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概要
この記事では、PowerPointのスライドに日付を自動更新する方法として、VBA(Visual Basic for Applications)を使用する手順を紹介しています。手動で日付を入れる手間を省くことで、業務効率を向上させることができます。
要約の箇条書き
- 問題提起: 手動で日付を更新するのが面倒で、複数ページでの日付管理が煩わしい。
- 解決策: VBAを使ってスライド内の日付を自動更新する方法を提案。
- 手順の概要:
- 開発タブの表示:
- PowerPointのオプションからリボンに「開発」タブを追加。
- テキストボックスの作成:
- 日付用のテキストボックスをスライドに配置し、名前を「myDateBox」に設定。
- VBAコードの追加:
- 開発タブでVisual Basicを開き、新しいモジュールを挿入し、日付更新のマクロコードをコピー&ペースト。
- ファイルは.pptm形式で保存。
- マクロの実行:
- PowerPointに戻り、マクロを実行して日付を自動表示させる。
- 開発タブの表示:
- 特徴: このマクロは全スライドに対応し、指定したテキストボックスのあるスライドで日付を更新。
- まとめ: 一度のセットアップで日付更新の手間を省き、業務効率を高める便利なテックハックであることを強調。
毎日PowerPointのスライドに手動で日付を入れてる人、意外と多いですよね。
まぁ、たった一か所変えるぐらいなら、手動でいいか….ってなりますよね。私もそうです。
ですが、に複数ページに跨って、同じような日付を入れてると地味にめんどい。。。
特に私は、パワポでサムネイルを作成しているので、毎日、同じことやるのもなんだかなぁ、と思っていました。
なので、少しでも楽にしたい。効率化したい!
そんなところを解決するのが、チャチャのテックハックの出番です!
というわけで、今回はVBAを使ってスライド内の日付を自動更新する裏技を紹介します!
▶ このシリーズのマガジンはこちら👇
【Step 1】開発タブを表示しよう
まずはVBAを使うための準備です。
-
PowerPointで「ファイル」→「オプション」へ
2.「リボンのユーザー設定」を選び、「開発」にチェックを入れる
3.メニューに「開発」タブが追加されます!
【Step 2】日付用テキストボックスを作成&名前をつける
スライドに日付を表示するテキストボックスを配置し、名前をつけましょう。
-
スライドに「テキストボックス」を挿入(位置は自由)
-
「図形の書式」タブ →「選択ウィンドウ」を開く
-
対象のテキストボックス名を「myDateBox」に変更(←これが超重要!)
私が使用しているサムネイルパワポの例です
【Step 3】VBAでマクロコードを追加する
いよいよ、日付を入れるマクロを追加します。
1.「開発」タブ →「Visual Basic」をクリック
2.上部メニューの「挿入」→「標準モジュール」を選択
下記のコードをコピペします:
Sub AutoUpdateDate() Dim sld As Slide For Each sld In ActivePresentation.Slides On Error Resume Next sld.Shapes("myDateBox").TextFrame.TextRange.Text = Format(Date, "yyyy年mm月dd日") On Error GoTo 0 Next sldEnd Sub
2025/05/27みたいな書式も可能です
3.拡張子を.pptm形式で保存するのを忘れずに!(マクロ有効で保存する)
【Step 4】マクロを実行してみよう
PowerPointに戻り、「開発」タブ →「マクロ」→ AutoUpdateDate を選んで実行!
すると、指定したテキストボックスに今日の日付が自動で表示されます。
翌日実行すればちゃんと「翌日の日付」に更新されるのが感動ポイント✨
【補足】複数スライドでもちゃんと反映される!
このマクロは全スライドに対応しているので、myDateBox があるスライドならどこでも日付を更新してくれます。
まとめ:VBAひとつで、地味だけど超便利な効率化!
たった一度セットアップするだけで、毎日の「日付更新」の手間が消える。
これ、めちゃくちゃ小さなことだけど、業務効率がジワジワ上がる系のテックハックです。
本当は、PowerPointを開いたときに自動でマクロ実行のやり方もありますが、まずは一歩ずつ紹介出来たらと思います。
ぜひ試してみてください😊
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