2025年3月26日にOpenAIは、ChatGPTで利用可能な画像生成機能として「4o Image Generation」を実装しました。新たに、OpenAIが4o Image Generationで生成された画像にウォーターマーク(透かし)を入れるテストを行っていることが報じられています。

OpenAI tests watermarking for ChatGPT-4o Image Generation model
https://www.bleepingcomputer.com/news/artificial-intelligence/openai-tests-watermarking-for-chatgpt-4o-image-generation-model/


OpenAI Is Testing Watermarks for Its GPT-4o Image Generation Mode – WinBuzzer
https://winbuzzer.com/2025/04/06/openai-expands-chatgpt-4o-image-generation-tool-with-watermark-experiments-xcxwbn/

2025年3月26日に公開された4o Image GenerationはGPT-4oの知識を活用して高精度な画像を生成できる上に、AIと対話しながら生成される画像のクオリティを向上させることも可能です。

4o Image Generationは公開直後から人気を博し、2025年4月4日には、OpenAIの最高執行責任者であるブラッド・ライトキャップ氏が「先週の火曜日(3月26日)以来、1億3000万人を超えるユーザーが、7億枚以上の画像を生成しました」と報告しています。

ChatGPTの新たな画像生成機能を1週間で1億3000万人が使って7億枚以上を生成 – GIGAZINE


その一方で、4o Image Generationを使ったスタジオジブリ風のミーム画像が大量に生成されており、ghiblifying(ジブリ化)という言葉が使用されるようになったほか、著作権侵害問題や倫理的な問題による議論が巻き起こっています。

ChatGPTにGPT-4oでの画像生成機能が実装されスタジオジブリ風のミーム画像が大量生成されるようになり著作権問題が浮き彫りに – GIGAZINE


こうした状況に対応するためか、OpenAIは生成された画像にウォーターマークを入れるテストを実施しているとのことです。AI研究者のティボール・ブラホ氏は、Android版ChatGPTアプリのバージョン1.2025.091 2509108のベータ版において「image-gen-watermark-for-free」との記載があることを発見しました。


また、「for-free」と記載されていることから、ウォーターマークが入るのはChatGPTの無料プランを利用するユーザーのみになるようです。有料プランに加入しているユーザーは、「Save image without watermark」を選択することでウォーターマークなしで4o Image Generationで生成された画像を保存することが可能だそうです。


なお、今回のテストはあくまでベータ版であるため、実際にOpenAIが4o Image Generationにウォーターマークを導入するかどうかは不明です。

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