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概要
この記事は、PORTEARTHの組織文化と運営哲学を紹介し、現代の変化に適応するために個々の才能を最大限に活かす方法について述べています。特に、「自律型組織」の概念やスケール診断、アジャイル思考など、多様なフレームワークを通じて、メンバーの成長や組織の目標達成について詳述されており、未来志向のパートナーシップの重要性が強調されています。
要約(箇条書き)
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変化の激しい時代への問い
- どこへ向かうべきか、才能をどう活かすかがテーマ。
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PORTEARTHの組織文化
- スイミー組織:個々の力を結集して大きな成果を上げることを目指す。
- ティール組織:階層的ではなく、フラットな関係性を重視。
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スケール診断
- メンバーの得意分野を「V(ヴィジョナリー)」「P(プランナー)」「D(ディレクター)」「E(エキスパート)」で分類。
- 適材適所を実現し、高いパフォーマンスを促進。
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アジャイル思考の重要性
- プロジェクト進行は柔軟性を重視し、変更に対応する体制を確立。
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全員人事・全員広報
- メンバー全員が主体的に関わることで、強い当事者意識が生まれる。
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成長のステップ
- マズローの欲求段階説を用いて、自己超越を目指す成長の道筋を示す。
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パートナー企業との関係
- 戦略的なパートナーシップを築き、長期的な信頼を重視。
- まとめ
- 自立した組織として、メンバーの才能を活かしながら共に成長し、社会貢献を目指す。
こんにちは、PORTEARTHの明山です。
「変化の激しい時代に、私たちはどこへ向かうべきなのか?」 「個々の才能を、どうすれば組織の力として最大限に発揮できるのだろうか?」
これは、現代のあらゆる組織が直面する、根源的な問いかもしれません。 私たちPORTEARTHは、これらの問いに対する答えを、 独自の組織文化と運営哲学の中に見出そうとしています。
今回は、PORTEARTHが羅針盤として活用している様々なフレームワークや考え方 (「スケール診断」「スイミー組織」「アジャイル思考」「マズローの欲求段階説」など)を、 アップロードいただいた複数の図を横断的に読み解きながら、 それらがどのようにPORTEARTHの組織運営、人材育成、そしてクライアント様への価値提供に 結びついているのかを、包括的にご紹介します。
この記事が、PORTEARTHというユニークな組織の「今」と「未来」を深く理解していただく一助となり、 私たちの理念に共感してくださる新しい仲間や、 共に未来を創造できるパートナー企業様との出会いに繋がることを、心から願っています。
1. 個の力を組織の力へ:PORTEARTHが描く「自律型組織」の理想
「スイミー」のように、小さな力が大きなうねりを生む
PORTEARTHが目指す組織の姿は、レオ・レオニの名作絵本『スイミー』に象徴されます。 個々の力は小さくとも、それぞれの個性と能力を結集し、 信頼に基づいて協力し合うことで、どんな困難な目標も達成できる。
私たちは、この「スイミー組織」の考え方を、組織運営の根幹に据えています。 メンバー一人ひとりが、組織の重要な一員であるという自覚と誇りを持ち、 主体的に行動することで、全体がひとつの生命体のように機能することを目指しています。
「ティール組織」への進化:フラットな関係性と個人の意思決定
さらに、PORTEARTHは、組織モデルの進化の方向性として、 「ティール組織」という概念を意識しています。 これは、従来の階層的な命令系統ではなく、 メンバー一人ひとりが自律的に意思決定を行い、 組織全体の目的と個人の目的が調和する、よりフラットで柔軟な組織形態です。
「自発型」の組織体制が、PORTEARTHのスピード感と変化への対応力を生み出しています。
2. あなたの「得意」が道しるべ:「スケール診断」とV・P・D・E
4つのタイプで、あなたの才能を最大限に活かす
メンバー一人ひとりが持つ「得意」な役割や思考パターンを最大限に活かすため、 PORTEARTHでは独自の「スケール診断」というフレームワークを導入しています。 これは、個人の適性を以下の4つのタイプに分類するものです。
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V (ヴィジョナリー): 未来を描き、プロジェクトの「なぜ」を定義する。
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P (プランナー): Vのビジョンを具体的な計画に落とし込む。
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D (ディレクター): Pの計画をタスクに分解し、プロジェクトを推進する。
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E (エキスパート): Dの指示のもと、専門スキルで成果物を創り上げる。
これらのスケールは、優劣ではなく、それぞれがプロジェクトにおいて不可欠な役割を担います。 PORTEARTHでは、このスケール診断の結果を重視し、 メンバーが最も力を発揮できる「適材適所」へのアサインを心掛けています。 自分のスケールに合った仕事を重点的に担うことで、 ストレスなく、高いパフォーマンスで業務に取り組むことができるのです。
