REDMAGICは15日、設立7周年を記念して新たなゲーミングスマートフォンシリーズ「Air」を発表し、その第1弾モデル「REDMAGIC 10 Air」の先行予約販売を開始した。メモリとストレージ構成別の価格は、12GB+256GBが8万4,800円(クーポン利用で7万8,880円)、16GB+512GBが10万9,800円(同10万3,800円)。
本体色はTwilight(ブラック)、Hailstone(ホワイト)、Flare(オレンジ)の3種で、TwilightとHailstoneは5月19日より順次出荷、Flareのみ6月下旬販売予定。
従来の「Pro」シリーズと比べて、薄型/軽量な筐体と洗練されたデザインを採用し、ゲーム性能と携帯性を両立したのが特徴。Airという名称には、「Aesthetic(美しさ)」「Individuality(個性)」「Race(競技性)」という3つのコンセプトが込められているほか、「AI(人工知能)」の要素も取り入れた。
プロセッサにはSnapdragon 8 Gen 3を搭載し、高いゲーム性能を実現。また複合液体金属、6,100平方mmの大型ベイパーチャンバー、グラフェン、銅絶縁材料を採用した独自の9層構造に冷却機構「ICE-X」を採用し、高効率な放熱を実現した。さらに、専用のRedCore R3ゲーミングチップおよびCube AIアルゴリズムと連携し、優れた反応速度を実現する。
ディスプレイはBOE Q9+パネルを採用し、前面カメラをパネル背面に配したパンチ/ノッチレスを実現。サイズは6.8型、解像度は2,480×1,116ドット、リフレッシュレートは120Hz、色域はDCI-P3 100%、最高輝度は1,600cd/平方m、PWM調光は2,160Hzのディスプレイとなっている。タッチサンプリングは最大960Hz/瞬時2,000Hz。
ゲーム向け機能も充実しており、520Hzショルダートリガー、スライドでゲームスペースを起動できる「REDMAGICゲームスペース」を搭載。OSはAndroid 15ベースのREDMAGIC OS 10で、通常60Hzのゲームでも最大120FPSのフレームレートまで補間する機能を搭載する(現在は「原神」、「崩壊:スターレイル」、「崩壊3rd」、「COD Mobile」、「ゼンレスゾーンゼロ」、「鳴潮」、「Arena Breakout」など一部ゲームのみ)。
バッテリは6,000mAhで、バイパス充電や最大80Wの高速充電に対応。原神の最高設定で最大3.45時間、PUBG Mobileの最高設定で最大4.17時間駆動可能なほか、音楽再生は50時間、動画視聴は14時間可能だという。
カメラは5,000万画素+5,000万画素で、メインセンサーはOmniVisionのOV50E(1/1.5インチ)、光学式手ぶれ補正機能を搭載し、7Pレンズを採用。前面カメラは1,600万画素。そのほか、NFC、GPS、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、指紋/G/近接/環境光センサー、電子コンパス、ジャイロスコープ、USB 2.0 Type-Cなどを搭載。
対応バンドは、5Gがn1/3/8/28/40/41/77/78、4GがB1/3/5/8/18/19/26/28/34/40/41/42、3GがB1/5/6/8/19、2GがB2/3/5/8。本体サイズは76.6×164.3×7.85mm、重量は約205g。IP54防水防塵をサポートする。
同時に、REDMAGICスマホ専用の小型クーラー「VC クーラー 6 Air」も発売。49gの軽量設計ながら最大25℃の温度低下が可能で、騒音も32dB未満に抑えられている。マグネットまたはクリップで本体に取り付け可能。
🧠 編集部の感想:
REDMAGIC 10 Airの登場は、薄型で洗練されたデザインと優れたゲーミング性能を両立させた革新的なスマホとして期待が高まります。特に、AI技術や冷却機構の導入により、快適なプレイ環境が実現されそうです。多彩なカラーバリエーションやリーズナブルな価格設定も魅力的で、ゲーマーやスマホ愛好者に人気が出そうです。
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