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OpenAIが「GPT-4.1」を含む複数の新しいAIモデルのリリースを準備していると、IT系ニュースサイトのThe Vergeが報じています。情報筋がThe Vergeに語ったところによれば、このGPT-4.1はマルチモーダルモデルであるGPT-4oの改良版であるとのことです。

OpenAI gets ready to launch GPT-4.1 | The Verge
https://www.theverge.com/news/646458/openai-gpt-4-1-ai-model


The Vergeは、OpenAIはGPT-4.1、そしてより小型なGPT-4.1 miniとGPT-4.1 nanoを2025年4月中にリリースする予定だと報じています。2025年2月にリリースされたGPT-4.5が文章生成に重点を置いたモデルであるのに対し、GPT-4.1はマルチモーダル推論モデルであるGPT-4oの改良版という位置付けになっているそうです。

2024年5月リリースされたGPT-4oはテキストだけではなく音声や映像も認識可能で、推論を積み重ねて答えを導き出す「Chain of Thought(思考連鎖)」のフレームワークを採用したモデルです。

OpenAIが「GPT-4o」を発表、人間と同等の速さでテキスト・音声・カメラ入力を処理可能で「周囲を見渡して状況判断」「数学の解き方を教える」「AI同士で会話して作曲」など多様な操作を実行可能 – GIGAZINE


情報筋によれば、OpenAIはキャパシティの問題から一部の新モデルの導入を延期しており、GPT-4.1についても2025年4月上旬のリリースが予定されていたものの遅れてしまっているとのこと。The VergeはGPT-4.1についてOpenAIにコメントを求めましたが、記事作成時点では回答が得られなかったそうです。

なお、OpenAIのサム・アルトマンCEOは、推論モデルであるo3のフルバージョンと、次世代の小型モデルとなるo4-miniを2025年5月までに発表することを明らかにしています。

OpenAIが「o3」と「o4-mini」を数週間以内にリリースすることを発表、ただし「GPT-5」のリリースは先送り – GIGAZINE


このアルトマンCEOの発表を裏付けるように、ChatGPTのウェブアプリ版では「o4-mini」「o4-mini-high」「o3」への言及が追加されたことが判明しています。

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