。センサーが負荷側のリアルタイム電圧を検出し、リアルタイム電圧と設定電圧との差を比較。電源の出力を調整する。負荷電圧の変化に素早く反応することで、システム全体の安定性を高め、負荷変動への適応性を向上させている。

また、接続された機器の実際の電圧要件を正確に検出し、ケーブルによる損失を補正。より正確で安定した電力供給が可能となり、ハイエンドオーディオ機器のポテンシャルを最大限に引き出すことができる。

筐体は、多層構造による物理的・回路的シールドを採用し、EMI/RFIの影響を最小限に抑制。アルミとスチールの二重構造シャーシが共振を抑え、外来ノイズを遮断。また、基板レイアウトやEMIアブソーバーの配置を最適化し、電磁ノイズを極限まで抑制。デジタル回路とアナログ回路間の干渉を最小化している。

さらに、各出力チャンネルの負荷をリアルタイムで監視し、それぞれの機器に最適な電力を動的に配分。各機器へ正確な電力を供給し、チャンネル間の干渉を抑え、安定した動作を実現するという。

背面

外形寸法は、439×250×63mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は9kg。電源ケーブルのほか、5.5×2.5mm DCケーブル×7、DCアダプター×11(3.0mm×1.1mm、2.5mm×0.7mm、3.5mm×1.35mm、4.0mm×1.7mm、4.8mm×1.7mm、5.5mm×1.7mm、5.5mm×2.1mm、6.3mm×3.0mm、6.5mm×4.4mm、Micro-USB、USB-C)などが付属する。付属のDCケーブル・DCアダプターはセンタープラス。





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🧠 編集部の感想:
Silent Angelの新しいハイブリッド電源「FX」は、音質を損なわずに安定した電力供給を実現することが目指されている点が魅力的です。リニアとスイッチング技術を融合させた設計により、幅広いハイエンドオーディオ機器に対応できるのが嬉しいです。ノイズ対策や負荷監視機能も充実しており、オーディオファンにとって革新的な選択肢となるでしょう。

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