ノーティードッグが、高い評価を受けたゲーム「The Last of Us」シリーズの2作品を(再び)再リリースした。今回は、PS5向けのオールインワンバンドル『The Last of Us Complete』として発売される。

「テレビドラマの原作である物語全編を、受賞歴のある2本のゲームの決定版で体験しましょう」と説明文に書かれている。「PlayStation 5で実現したグラフィックやゲームプレイの向上が楽しめます」

『The Last of Us Complete』には、本編2本のほか、オリジナル版の発売以降にリリースされたボーナスコンテンツも収録されている。つまり、エリーに焦点を当てた前日譚を描くDLC「Left Behind ‐残されたもの‐」に加え、『The Last of Us Part II Remastered』の「No Return」モードと「未公開ステージ」がすべて含まれているということだ。ペドロ・パスカルとベラ・ラムジーが主演のドラマ版は好きだが、原作のビデオゲームは体験したことがないという人は、この包括的なデジタルバンドルを1万1980円(税込)で購入してみるのもいだろう。

ノーティードッグの社長を務めるニール・ドラックマンが執筆したPlayStation.Blogの記事によると、パッケージ版の『The Last of Us Complete Collector’s Edition』は、現地時間2025年7月10日に109.99ドル(約1万6000円)で発売予定で、現在予約受付中。こちらにはスチールブックケース、ゲームディスク、コミック『The Last of Us: American Dreams』1~4巻、リトグラフアートプリント4種、ドラックマンからの感謝のメッセージが同梱される。

「長年にわたり『The Last of Us』ならびにノーティードッグを応援してくださった皆さんに心より感謝いたします」とドラックマンは述べている。「本シリーズにとっても、チームにとっても、これは非常にワクワクするものです。皆さんにとって本シリーズがどんな意味を持つのか個人的なお話を聞けて恐縮するとともに、フォトモードで撮影した素敵な写真に驚かされ、皆さんに気に入っていただける物語や世界をさらに作るために前進し続ける刺激をいただきました」

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『The Last of US Complete Collector’s Edition』。画像:PlayStation.

「The Last of Us」シリーズは2013年にPS3でスタート。PlayStationのラインアップのなかで紛れもなくファンに愛され続ける作品ではあるが、数々の再リリースやリマスター版は、否定派やファンから批判の対象ともなってきた。ジョエルとエリーの冒険は2014年にグラフィックが改善されたPS4版が発売され、2022年にはPS5向けにリイマジンしたリメイク版が発売されている。2020年には続編の『The Last of Us Part II』、2024年初頭には同作のリマスター版が発売された。いずれもPC版が発売されており、『The Last of Us Part I』は2023年に登場、『The Last of Us Part II Remastered』は今年4月4日に発売されたばかりだ。

『The Last of Us Complete』は、ノーティードッグのポストアポカリプスゲームのすべてを1つにまとめた再リリース作品。ジョエルとエリーの物語を再び訪れることに多くの人が困惑しているかもしれないが、HBOによるドラマ『THE LAST OF US』のシーズン2の配信とタイミングが一致している。こちらは、U-NEXTにて4月14日より配信が開始シーズン3も制作が決定したばかりだ

あわせて、ドラックマンが『The Last of Us Part III』の登場には期待しないほうがいいと語ったこと、『The Last of Us Part III』が開発されなくてもHBOのドラマは続くのか、という質問に答えた際の記事もチェックしてほしい。

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