水曜日, 7月 16, 2025
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QiitaTechFesta 2025に参加したら学びが多すぎた話 #ポエム – Qiita



QiitaTechFesta 2025に参加したら学びが多すぎた話 #ポエム - Qiita

はじめに

こんにちは!うるるの松下です。

2025年6月17日から始まったQiitaTechFesta 2025の記事投稿期間が本日7月15日をもって閉幕となります。参加された皆様、本当にお疲れ様でした!

私もこのお祭りに参加し、期間中に、本記事含めて合計8本の記事を世に送り出すことができ、一つの達成感を得ています。しかし、イベントを終えて冷静に振り返ってみると、得られたものは「記事を書き上げたこと」ではなく、むしろその過程で得た学びや気づきの方が大きく、今後のエンジニア人生においても財産になるように感じています。

この記事では、私がQiitaTechFestaへの参加を通じて得た個人的な学びや気づきをご紹介します。

やってみて良かった3つのこと

まずは、今回の挑戦でポジティブに感じた点を3つご紹介します。

1. 半強制力がもたらす「アウトプット機会」の創出

エンジニアなら誰しも「最近学んだあの技術、いつか記事にまとめたいな」「この障害対応の経験、誰かの役に立つかも」と考えたことがあるのではないでしょうか。しかし、日々の業務に追われ、その「いつか」はなかなかやってきません。自分もその一人でした。

QiitaTechFestaは、そんな私たちに締切という最高に優しい強制力を与えてくれます。

「せっかくだし、イベント期間中の盛り上がりに乗って書き上げるぞ!」という小さな目標ができたことで、普段なら後回しにしていたテーマに正面から向き合い、インプットから構成、執筆までをやり遂げることができました。この「0→1」を達成するきっかけとして、イベントの存在は絶大な効果がありました。(ただし、後述で詳しく触れますが、「書くことが目的になること」には注意が必要です)

2. 「読み手」を意識することで、インプットが深化する

誰かに何かを説明しようとすると、自分がどこを理解していて、どこが曖昧なのかが驚くほど明確になります。

かの有名なラーニングピラミッドの図でも「他の人に教える」ことは学習定着率が高いとされています。
ラーニングピラミッド.jpg

「この記事のターゲットは誰だろう?」「どういう順番で話せば、スムーズに理解してもらえるだろうか?」「この専門用語は、もっと平易な言葉に置き換えられないか?」

このように常に「読み手」を意識することで、自然と情報の裏付けを取り、体系的に知識を整理し直すことになるので、結果として、ただ本を読んだりドキュメントを眺めたりするだけでは得られない、一段深いレベルでの知識の定着に繋がったと個人的に感じています。

改めてQiitaを使用したアウトプットは、効率の良いインプット手法の一つでもあると実感しました。

3. 発信が「コミュニケーション」の架け橋になる

弊社では、このQiitaTechFesta期間中に記事を投稿すると、社内Slackのエンジニアが集うチャンネルに「こんな内容を投稿したよ!」という周知文も合わせて投稿する流れがありました。

社内のSlackで「〇〇さんの記事、分かりやすかったです!」「このテーマ、私も気になっていて、〇〇という所が新しい発見でした!」と声をかけてもらえたり、社内外のエンジニアからLGTMやコメントでフィードバックをいただけたり。自分のアウトプットが、社内外で新しいコミュニケーションのきっかけになる。改めて本当に嬉しい体験でした。

特にチームや組織で参加すると、お互いの記事を読み合うことで「あの人は今こんな技術に興味があるんだな」といった相互理解にも繋がり、一体感を持ちながら楽しくイベントを走り抜けることができました。

発信することで学んだ2つの大切な気づき

一方で、発信することの難しさや、注意すべき点にも気づかされました。
今後の自戒としても、2つの大切な気づきをご紹介します。

1. 自分の想像以上に「組織の看板」を背負っていること

特に何か問題があったわけではないのですが、プロフィールに所属を記載して活動している以上、自分の発信は個人のものだけではなく、組織の評価にも影響を与える可能性もあるという責任の重さを再認識しました。

もちろん過度に萎縮する必要はありませんが、

  • 「この表現は、誰かを傷つけたり、誤解を招いたりしないか?」
  • 「情報の正確性は担保されているか?出典は明記すべきでないか?」

といった視点は、投稿する側は常に持ち続ける必要があると感じます。

もちろんハードル低く、アウトプットの1つの場としてQiitaを活用すること自体は大賛成なのですが、一定の信頼性や有益性の高い情報を届けるためにも、公開前にはセルフチェックや、第三者にレビューを依頼するなど、内容を客観的に精査する一手間が非常に重要だと感じました。

2. 手段の目的化

記事を書くことが目的になってはいけない

イベント期間中、投稿数やいいね数の社内ランキングなどを目にすると、どうしても「とりあえずもっと書かなきゃ!」という気持ちが湧いてきます。その前向きな気持ち自体はとても素敵です。しかし、ここで気をつけたいのが手段の目的化です。

記事を投稿することは、あくまで目的を達成するための手段です。
本来の目的は、学んだ知識を整理・アウトプットし定着させることであり、その知見を共有し、誰かの課題解決に貢献することだと私は捉えています。

質を置き去りにして量を追い求め始めると、発信活動は途端に苦しいものとなりますし、万が一その中で大きなミスリードを含む記事を投稿してしまった場合、前述した組織の看板にキズをつけかねません。

自分自身、何度も「書くこと自体が目的」になりそうだったので、これからも「何のために書くのか?誰にどういう情報を届けたいのか?そもそも自身が学んだことは何か?」という原点に立ち返り、自分のペースで、誰かにとって価値ある情報を届けることを大切にしていきたいです。

※だからと言って、「万人受けする内容のみ投稿しないといけない」、「少しでも不安がある場合は、書かない方が無難」という訳では一切ありません。このあたりの塩梅が難しいところですが、とりあえず「何も考えなしに、AIにぶん投げて、とりあえず投稿すること」は避けたいですね!という話です。

おわりに

改めて、QiitaTechFestaという素晴らしいイベントに参加でき、本当に良かったと感じています。そして何より、インプットや執筆の過程を含めて、純粋に楽しかったです。

このイベントで再燃したアウトプットへの熱量を一過性のものにせず、これからも学び、発信することを習慣にしていきたいと思っています。

そして、この記事を読んでくださった方で、もし少しでも「自分も何か書いてみようかな」と感じたなら、ぜひ次のイベントや、あるいは今日この瞬間から、まずは小さなアウトプットを始めてみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました!





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