時間軸と思考パターン:互いの違いを理解し、尊重する
興味深いことに、このスケールタイプによって、時間に対する意識や重視するポイントにも違いが見られます。 VやPは比較的時間を気にせず理想や計画の完成度を追求するのに対し、 DやEは時間を意識し効率や納期、成果物の品質を重視する傾向があります。 この特性の違いを互いに理解し尊重することが、円滑なチームワークの基盤となります。
3. アイデアを形にするPORTEARTH流プロジェクト進行術
V→P→D→E:黄金フローとアジャイル思考の融合
PORTEARTHのプロジェクトは、基本的にV・P・D・Eのスケールに沿って進められます。 Vが「なぜ」を固め、Pが事業モデルを設計し、Dがタスク化とスケジュール管理を行い、Eが実行するという流れです。 このプロセスでは、miroやnotionといったツールも活用し、効率的な進行を目指します。
しかし、計画通りに進まないのがプロジェクトの常。 そのため、問題発生時には各スケールの段階に立ち戻って柔軟に軌道修正を行う「修正フロー」も重視しています。
これは、まさにアジャイル的なアプローチであり、 最初から完璧な「車」を目指すのではなく、まずは「スケートボード」から始め、 顧客のフィードバックを得ながら段階的に進化させていくという考え方に基づいています。
この「まず動く」「動きながら最適解を見つける」という姿勢が、PORTEARTHの強みです。
「全員人事・全員広報」が生み出す当事者意識
PORTEARTH独自の文化である「全員人事・全員広報」も、 プロジェクトの推進力と組織の活性化に大きく貢献しています。
メンバー全員が採用活動や会社の情報発信に主体的に関わることで、 「会社は自分たちで創り上げていくものだ」という当事者意識が芽生え、 これがチーム間の壁を取り払い、組織全体の目標達成に向けた積極的な協力体制を生み出します。
業務時間の約2割をこれらの活動に充てることは、単なるタスクではなく、 メンバー自身の成長と未来への「自己投資」でもあるのです。
4. 「水を得た魚」になるまで:PORTEARTHが描く成長のステップ
あなたの「好き」と「得意」を見つける旅
PORTEARTHは、メンバー全員が「水を得た魚」のように、 自分らしく活き活きと能力を発揮できる環境を目指しています。 そのために、インターンシップの段階から、個人の希望と適性を丁寧に見極めるプロセスを重視しています。 「スイミーカード」による自己アピール、PORTEARTHの目的を理解するオリエンテーション、 そしてバディとの定期的なキャッチアップを通じて、 あなたが本当に輝ける場所が見つかるまで、根気強くサポートします。
トライアル期間を経て、「合わない」と感じたとしても、それは大切な発見。 私たちは、あなたが納得できる道筋を一緒に探し続けます。
マズローの欲求段階説と「自己超越」への道
PORTEARTHでは、メンバーの成長段階を、マズローの欲求5段階説に重ね合わせて捉えています。 働きやすい環境で「承認欲求」や「社会的欲求」を満たし、 「得意」を見つけることで「自己実現」のステージへ。 そして、その先には、チームや会社、社会のために貢献する「自己超越」の境地があります。
絵本『泣いた赤鬼』の青鬼のような、見返りを求めない献身的な貢献の精神です。 代表の北村は「チャレンジしてください 何が起きても責任は代表の北村が請け負います」と明言し、 メンバーが安心して挑戦できる文化を大切にしています。
5. 未来を共に創造する仲間とパートナー企業様へ
あなたの「スケール」が、PORTEARTHの未来を彩る
PORTEARTHは、 「日本のものづくりを世界へ発信したい」 「ECとデジタルの力で、企業の成長を加速させたい」 そんな熱い想いと、それぞれの分野における専門性を持つ仲間を常に求めています。
あなたの「得意」がVであれPであれDであれEであれ、 そのユニークな才能が、PORTEARTHというチームに新しい視点と活力を与え、 クライアント様への提供価値をさらに高めてくれると信じています。 営業、補助金、EC、マーケティング、システム、クリエイティブなど、 多様な専門チームが、あなたの活躍を待っています。
「仕組み」で共に成長する、信頼のパートナーシップ
パートナー企業様には、 PORTEARTHの柔軟な組織体制と、スケールに基づいた最適なチーム編成によって、 期待を超えるソリューションを提供することをお約束します。
私たちのサービスは、越境EC販売代行、越境EC販売支援、PB商品企画販売など多岐にわたります。 そして、単なる業務委託の関係ではなく、 共に「仕組み」を構築し、持続的な成長を目指す戦略的パートナーとして、 長期的な信頼関係を築いていきたいと考えています。
私たちの代表、北村渉は「日本製品を世界に伝えたい」「外貨を稼いで日本を豊かにしたい」という強い想いを持っています。 この想いを共有し、共に日本の未来を明るく照らしていきましょう。
まとめ
PORTEARTHが目指すのは、 メンバー一人ひとりが持つ「得意」を最大限に活かし、 「スケール」という共通言語のもとで有機的に連携し、 「スイミー」のように個の力を結集して大きな目標を達成する、 自律的で進化し続ける組織です。
そして、その成長の過程で、 「自己実現」を果たし、さらには他者や社会への貢献を志す「自己超越」の境地へと、 メンバーがステップアップしていくことを心から願っています。
この記事を読んで、 PORTEARTHのユニークな組織文化や、私たちの事業への情熱に、 少しでも共感や興味を抱いていただけたなら、 ぜひお気軽にご連絡ください。
あなたの才能と、私たちのビジョンが交わる時、 きっと、まだ誰も見たことのないような、素晴らしい未来が拓けると信じています。 「日はまた昇る Japan Rises Again」という私たちのスローガンのもと、 共に新しい価値を創造できる日を、楽しみにしています。
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