NotebookLMは、Googleが提供するAI搭載のノートブック機能で、既に多くの人がさまざまな用途で活用していることでしょう。
しかし、NotebookLMは現時点(2025/06/09)ではAPIが提供されていないため、複数のソースを一括で流し込むことができず、一旦手元でテキスト化したり、各ソースの手動でのアップロードが必要になってしまい面倒です。
この記事では、Playwright MCPを使ってNotebookLMに自動でソースを流し込む方法を紹介します。
Notion MCPとの連携
今回は、Notion MCPとPlaywright MCPを併せて使うことで、NotionからNotebookLMへのソースの流し込みを実現します。
各種MCPの概要やセットアップは省略するのでこの辺の公式ガイドを参照してください。
今回はCursorでそれぞれのMCPを読み込みました。Playwright MCPはlatestでエラーになっていたのでバージョンを指定しています。
{
"mcpServers": {
"playwright": {
"command": "npx",
"args": ["@playwright/[email protected]"]
},
"notionApi": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@notionhq/notion-mcp-server"],
"env": {
"OPENAPI_MCP_HEADERS": "{\"Authorization\": \"Bearer ntn_xxx\", \"Notion-Version\":\"2022-06-28\" }"
}
}
}
}
実際の流れ
まずは、NotebookLMのページに正常にアクセスできるか確認しましょう。
Playwright MCPを使ってアクセスするように指示をしてみます。
この場合は正常にページを閲覧できることまで確認できました。
もし、この際ログインが必要でアクセスできなかった場合には、立ち上がったブラウザで手動でログインすることで次回以降ログインされた状態でアクセスをすることができます。
次に、Notion MCPを使って、Notion内のコンテンツをNotebookLMに流し込むように指示をします。
今回は仮の議事録をNotion AIに作成してもらい、これらを流し込むようにします。
こちらも正常にNotion MCPを使ってページ内のコンテンツを読み取り、Playwright MCPを使ってNotebookLMにソースを登録することができています。
NotebookLM側からも正しく登録されていることを確認できました。
まとめ
今回はNotionを例として挙げましたが、他のMCPとPlaywright MCPを組み合わせることで活用の幅は広がるかもしれません。
今後APIが正式提供されるまでの間、この手法を活用してNotebookLMをより効果的に利用したいと思います。
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